情報で、夢を買え！【2023.11.25】

ごさい

2023年11月27日 23:24

・5年ぶりにユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行った。Nちゃん(日記頻出友人)と。

・今回の最大の目的は、
私→スーパーニンテンドーワールドに入りたい
Nちゃん→スパイダーマンに乗りたい(1月でクローズのため)
である。これを果たせないのなら行く意味がないとすら思っていた。

・今のUSJは情報戦がすごいことになっている。

・まず、オープン時間から情報弱者は振り落とされるハメになる。私たちが行った日の公式オープン時間は8:30だ。しかし……

実際は7:30にオープンする。

オープン時間までに着いていればいいや、という甘い考えはこの戦場において許されない。私とNちゃん(日記頻出友人)も目をバキバキにしながら7:05頃にユニバーサルシティ駅に着いたが、既にものすごい人で「負けたかもしれない」と弱気になってしまっていた。

・更に、一番人気のスーパーニンテンドーワールドで遊ぶにも情報が無くては話にならない。入場する方法は4択ある。

①エクスプレス・パスに課金し入場確約権を手に入れる
②オープンから約15分までの間に即入場する(フリー入場)
③アプリまたは発券機で入場整理券を手に入れる
④整理券終了後は抽選券に移行する。お祈り

①が一番安心できるし、私もそのつもりだったのだが土日のエクスプレスパスは1ヶ月前でも完売で買うことができなかった。(ちなみにここで舐め切っていたことを悟り、情報ガチ勢になった) ②も上の写真のような混雑で7時に着いていては絶対無理だ(実際ゲートを潜れたのが7:45頃だった)。となると③なのだが……なんと、ホテルで貰った1デイパスがアプリに紐付けられないというトラブル(紐付けられないと整理券は取れない)に見舞われた。だがここで諦める私ではない！

・入場後即発券機へと早歩きし、無事物理で手に入れた。あぶねーーーッ！！！この時点で7:52、全てが早すぎる。おじいちゃんの1日？

・もともとフリー入場を狙った計画だったが、さっそく崩れたのでとりあえず急いでスパイダーマンに向かった。クローズ告知が出てからというもの、待ち時間がめちゃくちゃ長いからだ。ヤバい時は180分待ちとかになる。これも情報をちゃんと入れてなければ危なかった。

・もう既に70分待ちくらいの表示だった。それでもかなりスムーズに進むことができ(スパイダーマンは待ち時間も楽しいよね)朝からスパイダーマンに「そのサングラス、似合ってるね」と言ってもらうことに成功した。嬉しい。スパイダーマン、本当にクローズしちまうのか……？スリルもちょうどいいし、結構長いし、何より降りる前のBGMの終わり方がめちゃくちゃ好きだ。伝わる？

・ニンテンドーワールドに入れる時間までまだかなり余裕があったのでジョーズに並ぶ。だが、50分くらい経った頃、メンテナンスで一時休止になってしまった！再開の目処が立つまでその場で待つ。だが、入り口がもう並べないよう締め切られていることに気付いた。これはダメなやつかも。

・どんどん脱落者が列から抜けていく。確かに再開を待つより他のアトラクションに行った方が良い気もした……が！ここでも情報が功を奏した。私はツイッター廃人なので、「ジョーズ　休止」とかで検索をかけてシュポシュポ更新しまくっていた。そこに、「これはエクスプレスパス配布では？」というツイートが現れたのだ。

・そこで私は思い出した。長いこと並んでいるのにアトラクションが完全に停止した場合、振替用のエクスプレス・パスが貰えることを……！それをNちゃんに伝え、ちょっと粘ってみる。

・シャーーーーーッ！シャッ！シャッ！！！私たちはかなり元気で常識がないので、列を出る時に「(ツイート主)さんありがとう！」とそこそこの声量で後ろに向かって言った。

・そのあと軽食をつまみ、いざスーパーニンテンドーワールドへ。

・キャーッ！！！！天気良くて最高！

・引くほど混雑しており、とてもではないがパワーアップバンドで遊べる感じではなかった。事前に買わなくて良かった……。マリオカートとヨッシーに乗って楽しんだ。特にヨッシーはNちゃんがガチのカメラを持ってきてくれていたので、たくさん素敵な写真を撮って楽しかった。キノピオのモノマネにも精が出たが、Nちゃんはマリオに触れてこない人生を歩んできたので全て無視された。マリオカートは……カオスすぎて記憶がない。

・SNSで定期的に小バズりしているクッパの部屋。好きな人の写真を飾りまくっているところは私と同じなので、同情して辛くなった。怪物に生まれちゃったからね、私たち……。

・そのあと歩き疲れたので先ほどのエクスプレスパスを切ってジョーズに乗り(所要時間が長い上ずっと座れるので休憩にもってこいだ)、おやつを食べた。この時点で16時とか。思ったより早く全ての目的を果たせてしまった……。この時間はどのアトラクションも激混みで、あまり長く並びたくもない。そこで私たちは初めて、情報に負けた。

・比較的待ち時間が短いからと、貞子の呪い～ダーク・ホラー・ライド～に乗ってしまったのだ。

・私は通常のスペースファンタジーと、エヴァのXRライドにしか乗ったことがなかった。なので、この貞子コラボもゴーグルをつけてVR映像の貞子が襲ってくる……と完全に勘違いしていた。

・実際は、照明ほぼなしの真っ暗闇をただただ振り回されるという内容だった。貞子要素は3mmくらいしかなかった。貞子が怖い！のではなく、暗闇を、どの方向に向かっているか分からない中ぶんぶん回転しながら進んでいくことに対する、生き物としての本能的な怖さだった。マジで怖かった！！でも私もNちゃんもそれを笑うことができ、友情にヒビが入らずに済んだ。本当に危なかった……。

・情報に負けたので、勝ち直すためにシングルライダーを乱用してスパイダーマンとジョーズにもう一回ずつ乗った。スパイダーマンはもう一生乗れないし、ジョーズは昼と夜でほぼ別物なのでかなりアドであった。ジョーズに至ってはシングルライダーだけど縦並びで同じ船乗れたし。こんなに上手く行っていいのか？