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3回目の胚盤胞移植で一応妊娠になったらしい

年を越し、新年早々、5日目胚盤胞4BBを胚移植してもらった。移植3回目で妊娠しない人は25%以下だとかいうからマイノリティへの階段に足を踏み入れるかどうかの境に立っていることになる。それに、化学流産の原因は染色体異常というけれど3発3中で染色体異常だったらわたしの正常率低すぎませんかっていうイシューもでてくる。

今回の移植は前2回の移植に比べ条件がもろもろよくなかった。

①エストラーナテープを29日も貼っていた。

ある論文によるとホルモン補充を29日もしてると子宮内膜が劣化して妊娠率がさがるとある。

②子宮内膜が薄かった

いままで11㎜以上を記録していたのだが今回は8-9㎜だった。前2回は「十分に厚い」と言われていたのが「ま、これくらいなら移植中断の要素ではないから」レベルに下がった。

③胚盤胞が4AAから4BBにさがった

前2回で4AAを使い果たしたので残るは4BB。

そして移植後

前2回は着床が終わる2日後あたりから胸が張って大きくなっていたのだが今回は全くなかった。「あ~やっぱりだ。前2回は着床はしたけど今回は着床さえしないんだ!なんて虚無なんだ不妊治療!」1時間ほどベッドに突っ伏し落ち込んだ。

そしてフライング

BT7でうっすら線が出た。着床はしたんだ!3発3中着床できているんだ。自分の体に感謝の気持ちが湧いた。クリニックで妊娠判定をする前日BT10の夕方また検査薬を試してみた。するとBT7と同じくらいの薄さの線がでた。なんなら線の下半分はほぼ見えないくらいの薄さだ。これはまたhcg50くらいで受精卵死んだパターンだ。

BT11クリニック判定当日

昨晩は縁起悪いからビールはがまんしたけど、今日陰性判定もらったらプレミアムモルツ500㎖*6本買って帰るからな!との意気込みで行ったが、なんとhcg371で妊娠継続中といわれた。夫と顔を見合わせてキョトンとした。昨晩のあの薄さで371でるんかいと。

帰りのバスで「BT11/hcg371」の妊娠継続を調べてみたら85%とのことだった。実感わかないけど、これ以降は禁酒をしないといけないというところで少し実感がもてた。

ただ正直、不妊治療が何年間も実らない人を多く見すぎているからか(ネット上で)、自分がこのまま安泰に進む気がしない。3回目で妊娠とか人生そんな甘くないし、そんなトントン拍子な人生は歩んできた覚えがない。これから進捗がでるにつれ流産で高みからドカンと突き落とされる試練が待っているのではないかと疑念がつきない。

「今日はお祝いだ!」とか「このままいったら出産日はいつかな~」とか先のことを夢想する分だけ流産とやらの衝撃が大きくなりそうだから、とりあえず何も考えないでおこう…。


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