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第一八回:なぜ人は坂落ちするのか

こんにちはこんばんは。
夏休みに入っていっぱい暇な時間ができたので出来る限り僕の考えを発表したいな、と思っています。

アイドルって尊い存在ですよね。そのアイドルが大きいグループであれ小さいグループであれ応援したいという気持ちは変わらないなと。

新規古参など色々ヲタクにも称するものがありますが、ぶっちゃけしょうがないんですよね。そりゃ古参の方がたくさん歴史を知ってきたわけなので知識や経験があるのはしょうがないことなのです。

今回はそんなことを前提にお話ししていきたいと思います。

なぜ人は坂落ちするのか。

まずは「坂落ち」とはなんぞや、というところから説明を始めます。

一般的に「坂落ち」とは坂道以外のグループを推すときに使います。今や坂道グループがアイドル業界のトップと言われる中、それより格下のグループに推し変するという意味で坂道を落ちるという意味だそうです。

坂道、坂道以外のグループどちらとも良い気がしない名称ですよね。かなり嫌いな呼び方ではあります。

しかし、なぜ人は「坂落ち」してしまうのか。坂道グループではなく少し人気の落ちるグループを応援してしまうのか。そのパターンを検証してみたいと思います。

1、違和感

坂道グループを推し始めて1、2年が経つと、そのグループが私生活の中で当たり前のような存在となってきます。

しかし、世の中にはたくさんのアイドルがいるということもTwitter、Instagramなどを通じて知ってくる。さらには、坂道の一般的認知度の高さから新規でヲタが参入し始め坂道グループのヲタクという確立したポジションは得られなくなります。昔より坂道自体が自分だけというものでは無くなってくるのです。

そこで人々は、違和感を感じます。

「私はこんなに有名なグループを推していていいのだろうか」

「自分はもっとアイドルの深淵を知っているのでは無いか」

とまあ、後でまだ候補はあるのですが、坂道を推しているということに対する違和感を持つ人が出てきます。違和感を持たなかった人は坂道ヲタを続けるか他界(ヲタクをやめる)というがの通説です。

まず手始めに違和感を感じ始める。ここが「坂落ち」の1番のポイントだと考えます。

この違和感に関しては、けやき坂46(ひらがな)に関しても同様です。
実際私は欅坂(漢字)が好きになった際、こんなに大きなグループ、世間的に認知されたグループを推していて楽しいのかな。となってしまいました。一部アイドルヲタクの悪い部分です。
そこから私はひらがなへの道に彷徨っていったわけですが...

2、Twitterという存在

Twitter
このSNSはもうヲタクであれば全員がやっていると思います。
ここに出てくる情報は千差万別。もちろん坂道を推しているヲタクをフォローしていてもその人が別のアイドルのヲタクになったりすれば、そのグループに関してのツイート、ないしはアイドル本人のツイッターアカウントが出てくるようになるのです。

そう、肝はそこです。坂道グループはSNS(1部メンバーの755を除く)をやっていません。ブログはモバメ、メッセージなど少しの事でしか本人からの情報は得られないのです。

それとは打って変わり他のアイドルはTwitterを始めとして色々なSNSを駆使して情報を発信していきます。それが坂道には無かった分尚更近付きやすいと感じてしまうのです。

最近の傾向かは分かりませんが、青春高校アイドル部であったり、//ネコプラ//であったり、今私の中で最高潮の流行であるナナランド、そういったアイドル達について呟いた際、本人から「いいね」が来たりさらにはリプライが来たり、とかなり距離感を縮めてきます。

坂道では握手会など少数の場所でしか貰えなかった
「認知」が簡単にもらえるのです。より短にアイドルを感じることができる。坂道では簡単に手が届かなかったアイドルというものがSNSを通じてより近しい存在に感じるのです。

AKBも初め「会いに行けるアイドル」として人気を博しましたが、乃木坂はそれに対して中々手の届かないお嬢様的アイドルとして人気を得てきました。まれに会える機会があるというのが新鮮だったのです。

