FF8プレイ日記②

前回まではこちら



7日め:収容所~ミサイル基地~バラムガーデン


・ウワーッこのあたりの頻繁なパーティチェンジとジャンクションシステムが驚くほど噛み合ってない! これはもう率直にだるい!
・急に謎の二足歩行小動物っぽいやつがポップした ここそういうのいる世界観なんだ 二匹いたし、ウォードと服のすごい人でも取り憑いてる?
・サイファーがウッキウキでなにより でも急に一人だけはしゃいでる人って憎むとかそういう対象から外れるんだよね…
・そうか…世界中に花を蒔いて戦意を喪失させることがSeeDの策略だったのか!
・スクウェア特有のイベントかと思いきや自操作する必要があってしかもぼんやりしてると普通にゲームオーバーになるやつ! キグナスのあれ許さねえからな
・このあたりからスコール以外の心の声もばんばか漏れはじめ、掘り下げフラグがONになったのを感じる DISC1で疑心暗鬼ぎみになったプレイヤーに「意外とみんな、まあふつうのこと考えてるんだ」ってスコールと同調させるギミック
・こういう変装して基地に潜入するやつ、子供のときは「そういうイベント」としか思ってなかったけど、年を食ってからだと…物理的にIDを取られて侵入とか…どうせルーチンだってダレてる検査とか…面倒だから上司に言わないで済ませようとする現場とか…あるやつですねってなる…
・誤差増大コマンドを通路で直に入力できる端末こわすぎる
・最後の最後の責任者だけかろうじてミスを指摘できるけど時すでに遅しなやつ~そしてワンマン処理しようとしてそのまま倒れて全体が機能停止するやつ~
・一方その頃、バラムガーデンは学園長狩り祭が開催されていた
・シド学園長を殺すなんて! 旅立ちに呪いのランプを渡してくるクソ野郎だけどそこまでするほど悪いやつじゃないよ! 半殺しくらいでいい!
・トップが分裂して無限に揉めるヒラ、自分が何の話をしてるのかわかってない管理職、事情を把握せず尊敬してたリーダー派で押し通すグループ…うーんこの
・ぼちぼちやたらHPが硬い敵が増え、育てていたディアボロスさんが輝いてくる。きみのことを信じてたよ! 学園長サイコー!
・謎の層に行くことが決まったあたりで次回に続く。アレキサンダーにでも変形するの?
・DISC1で「他人が決めたルールに従えばいい」って依存からの自立をまず提起して、DISC2ではそれに加えて「他人に頼られるから応えればいい」って"依存されることへの依存"からの自立をやる気配がする。というか、「ゲームとは本質的に後者の依存を増長する存在ではないのか」って懸念を開発側からかなり感じる。
・ジャンクションの煩わしさとGFを召喚してればいいっていう表層的な単純さも多分それと密接になってるんだろう。「プレイヤーをゲームシステムの奴隷にしてはならない」って意図がかなりある。それにしたってパーティ切り替えが頻繁すぎるのは流石に鬱陶しいけど


