FF8プレイ日記①


1日め:OP~炎の洞窟~ドール到着


・開幕から筋肉と服のなびきやシワのアピールがすごい 前作で「ここらへんはまあ無理だよね」ってなってたとこをまず「できたが?」って見せてく姿勢
・ガンブレードのこの持ち方、改めて見たらすっげえ手首壊れそう
・皇都アカモート!!!???
・ウワーッ「学校内での魔法、抜刀は禁止」とか、FF7をやった子供がマイノートに書いてそうなことをピンポイントに狙い撃ちしてくる!!
・ウワーッ解禁された途端ジャンクション関連の言葉の洪水が! まってくれたまえ「ジャンクションをGFにジャンクションしたら魔法がドローしてアビリティ」みたいな話をワッと いっきに あびせかけるのは!
・こ、この「魔法もステータスも装備も全てがリソース管理ゲーとしてプレイヤーが干渉できたらいいよね」って熱情、サガフロ2~アンサガの流れでめっちゃ見たことあるやつ! スクウェアのどちらかといえば良くないほうの癖!!
・Rボタンどのタイミングで押したら成功なんだこれ…
・ライブラが便利過ぎる!! MISSしないし相手の吸収属性もわかるし解説まである!!!
・この先生もたいがい鬱陶しい絡みをする人だな…
・開始1時間の時点で登場キャラがどいつもこいつも「変なキャラ付けで虚勢張ってる高校生」なの生々しすぎる 高校生のときにこんなの見せられたら普通にムカつきそう
・イフリートが猫っぽい顔でちょっとかわいい
・システムとしては「階層構造が増えたマテリアシステム」なんだけど、前置きとか直感的な形の想像がなさすぎて流石にえーっとってなる いきなり尖ったなあ
・ていうかこれに似た感じ(召喚獣をセットしたらそれに合わせて能力傾向全体が変化するやつ)のツクールゲーも結構見た覚えあるな…こっちもこっちでいろんな人の脳を焼いたんだなあ
・それにしてもグラフィックの進歩が目覚ましい 頭身すごい伸びてるし
・ただやっぱFF7に比べて「見た目で驚かせよう」ってモチベはそんなにないように感じる まだどういう趣旨で転んでくのか掴みきれないゲームだ

2日め:ドール市街~電波塔~訓練施設


・犬にじゃれつかれても割とがまんするサイファーかわいい
・おっムービーつきの新登場女性…悪女か!?と思ったら違いそう 口は悪い
・ムービーは派手になってるが、電波塔の足元と屋上しかほぼ見えないままでイベントが終わったりしてアングルは控えめ。意図的にFF7っぽい演出を避けてる感じがする
・ガリアンビーストとカオスを足して割ったみたいなボスと戦闘になる。ここらへんから強力な全体攻撃を見せて「召喚獣詠唱は防御を兼ねてる」ということを教えてくる。それプラスあまり肉壁にしまくると召喚獣が倒れて総合戦力がダウンする駆け引きがあるよ、というチュートリアル
・しかし召喚獣がここまで駆け引きに組み込まれると、FF8にこそ9みたいなショートver.のムービーが欲しいな…
・バテンの鉄甲虫みたいなやつが追いかけてくる。影響受けてんだなあ…
・ガンブレードの追加入力はまあまあうまくいくようになってきた。風切り音が聞こえてから押すくらいでちょうどいいらしい
・学園ものっぽい雰囲気と並行して「お前らは兵士として売り出す商品なんだからな」って言ってくるの露骨にきな臭い
・あっよくDQの暗黒盆踊りと比較されるダンスシーンだ!
・あっ悪女! 悪女だ!
・あっスコールさんの生壁に話してろよだ!
・まあキスティスさん、学生を煽るだけ煽って指導してなかったからね…
・なんで学校の訓練施設に失われた古代生物とか恐竜がいるんだよ 管理はどうなってんだ管理は
・向こうは知ってるっぽいけどキスティスさんは身に覚えないんだ
・傭兵なのに心力とかいう謎の基準で評価された…こっちはガンブレードの正統後継者なんだが?
・ゼルくん、基準位置がわかんないのにちょうど反対側って言われてもわかんないよ
・あとSeeDに合格した残り一人だれだよ 名乗れ
・しっかし高校生的な心理描写がほんとに生々しい…この軽口叩きあったあとに「あっやべ…マジで傷ついたかな…」って沈黙流れる感じとか、「進路は自分で選ぶもの」って急に言われて慌てて「人間は所詮一人で生きる」みたいな規範をインストールしようとしてギクシャクしてる感じとか、そこにちょうど全く響かない「人間は一人で生きられない」って説教が投げかけられるのとか…学校内での地位やイベントに固執しようとしてるのが妙にかっこ悪く見えるアレとか…
・ジャンクションも「作中人物がどう思ってるのか」が前作のマテリアに比べて描写がなさすぎるのが今んとこモヤるけど、そこも織り込んでる感じがするな~ ある程度難しい操作とかうまくやるためのコツはわかるけど、それそのものが何なのかはまだわかんないっていう高校生が勉強してるときの気分に照準合わせてる