しかし、そんな乃木坂を始めとする坂道のサイクルも一回りし、今度はSNSを使うことによる短にアイドルを感じるというAKB的文化に戻ってきているのです。これも一つの要因でしょう。

3、ライブ

続いてはライブです。
ライブと聞いてわかる人もいるかも知れません。坂道グループでは近年チケットが取りにくくなってきており、さらには会場の拡大化に伴い距離が遠くなってしまっています。
それに対して他のアイドル達はすごい近い距離でアイドルを見ることができます。先ほども言いましたが、距離が近いのです。先ほどが、SNS的距離だとするならば今回は物理的距離ですね。
さらに、ライブの数が圧倒的に多いというのもポイントです。東京を中心にしているアイドルが多いですが、中には東名阪でやってくれるアイドルもいるので比較的行きやすい。そしてチケットも取りやすいとなると行かない手はなくなってくるでしょう。

もう一つライブには大事な点があります。ヲタクの命である「コール」です。坂道にも種々様々なコールがあることはありますが、それ以外のアイドルにはまだまだ意味のわからないコールがたくさん存在しています。
「ワールドカオス」、「パンMIX」など言われても何言ってんだよっていうのがかなり多いです。しかし、それを覚えて現場で言うのが面白い。よりアイドルと一体化し盛り上がることができる。その感覚に気付いて仕舞えば、「もう時すでにお寿司か無い」になってしまいます。ごめん美玖ちゃん。

最後にライブで大事なところがもう一つあります。
ライブ後の握手会、またはチェキ会です。これを考えた人は天才ですよね。ライブの興奮冷めやらぬまま本人に会って感想を伝えることができ、記念に写真を撮ることまでできるんです。夢のような機会ではありませんか、?
ライブ数も多いためその分その後のチェキ会も増えるのでさらに認知がもらいやすくなります。認知廚には持ってこいですよね。

4、曲

これはこの間友達と話したときになるほど、と感銘を受けたことなんですが、坂道グループの曲をもうずっと聞いていると飽きてきますよね。4ヶ月に一回しか新しい曲が発表されずそれも多くても5、6曲。
「俺は飽きないぜ」と言ってもそろそろ別の曲が聴きたくなることもあるはず。アイドル以外の曲を聴く人ももちろんいます。しかし、アイドルも曲が好きだよって言う人も中にはいます。私もそうです。
そこでたまたま別のアイドルの曲を聴いてハマってしまうと言うパターンです。これもあると思います。

先程のライブと少し重なるかもしれませんが、近年ではアイドルフェスというものが数多く存在し、一つのアイドルグループを観にいったのに他のアイドルにハマるなどそういう事は実際に起こっています。
例えばなんですが、
「LAGUNA MUSIC FES.2019」です。
日向坂としての2回目(?)のライブ。もちろんそれがメインのつもりで観にいった人も多かったです。しかし、その前に行われた彼女達を観てそっちにハマってしまった。

そう、「=LOVE」です。

私はその時は日向坂を浮気してはいけないという気持ちが強くあまりハマりませんでしたが、Twitterを見ているとウジャウジャ。イコラブ沼にここは天国だyeah!って言っている人が多くなりました。

とまあこんなこともあるのです。

最後です

色々なことが要因で、坂道外のアイドルにハマることがあると思います。

「Youtubeで坂道を見ていたら他のアイドルが出てきてそれを見たらハマってしまった」

「たまたまポケん家を見ていたら可愛い子が出ていて調べたらアイドルでハマってしまった」

「友達の家に泊まったらライブ映像を見せられてそれでハマった」

等等。この上のやつは全部私です。
しかし、坂道も以前として好きですし、日向坂は一生応援するんだろうなと思っております。どちらとも両立、というのは難しいですが、比重をどちらに置くかというのは大事かも知れません。

「坂落ち」という言葉はあまり好きではありません。しかし、坂道以外のアイドルも知ってほしい、その気持ちには一点の曇りもありません。

皆さん坂落ちではなく、坂道の上で他のアイドルも見てみませんか?

早めに推しておけば皆さんの大好きな古参になれるかもですよ。

今回は以上です。


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