第50候 菊花開く(きっかひらく)'20.10.13〜
寒露次候 菊花開く(きっかひらく)
菊の花が咲き始める頃。松江の菊花展は松江城にて10月26日からです。ちょうど、重陽の節句の旧暦の9月9日のあたりです。丹精込めて育てられたみごとな菊が、たくさん並び、見応えのあるイベントです。
菊の模様は、礼装の着物の模様としても、よく使われる、おめでたい模様です。一年を通して使える模様でもあります。
今日の写真の着物は、節のある真綿紬です。横菊の型染めが並び、素朴な印象のお着物です。
タンスの中には菊の模様のお着物がたくさんあり、礼装から、普段着まで、様々な菊が描かれています。菊はとても親しみのある花ですね。
無地の紬の八寸帯を合わせてみました。この季節、栗っぽいお色みがしっくりくるような気がします。我が家では、大学生の長女ちゃんが栗きんとんに挑戦していました。
形がいびつになったと、言っていましたが、味は美味しかったですよ!
豪華な菊も大好きですが、野辺に咲く小菊が、可愛くて、とっても愛おしいと思います。菊の季節、もうしばらく、楽しめそうですね。
※のこふくのきもの72候はランキング参加中です。クリックしていただけますと励みになります。↓↓↓
過去のブログです↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?