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春雷

書きたいことの纏まり加減を整えただけなので、所々脈絡がないが、良ければ読んで欲しい。



「入学おめでとうございます」

何回聞いただろうか。敢えてこの言葉を使うが、入学式から後ろ2日間は、先生や職員の方に【いちいち】言われていた気がする。推薦で入学したから「合格を自分の力でもぎとった」感じがしなくて、言われる度に何となく申し訳ない気持ちになるし、おめでとうと言われたらありがとうと返すのが礼儀なので、止まってしまう会話も仕方がなかった。



春から通う大学の入学式に行ってきた。
入学式はどうだったかと聞かれたら、答えは無である。
やっぱり長い祝辞とか、先輩方からのお祝いの儀とか、お互いに雰囲気を伺っている静けさとか、新しい環境ならではのもの。おめでたい日なのはわかっているし、同じクラスから進学した他学科の子たちと合流したときはほっとして、嬉しくて、思わず手を大きく振った。けれどそれ以外は、自分の式なのになんだか遠いところの出来事みたいで、何も感じなかった。ほんとに入学できているんだろうか。

入学式の次の日からテストがあった。点数が悪くて引っかかると、追加で講義を取らなくてはならないもの。結論から言うと3科目受けてどれも引っかからなかったが、「○日までに通知します」と言われていて、その日までびくびくしながら過ごした。回避。恐らくぎりぎりだろうけど。そして、同じ学科に高校で同じクラスだった子を見つけた。入学式の時は気づかなかったが、この日のオリエンテーションで気づいた。お昼ご飯を一緒に食べて、ただひたすらお互いに「いて良かった」と言い合った。

その次の日のガイダンスは、教室ではなく講堂だった。席が指定されておらず、周りの人もみんなどうしたらいいか分かっていなかった。私も例に漏れずそうだったので、前記の友達を待っていたら、同じ学科の子に話しかけられた。その子たちとインスタを交換して、友達を待つことにした。やがて友達が来て、自己紹介をする流れになって気づいた。
実は、高2の初夏に両親が離婚し、受験を控えた高3の秋から戸籍上の苗字が変わっていた。受験も変わった方の苗字で手続きしていた。ただ、高校では担任に事情を説明し、卒業まで元の苗字のままで生活していた。元々同じ学校に行くと分かっていた他学科の友達には、入学式の時に事情を軽く話したが、同じ学科にいると思っていないので、その事を話すのを忘れていた。
なので、自己紹介をした後に早口で事情を説明するという、なんとも申し訳ない感じになってしまった上に、新しく知り合いになった子に、苗字が変わった事が分かってしまう結果になった。これが入学以降2回目のミス。これ以上やらかさないようにしたいものだ。個人的には4‪‪✕‬で失格。
ちなみに、1回目のミスは、入学式の後のオリエンテーションが終わったあと、自分の学科から逃げて友達のいる他学科の教室へ行ったこと。頑張れコミュ障。

入学式の3日後、富士の方へ学外オリエンテーションへ行った。とにかく霧がすごくて、気圧で頭痛がした。最初に、餅入り鍋うどんと白米と揚げ物という炭水化物だらけの昼食をとり、大学の管轄であるとある屋外施設で自由散策をした。その後体育館へ移動して、付き添いの先輩方が考えて下さったレクをした。
移動のバスで左隣になった席の子が、中学からの相棒的存在の子と名前が一緒だった。この名前に惹かれるのかもしれない。さらに、右隣の子は、高校で部活が一緒だったとある子の名前と一致していたために、その日は知っている名前に囲まれた一日となった。その子たちと頑張って知り合いになって、インスタも交換した。でもその日以来あまり話せていない。頑張れコミュ障(2回目)。

サークル等は、幼い頃からずっと続けているスポーツを、大学の部活で続けるか迷っている。1年近く動いていないし、夜の帰りが遅くなりそうだから、少し迷っている。これからの必要経費に加え、更にお金がかかることも引っかかっていることの1つ。前述の通り母子家庭なので、あまり母親に負担をかけたくないし、大学院に進学したいと考えているから。母親は「やりたいことをやりなさい。お金はどうにかなるよ、両親(=私の祖父母)に頼るとか」と冗談を飛ばすが、そういう問題ではない。

大学に入っていちばん嬉しいことは、アクセサリーをつけて行けるということだ。私はアクセサリーを付けるのが好きで、たまに材料を揃えて自作することもある。特にイヤリングが好きで、その日の気分で選んでいる。自分にとって、イヤリングは武装(?)みたいなもので、外に出かける時は必ずつけている。うっかり付けるのを忘れると、半日引きずるくらいには落ち込む。

ちなみにこれは余談だが、同じクラスから六人同じ大学へ来ている。そろそろ指定校の契約(?)結びませんか。


日付は少し戻るが、三月末に友達の推しのリアイベに付き添いで参戦してきた。(わかる人は分かりそう)
その友達に会うのは久しぶりで、積もる話でイベントが始まるまでの時間はあっという間に過ぎてしまった。本当は私も行くはずだったのだが、予算と日程の都合でパスした、ゲーム仲間との卒業旅行の話や、今回のイベの推しについて教えてくれたりととても楽しかった。彼らの人となりはあまりよく知らなかったけれど、イベントを楽しむことが出来た。誘ってくれてありがとう。
次は推し活をしに、アフターヌーンティーを食べに行こうという話になったから、近いうちにまた会うんだろうな。

今度、会うのが久々な同級生と遊びに行く。場所はまだ決まっていない。メンタルケアしてもらう。いつもありがとう。



自分で自分を大切にできるようになりたい。

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