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のこふくのきもの72候

第47候 蟄虫戸を坏ざす(すごもりのむしとをとざす)'20.9.28〜

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秋分次候 蟄虫戸を坏ざす(すごもりのむしとをとざす)

虫が隠れて戸を閉ざすころ。日を追うごとに涼しさが増してきます。着物に袖を通しやすくなってきました。着物は少しゴワゴワとした、素朴な感じの単衣の紬です。帯は生紬に蝶や菊、楓などが型染めされています。

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虫たちがおうちの中に入りたそうです。ごめんね、と出て行ってもらいます。虫たちの様子からも、これから寒くなることを知らされます。

そんな、秋始まりのお菓子は、松江の銘菓の呼子鳥。

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秋のお山に鳴く鳥は実は鹿だったという、鹿のうづくまる様子のお菓子です。栗餡に小豆餡がかぶせてあり、素朴な味わいの季節のお菓子です。背中はどちらかしら?と、回してみたりしてしまいます。

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秋空は澄んでいて、星がよく見えます。望遠鏡で土星が見えました。

もうすぐ満月ですね。晴れてお月見ができるとよいなぁ、と思います。

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