8日め:バラムガーデンMD層~マスタールーム~フィッシャーマンズ・ホライズン~スコール提督就任


・油アメフラシ的なボスと戦闘になる。敵の火力が上がってきたなあ
・なんで設立当時の人員がいるのに操作方法がわからないんだよ! 教え(マニュアル)はどうしたんだ教え(マニュアル)は
・流れでマシーナの長老みたいな人のところに連れてかれて流れで戦闘になる。明確にGF召喚連発戦法が通用しないボス うっかりリヴァイアサンを取りそこねるところだった
・この漠然と「大人」って思ってた人たちの細かい事情がわかってびっくりするけどだから何だよ~~~知らね~~~ってなる感じほんとに高校生
・前に会った謎の女性がエルオーネだと判明し、意図的に過去トリップさせてたと言及される。すると当然「いまスコールを操作してること」も未来からの干渉かも知れない、となるわけだけど果たして。そしてよくわからん感じにエルオーネが離脱した
・スコールくんが自立と依存について考察を深めているとバラムガーデンがFHに座礁する。略称にF多いなこのゲーム
・「誰にも頼られず頼らず生きていくとはなにか」を考えるにあたって「操縦できずふらついてどこかにぶつかる船」をさっと置いてくる丁寧なカウンセラーっぷりが光る。船はだいたいのRPGプレイヤーが「新しい自分の身体」だと無意識に認識してるやつなので実にわかりやすい
・バトル専門家に対して「なおすのが大好き」な職人、自分の口癖を返されたら嫌な気分になるスコール、いかにも思春期に見たくなさそうな戦わない大人たちとまさに相対化の都って感じの街。青い部分は全部釣り堀かと思ったら集光パネルっぽいものらしい? ここも電波砲撃つのかしらん
・この報道のあと、ドローンの攻撃で彼女は死んだ(死んでない)
・カウンターを習得したのでかばう・ぼうぎょ・カウンター同時装備でFF7の無限反撃砲台ふたたびや!と思ったらFF8のかばうは常時ホイホイ発動するものではないらしい。ざんねん
・リヴァイアサンのその滑り台を用意するひと手間いる? 急流かと思ったらカルネージアンセムなみにもったりした水だし
・仲間と再会するスコール。じわじわ「思ったことをそのまま言う」選択肢がスコールとプレイヤーに与えられてくる
・またキスティスさんが全然青魔法を使わないままガトリング砲を覚えた
・スコール応援バンド作戦中にアーヴァインでこっそりスコールの寝室に行くと、不貞寝してるスコールを見られてかわいい
・「いい雰囲気のイベントとわるい雰囲気のイベントどっちがいい」と舌切り雀みたいなことを案内役に言われたので素直にいい雰囲気のイベントを選択する。わるい雰囲気の方はなんかギスるらしい
・いまだガーデンに対して100%部外者なうえに「家出した軍人の娘でパッとしないレジスタンスのリーダー」という負い目しかない自認のリノアが、とにかく取引相手であるスコールに「なんかいい感じのリーダー」になってもらおうとして接するこの一連のシーンは、まあ確かにこのタイミングのプレイヤーをちょうど逆撫でするやつ
・そんなわけでまだ何も知らない世界へ、辿り着いた先で拒絶や戦いがあることを覚悟(?)して船のキャプテンを任されることになったスコール。字面にしたらいかにも王道なRPG風の展開をいやーな感じに味変してくる


9日め:(自由行動)シュミ族の村~ウィンヒル~デリング・シティ~バラム


・とりあえずワールドマップを見て名前が乗ってたシュミ族の村に行く。5000Gでアルテマ13個は破格だった
・謎の二足歩行小動物、もといムンバの種明かしをされるが…なんか…趣旨がわからない! 「我々は変身体質です! 変身先は長老かムンバの二択です(見える範囲では)」って言われても…素朴にかわいいとも不思議とも言えないすごい微妙な存在にこの瞬間なっちゃったよ! ただでさえモンスターのいる世界なのにその上シュミ族の価値観で「獣なのに二足歩行なのがいい」と語られてもなにもわからん
・まあただノーグさんについては「変身体質に金欲が作用して変質した」みたいな解釈が生え…たのか? どうなんだ? 変身体質種族にさらに激太りしただけかも? くらいのあやふやなバリエーションがあるの困るな
・そういえばチョコボレーシングにいたなんとも言えない地味さの隠しキャラはこいつだったらしい。そう…
・けだるいお使いをしてフェニックスの羽をもらう。使ってフラグを立てておくといいらしいので一回召喚しておく。ところでメガフェニックスって結局フェニックスのどこの部位なの?
・ウィンヒルでチョコボを追っかける。とりあえずここは平和なようで何より。レインさんはなんかあって亡くなったらしい
・どうでもいいけど、武器改造でさも鉄パイプが改造システムのチュートリアル素材ですよみたいな顔してるけど未だに見たことないな…スコールの武器がそこすっ飛ばして次のランクの武器になっちゃった
・ワールドマップの下部、なんかいかにも何かが爆発しましたみたいなあたりに向かう。セントラらしい。チョコボの森とえらく構ってもらいたがってそうなオーディンの根城?があった。トンベリがいて怖かったので帰る
・デリングシティでカーフェイ大佐に顔を出したらものすごく気持ち悪いことを言われる。全体的に嫌だが「娘のカード」と「イフリートのカード」が天秤に載ってる状態だと言及されたのが最悪すぎる。こっちは今後もイフリートとリノアの力を借りて戦うのに、今後イフリート召喚するたび思い出して顔をまじまじ見ながら「これとリノアがあの父親の中では同じ土俵なのか…」って考えてしまうのが確定してしまった
・ミサイル基地爆発跡を調べたらコンフュをドローできた。混乱しながら爆発に呑み込まれた兵士の怨念かな?
・色々あってバラムに戻るとなんか占領されていた。再びめんどいお使いをして風神雷神と戦闘になる。今更だけど、戦闘に備えてGFジャンクションしてたらスコールたちにあっさりそいつをドローされちゃうのって敵から見たらかなり理不尽だな…GFたちも自我があるっぽいし、単にスコールが好かれてるのかも知れないけど
・引き抜きで要職についた人間の末路をすでに把握してるできた部下だ…
・次はトラビアガーデンに向かうらしい。アンデッドの村とかになってないといいけど