3日め:バラムガーデン~夢?~ティンバー


・初仕事の門出に呪いのランプを渡してくる学園長なに? バラム流いけず?
・丁寧にグラビデばっかりかけてくる道場でリミット技的なもののチュートリアルをする。ティファに比べたら格闘技の便がずいぶん良くなった
・ディアボロスさんさあ…2ターンぶんくらい時間かけて敵のHP数%削るだけとかやめたら? この仕事
・急に謎の三人衆の道程を追体験させられる。敵兵(ガルバディア?)っぽいがどのタイミングの話なのかも謎
・そういやGF使ってると記憶が曖昧になる的な話あったっけ オープンソース的なもので記憶を共有してる?
・用語集を改めて読むと月になんかめっちゃ色々含みがあるっぽい
・あっ真の悪女だ!(識者によるといわゆる『スクウェア三大悪女』のうち真の悪女は一人だけで、リノアさん含む他はおまけらしい)
・この犬もペルソナ…じゃなかった、GF使うの?
・作戦の説明を超矢継ぎ早にされる。大統領専用車両の運行中に知らん列車とダイヤがかぶってるの、普通に警戒されそうだけどそこはいいんだろうか
・場面転換といい、マップの見せ方といい、会話の内容(ダンスも仕事の一部だ的なやつとか)といい、ここらへんになってくると「断片的」が趣旨の一つであることを露骨にアピールしてくる
・どうでもいいけど、食堂のおばちゃんに話した途端初給与が振り込まれたからこのおばちゃんが給金係なのかと最初思った

