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we can do we can go いつもの街角で瞳閉じて

昨晩突然、Ⅴ6の表題の歌が頭をよぎった。

おっ懐かしいなと、youtubeで「we can do we can go」と検索してみたら滝沢秀明くんをセンターに据えたジャニーズJrたちがショッキングピンクやビビッドオレンジの衣装に身を包んでさわやかに歌って踊る動画がでてくるではないか。

わたしが小学生のとき、アイドルといえばジャニーズJrだった。近頃はアイドルといえばK-popなのかもしれないが、わたしが子どものときは、毎週『8時だJ』をブラウン管の前で熱烈鑑賞してはきゃーきゃー目をハートにしていたものだ。そんな時代があった。懐かしい。ここ数年は家にテレビも置いてないので芸能界事情にほとんどついていけていないけれども、誰しもアイドルを崇拝することで日々が輝く人生の一時期を送った経験があるのではないだろうか。それが、おニャン子クラブなのか、光ゲンジなのか、バックストリートボーイズなのか、嵐なのか、東方神起なのか、キスマイなのか、BTSなのか…の差はあれど。

タッキーの周辺には数々の懐かしい面々がいた。若かりし頃の今井翼くん、(今現在からの敬称はくんが正しいかさんが正しいのか)松潤、ニノ、山ピー、風間くん、生田くん、屋良くん、大坂君、秋山くん。ちなみに小学生の頃のわたしは松潤の大ファンだった。嵐としてデビューするあたりにはその好意もフェードアウトしていたけれども、松潤がジャニーズJrにいたときは雑誌の切り抜きを一枚一枚バインダーに綴じては愛おしく見返す熱心なファンだった。

そんな当該youtube動画にて、タッキーの横に目を見張って二度見してしまうほどの超美形な男の子を昨日発見してしまった。

小原裕貴くんだ。

小原裕貴くん…いたいた。当時から誰もが認める超絶美少年だった記憶がある。どうやら雑誌myojoでも5年連続で「美形ジャニーズNo.1」に選ばれていたようだ。その美しさは、若かりし頃のレオナルドディカプリオにも匹敵するレベル。久しぶりに見かけたその顔立ちが、ため息が出るほど美しかったので、昨日の夜から今日の午前までついつい時間を忘れてオタ活をしてしまったではないか。危険だ。美少年は危険だ。人を惑わす。そうして改めて思ったのは「この世界において人類の好みのタイプがなにかしらのアルゴリズムで適度に分散される仕組みになっていて本当によかった!」ということだ。

もし誰かが持つその美貌がゆえに、当世の全人類が特定の人物に(楊貴妃に、あるいは若き日のレオナルドディカプリオに、あるいは小原裕貴くんに)魅了されて止まない摂理で世界が仕組まれてたとしたら、人類は今日に至るまで健全に子孫を残せなかったかもしれないのだから。

この世は幸い、思わず目を離せなくなるくらいの美男子が存在しつつも、一方で誰かはムロツヨシと恋に落ち、誰かは星野源に好意を抱く仕組みになっている。そうやってわたしたち夫婦を含む男女が適度にペアをおりなし子孫を残していく。小原裕貴くんに惑わされ身を亡ぼすことなくてよかった。ありがとう神様のアルゴリズム。


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