10日め:セントラ遺跡~トラビアガーデン~孤児院跡~衝突~ガルバディアガーデン


・寝てる間に妖精がデータを使ってカードゲームに興じてたらしく、大量のカードが増えていたのでそれを元手にいろいろ増やしまくる
・さらに妖精がトンベリを12体ほど狩っていたらしいので、再びセントラ遺跡に入りトンベリキングと戦って仲間にする。同胞を殺されて前線に出た王を自陣に加えるのって仲間じゃなくて虜囚って言うのでは?
・原作当時はこのセントラ遺跡のリトライまわりで致命的な遅効性バグがあって大変だったらしい
・トラビアガーデンに向かう。オッ死霊の街か?と思ったけど普通に生きてるらしい。でも墓場ではゾンビーが手に入った
・急にみんな同じ孤児院出身でママがいたとかいうエヴァみたいなことを言いはじめる。FF7のこともあって全体的にうさんくさーい。カウンセラーが過誤記憶を植え付けた裁判が話題になったのも90年代ごろだっけ?
・アーヴァインくんが狙撃直前に震えてた理由が判明して間接的にまたキスティスさんの株が下がった
・いざ思い出の場所に…と思いきや入れず、後ろのほうにガルバディアガーデンがいる演出はちょっとおもしろい。でも冷静に考えたら来るときに絶対見えてるだろアレ
・ネットで「特に対案を出さずに戦うのはよくないって言うだけのヒロイン」って実在性の怪しいミームが定着したの、このリノアの言動が由来の何割かなんだろうなあ
・じわじわとスコールの中で「依存」に対する解釈が進む回。「頼る」には「その場しのぎで判断を放棄したい」ではなく「もっといい結果を模索したい」も含まれてるというのがじんわりとわかり始める。はっきり目覚めるんじゃなく、スコールの心の声でちょっとその方向に傾いたな、とわかる塩梅なのが相変わらずFF8の独特さ
・ウ…ウワーッ!
・どこからミニゲームの開始地点なのかはっきり言わないせいで移動するのか?と思ってスティック入れたら余計にダメージを食らうウェルカム理不尽!
・ミニゲームの終着点がわからないのにAボタンを押したら唐突に出てくるADV風選択肢!
・激しく動くムービーの中で主人公が能動的にアクションする映像体験をともに繰り出される、あまりにもしょぼいミニゲームの本体!
・リトライによって価値が逓減していく映像体験!
・すでにジャンクションで複雑なシステムに慣れてきたところに襲いかかってくる乏しいゲーム性!
・敵を蹴落としてもずっと表示されるコマンド表と動かせないスコール、当
惑するプレイヤー!
・最後のほうでやっとリノアを助けて「それが趣旨だったんなら言わんかい!」となる理不尽チェックアウト!
・「FFは映画を超えるなにかでなくてはならない」という自負とコンプレックスから生まれた悲しき獣がここにも…
・最近のカービィとかで、ラスボス戦を連打かレバガチャで〆るのどうなんだとちょっと思ってたけど今ならよくわかる。「なんかわからんががむしゃらに動く」という意思を同期させたいならそれでじゅうぶん
・それはさておきガルバディアガーデンに入る。この太った鎌鼬みたいなのここのペットなの? あとホッケー部員がナチュラルに作られたデミヒューマンとか言ってるけどいるんだそういうの
・風神の「…疲労」に聞く耳持たなかったサイファーの姿がありありと滲み出ていていい
・適当に彷徨ってるとケルベロスが喧嘩を売ってきたので仲間にする。「力ヲ見セテミロ…」と言った瞬間にゼルがボコボコにして倒してしまったので3つの首を活かしたトリプルマジックアタックは見れなかった
・ところでようやくキスティスさんの青魔法をいくつか見たけど、なんでこの人銃弾も口から吐き出してるんだ

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