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優しいあの子『来週、またね…』

連日オリンピックが続き、激闘が繰り広げられていますね

昨夜は競泳をTVで観ていました。メドレーリレー男女共に決勝出場(祝)おめでとうございます🎊

無理やり繋げて💧
プール繋がり…ではないですが……

ー今日はそんな私のお話ですー

*少し真面目で重いかもしれません*

🏊小、中学と水泳部の私🏊

・当時、中学生の私の同級生に小柄だけどマッチョな、相撲部と水泳部に所属する男子がいました

・犬のチャウチャウのような、笑うと目がなくなる愛嬌のある笑顔。誰にでも優しい彼

・普段は無口でほとんど話したことがありませんでした

・ある日、マンガの話になり、釣り好きの彼から『釣りキチ三平』を借りるのが水泳部内でブームになりました

・そしてついに私の順番が回ってきたのです!やったー(嬉〜)

・月曜日のマンガを楽しみに土曜日の部活を終え、みんなとサヨナラしました
(当時は学校も土曜日はあったんですよね)

しかし2度と私に漫画の順番は回ってきませんでした

日曜日に塾の友だちと釣りに出掛け、亡くなってしまったのです

私はその塾にも通っていました

塾は同級生の両親が経営しており、和気あいあいと夏休みの宿題をやるような場でした

男女別に、二部屋で分かれているため、男子ともたまに話すぐらい

日曜日に塾の仲間と釣りに出掛けた彼

いつもお父さんといく滝のある川に出掛けました。この上にいいポイントがあると、なんと滝の脇の崖を手の力だけで登って行ったそう

そのまま岩が崩れて落下してしまいます

月曜日の塾で始めて詳細を知った私達

中学の同級生が亡くなる真夏のショッキングな出来事

あれから30年も過ぎてしまいましたが、夏になるとあのときの事を思い出します

天国の雲に座り、
釣り糸を垂らし、
きっと彼は今も笑っているだろうと想像してしまうのです


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