見出し画像

大切なものを見つけられるように、身軽でいよう

年末に引っ越しなんてするものじゃないですね、ようやく生活が落ち着いてきました。

数年前からミニマリストに片足突っ込み始め、2回めの引っ越し。
おかげで作業自体はずいぶんと楽でした。

物を持てば持っただけ、それに縛られるような感覚があります。
身軽であることは、人生に自由や柔軟性をもたらしてくれるように思うようになりました。

みたいな話を、新年1回めのお喋りで。

お耳が暇なときにでもお付き合いくださいませ。


配信内でも話しているのですけど、僕は元来、マキシマリストとでも呼べるくらい、物や人に囲まれて生活していました。多趣味でお金も惜しまず、社交の場は苦手ですが交友範囲はそれなりに広く、その中でそれなりに幸せだったように感じています。

そもそも進学校を卒業しながら、3年くらいフリーター生活をしてみたり、手のひらを返したように大学に進学して研究したり、と、振り幅が大きな人生だったこともあって、見てきた世界が少しだけ広く。

多くの物に触れて、様々なコトを経験して、たくさんの人と触れ合って、だからこそ感じ取れる何かが芽生えたような気がします。
そして30代に入ったことーこれは必ずしも年齢という意味ではなく単に積み重ねの顕在化なのだと思いますがーで、少しずつ絞っていくフェーズに突入したのかなぁ、なんて。


なんにせよ、絞ること・手放すことで、 僕の人生は羽が生えたように軽くなったのですよね。

新しいことに挑むにも、大切な何かを掴むためにも、片手くらいは空いていた方がいい。

前に進むためにも、変化に順応するためにも、軽やかに歩める方がいい。


こう表すとなんだかキザったらしいですけど、むしろ、こう、補助輪が取れたとでも言えるような気がしていて。

何かを手放すというのは、支えから手を離すようなものなのかな、とか。


年が明けたとて、何が変わるわけでもなく、あくまでも引き続き。

大切なものを心から大切にするために、新しく大切にできるものに出会えるように、軽やかにーしかし腰を据えてー生きていこうと思うのでした。

改めまして、

本年も、どうぞよしなに。

末尾ハンコ



読んでいただいてありがとうございます。貴重な時間をいただいていることは自覚しつつ、窮屈にならない程度にやっていきます。