4日め:列車強襲作戦~記者会見~夢?(セントラ)~ガルバディアガーデン


・ガバガバ計画だと思ったらやっぱり筒抜けだった! そりゃそうだよ!
・あっFF恒例回復魔法で倒せアンデッドボスだ
・ゾンビパウダー…敵をゾンビ状態にする…あっ(察し)
・ここらへんの列車ムービー中に動けるやつ、「映画とゲームのいいとこ取り」っぽさを目指したのはいいけど迷いが見えるって感じの映像してる 動けるったって結局もたもた右往左往するだけだし それを踏まえて迷いのある高校生を主人公に据えたのかも知れない
・やっぱり呪いのランプを渡してくるような学園長はだめだな…
・あーなるほど、この面子だとリノアが一番主人公を虚仮にしてるように見える。リノアに指摘できる行動があやふや、他人の意見ですぐ作戦を変える、内心と行動にズレがある…というのはRPG主人公の特徴そのもので、実のところスコールもそうなんだけど、その「主人公特性で許されてる」って部分に踏み込んできてるんだ
・編集長の話のつまらなさが生々しい!
・パブのディスプレイに延々映ってる、いかにも昔の合成技術な変身シーケンス映像みたいなやつなんなんだろう
・電波の話の掘り下げで急にDr.STONEみたいなこと言ってくる
・放送局に入る瞬間のあからさまな謎ノイズなんだ 妙に部分的なマップの視点といい、カメラ映像かなにかを月で見てるみたいな感じなのか?
・ガーデンの名前出さなかったら…みたいな空気になってるけど、ガルバディアガーデンに顔が利くキスティスさんが画面に向かって「ティンダー班!」って呼びかけてる時点で…その…
・ワイズマン(バテン2)!!!???
・ワイズマン…もとい魔女が学校カウンセラーみたいなことを言ってる。このゲームに一番必要な人材!!!
・そしていつもの夢パートに入る。ていうかこの飛び飛びで全く別パーティの行程を追体験するの自体がかなりバテン2だそういえば!!
・モンスターのカードが取引の材料だったり、カードからアイテム錬成ができたり結構露骨な影響元ですねこれ…
・敵兵の持ってるショットガン撃てる刀?がガンブレードより賢い
・アイテムでキスティスさんが青魔法を覚えることを知らされ、そのあとにステータス画面を見てみたら他キャラの必殺技のところに技が増えて…まさかキスティスさんもキマリ…?
・敵の行動がGF詠唱時間前提になってるところがあり、召喚したら長ムービー、召喚しなかったら行動しない敵を通常攻撃でサクサク殴るだけの絵面が続くのは…正直バランスよくないな…
・ワールドマップでたまにカメラ位置がほぼ真上近くになって見通しゼロになるの困る
・そしてガルバディアガーデンに到着。こっちはわりと鉄巨神みがある
・なんか全体的に、「映像の世界にゲームとして介入してしまったら、その映像は不安で不確かなものにならざるを得ない」ってことに気づいちゃった迷いのようなものをゲームから感じる。記者会見といい不穏な電波といい、送信技術の不信感のほうに焦点当ててるし

5日め:デリングシティ~名もなき王の墓~カーウェイ邸


・あっスコールさんの生過去形にされるのはごめんだからなだ! ていうかほんとに心の声多いな
・狙撃手が仲間になる。このひとは名前入力できないんだ
・例の夢で歩いたところに割と早く着く バスが多い
・そのままダンジョン探索の流れになる。入口の剣を調べればOKらしいが、スコールたちで普通のダンジョン探索する機会はまだ全然なかったのでまあだいたいの人は探索しそう。牛ブラザーズと戦って仲間にする。爆裂兄弟弾の火力にけっこう焦ったがアーヴァインさんの必殺技でなんとかなる
・急に半透明のマネキンみたいな人が出てきて墓の是非についてなんか言われる。そう言われましても
・そろそろ魔法の大量生成&ジャンクションでステータスを強引に上げたりすることを学びはじめる
・しかしこのゲーム、メニューで仲間を回復させるときの画面がなんとも気持ち悪いな…一覧が見えるところで最大値からどれだけ減ってるのかわからないし、今戦闘に参加してる面子が上から並んでるとかでもないし、加入順ですらなくて男女別だし…
・あとワールドマップのカメラが悪すぎてワールドマップを歩くのが全然楽しくない まあ昔の3Dゲームだししかたないんだけど…
・プレイヤー目線だとほんとにテレポートとかしてるっぽいので、「魔女の狙撃」という絶対成功しなさそうなミッションに不信を伴いながら参加する流れになっている。心の声の多さといい、全体的に不信感を通してスコールたちの気持ちを体感させる仕組み
・この「断絶してる国々に対して別の理を持ってる魔女が暗躍してる」もなんか…すごくバテン…

6日め:魔女狙撃作戦開始~パレードの戦闘~夢?(ウィンヒル)


