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好きな展開発表オタク【2024.6.14】

・推しくん……勇翔さんの俳優としての初舞台「第0章 雷鼓〜戦国の約束〜」観劇二日目。そして私にとっては夜公演が千秋楽だった。(昨日と合わせて4回観ました)

ネタバレありの感想をやる!!頭の良いことは書かない!!

・ストーリーに関して……あらすじの説明が難しいよ!!!豊臣秀吉と明智光秀が同じ剣術道場出身の幼馴染という独自設定で「なぜ光秀は信長を裏切るに至ったのか?」という謎に迫っていく。そこには光秀から秀吉へのただならぬ感情、そして果たすべき「約束」があり、一方秀吉も光秀を友として信頼しながらも嫉妬と羨望がないまぜになった、絶妙な想いを抱いていた……という感じ。

・ここの心情描写がめっっっちゃ分かりやすくて良かった。志は同じ幼馴染なのに、互いに尊敬し信頼するあまり、自分にないものばかりが目について嫉妬に変わっていく……という心の動きが痛いほどに伝わってきた。主演お二人の熱演はもちろん、福島正則が語り部となって状況/心情のサポートをしてくれたのがありがたかった!「二人で一つだったのにどこから間違えたのだろう」という関係性が好きなオタク全員ぶっ倒れたと思う。無論私もぶっ倒れた。脚本の言葉選びもずるかった(毛利亘宏さん、長谷川太郎さん、ありがとうございます……)。斬り合いながら互いに「お前が羨ましかった」って叫ぶやつもオタク全員好きだろ。

・また殺陣が得意なキャストさんが多く、とにかく見応えがあった。花道でも思いっきりアクションしてくれて嬉しい。ここも秀吉と光秀のね、最後のやつがね……ホホホ……!!

・ステージの真ん中に和太鼓があるってどういうこと!?と思ってたけど、マジでこれが必要不可欠で……本能寺の変のシーン、二人を追い立てるような、燃えるような音が本当にカッコよかった。カテコの曲のソロもめっちゃよかった。円盤買います。

・私は本筋シリアスなのにコメディシーンが長すぎると萎えるオタクなので、その塩梅も良かったなー。メタネタありの日替わりコーナー挟んでも瞬時に空気を変えられるの凄い。あと、推しくんに日替わり作ってくださってほんとありがとうございます。

・推しくんの話をしていいですか?

・推しくんは今回二役で、役名も「右京/左京」と史実にない謎の名前で何?双子?という感じだった。蓋を開けてみると秀吉たちの剣術道場の先生・左京と、秀吉たちが大人になってから出会う先生の息子・右京……という役柄だった。ここの振り幅も良くて、左京からは父性を・右京からは父の遺志を受け継ぎ、秀吉たちに従う後輩みを感じられた。演じ分けに際して気をつけたこととかまた本人に聞きたい。機会ありますかね?

・殺陣も最高だった。状況が「作戦がばれて囮役になり、敵に囲まれる」という常に劣勢なのも今までに無いやつで嬉しい。大きな体をしっかり使った勢いと重みのある刀捌きだった。そして最後は背中・腹を斬られ満身創痍になりながらも、残った力を振り絞り片手で敵の首を絞め、片手でもう一人の首に刃を立て、しかしそれも虚しくガラ空きになった首元を斬られて死んでしまう……という流れ。これがめっちゃ良くて……………戦って死ぬ役ってフィクションでしか見れないから本当に嬉しい。褒め言葉になってないけど、感情移入して泣くのではなく一連の全てが美しくて泣いてしまった。死に顔がこんなに美しくていいのか。

・推しくんは動き回ったあと息切れがわかりやすいタイプなのだけど、死んでしまったあとは胸の微かな上下すらも無くて本当に時が止まっているかのようだった。素晴らしかったです。

・本当に推しくんの初舞台がこの演目でよかったなーと思えた二日間でした。もっといろんな役が見たいよー!!頑張っていこうねー!!

ランブロ。お知り合いの協力でコンプできた!
5列目くらいから撮ってるので画質はお察し

・今日からアフタートークが撮影okになってたまげた。この、ありがとうございました!とお辞儀をする前の瞬間の目が、アイドル時代からずっと大好きだ。私の好きな推しくんが変わってなくてよかった。これからもそうでいてください。

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