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最近の記事

【シュミンケ】粒状の新色で描く

2020/7/14 Evie Hatch シュミンケは15色のスーパーグラニュレーティングカラー(粒状化色)をホラダムシリーズに追加した。それぞれ分離して紙の表面に定着する粒状顔料の組み合わせが含まれている。アーティストのAnna Zadorozhnayaは新たなシリーズについてこのように考えている。 Anna Zadorozhnayaによる新シリーズのレビュードイツの画材を製造しているブランドであるシュミンケはスーパーグラニュレーティングカラー(粒状化色)を限定で新た

    • シュミンケホラダムが20種類の緑を持つ理由 2/2

      メイグリーン (May Green) シュミンケのベストセラーのうちのひとつ。混色にも便利で簡単に混色で作れる色なのに、たくさんの画家が使うということは、商品を買う方が妥当であるという意味だ。 伝統的な明るく黄色味がかった緑で、いくつかの緑を混ぜるのに理想的で風景画に推奨される。同様にパーマネントグリーン(①に記載あり)はレモン色のトーンで、そのままで使うと明るく現代的な作品に適している。 太陽に照らされた淵を造作なく作ることができる。 半透明な緑で、耐光性のあるPY151

      • シュミンケホラダムが20種類の緑を持つ理由 1/2

        2019/5/24 Tegen Hager-Suart シュミンケホラダム透明水彩は全139色のうち、20色は緑である。混色して作るのはとても簡単なのに、なぜ緑色を混色して作らずに買うのか。そしてなぜ、それほどたくさんの異なる色合いの緑色が必要なのか。この記事はシュミンケがなぜこんなにも多くの緑があるのか、そしてそれぞれをどのように使えば良いかを説明する。 緑色が多いことを説明するいくつかの理由がある。緑はとても人気があり、よく使われる色だ。アーティストは暗く青みが

        • ウルトラマリンブルーとフレンチウルトラマリンの物語

          2019/11/5 Evie Hatch 19世紀前、ウルトラマリンブルーの顔料はアフガニスタンで採れた明るい青色の鉱石、ラピスラズリで作られていた。ラテン語のウルトラ(超えた)とマーレ(海)がウルトラマリンの名前の由来だ。 ウルトラマリンの歴史 ヨーロッパのルネッサンス時代、ラピスラズリは希少なもので、塗料に使えるように細かく砕く工程にも時間がかかる、とても高価なものだった。1kgの鉱石からわずか30gの顔料しか生産できない。控えめにしか使われず、通常は聖母マリアの

        【シュミンケ】粒状の新色で描く

        • シュミンケホラダムが20種類の緑を持つ理由 2/2

        • シュミンケホラダムが20種類の緑を持つ理由 1/2

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