・またキスティスさんの相手の痛いところを突けるときだけ口数が増える癖が出てる…
・リノアに言い過ぎたかも←うん
・まだ時間あるし謝りに行ってくる←うん?
・作戦中に全員待機場所から離れる←???
・カーフェイと一緒に家に戻る←?????
・施錠まで異様に時間がかかり謎の音が鳴る遠隔ロック←???????
・ほとんど同じタイミングで出入りして何故か気づかない4人←??????????????
・それはさておきリノアと魔女の邂逅&魔女の演説パート。今回はもう7の次なのもあってめっちゃ幻想って単語出してくる。当て擦りまくる
・そしてスコールパート。同じ道行くからSeeDの面子はリノアがえっちらおっちら登ったとこをシュバッとかっこよく行くんやろなあと思ったらモーション同じなんかい
・リマスター版にはジャンクション総入れ替え機能あるからいいけど、これ無いバージョンだったらこのあたりのPT切り替えクッソだるいだろうな…
・魔女の実体化させたリザードマンティコア的なやつと戦闘になる。カーバンクルを持ってた。GFってそういう急に生えたボスが何故か持ってることもあるんだ
・アーヴァインくんさあ…このタイミングでそれ言い出すのはちょっと…でも正確に狙撃しただけキスティスさんの億万倍マシだからいいや…
・魔女の騎士とかいう夢のファンタジー職についてウッキウキのサイファー
・サイファー…お前は強かったよ。お前に敗因があったとしたらGFを持ってなかったこととドローでケアルラを取り放題だったことだ…
・続いて魔女と連戦になる。カーバンクルで全員リフレクにしたら何もしてこなくなった。ヘイヘーイ魔女さんたたかうセットし忘れたー?
・って煽ってたら戦闘後のムービーでなんか投げてきてビビった
・どうでもいいけどブラザーズ召喚時の兄って常に後出ししてない?
・ここでDISC1終了。徹底してキャラの好感度を掘り下げたりなんかいい雰囲気になるドラマが排除されたまま終わった
・ラグナパートがスコールパートの過去であること、地続きの世界であることが明言され…うわあエンカウントあんのかよこの村! しかもクソデカ芋虫! 嫌すぎる!
・お前らファンタジーに浸りたいんだろ(藁)とかいう魔女の煽りのあとにいかにもファンタジーな村で魔物退治パートをさせてくる二段仕込み煽り
・さらにティンバーマニアックスの編集長を話題に出して嫌な気分にさせてくる三段仕込み煽り 日本酒か?
・ウッキウキのサイファーはもとより、限界までキャラづくりしてごまかしてたアーヴァイン、「何かしなくちゃ」だけで行動するリノア、「相手の痛いところを突く」以外できないのに先生っぽいポジションにいようとするキスティスなど、キャラクター一人一人がそれぞれの幻想に浸りたがってる存在であることをだんだん示してくる。前作では主にクラウドだけだったからやっぱり今作ではボリューム増やさないとな! そんな増やし方があるか!
・作戦やガーデンの育成のグダグダっぷりも「全ていい感じにしてくれる上司とか組織とか社会システム自体が幻想だよね」という意図があるのだろう。ちょうど中高生が「あれ、学校とか親って全てをうまく取り計らってくれるやつじゃないんだ?」って思いはじめるやつ
・そんな中でスコールの心の声(とラグナたちにとっての妖精の声)がうるさいくらいアピールされてるのは、「少なくとも、主体であるならば幻/現実の区別をつけようとすることはできる」という改めての主人公の定義づけっぽい。「プレイヤー(主人公)とは行動を選択する存在である」というのをクラウド個人の意識ではなくキャラ全体を説明できるように定理を拡大した感じ
・7で「ゲームの世界を提供することの責任」を描いて、9で「わかりやすいファンタジー」に回帰したのを見るに、この頃は多分開発側に「俺達はいずれ、現実と同じ情報量の、入ったら帰ってこれない世界を作れてしまうぞ」って危惧があったんじゃないかなあって気がする デリングシティとパレードとかは特に、お祭りのときのあの薄ぼんやりした、人が吸い寄せられる灯りが永遠に灯ってるみたいな感じの見映えをしてるし だから魔女がしつこいくらいにここで「幻想って作れるもんなんだよ! 提供するために用意してんだよ! わかってんのか!?」って演説した(悪徳大統領が死んだとは言っても、あの話の流れで観衆が大喝采!ってなるのはなんかズレてるし)


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