6月の映画まとめ(2020)
6月は韓国ドラマにどっぷりとハマり、映画は2本のみ。しかも韓国ドラマ(トッケビ)に影響されたラインナップ。図らずも刺激強めな作品ばかりになってしまった。
ウンギョ
監督:チョン・ジウ
トッケビがきっかけでキム・ゴウンさん出演作品を探したどり着いた映画。この作品でデビューされてるんですね。70歳の老詩人とその弟子の関係が、瑞々しく艶やかな魅力持つ女子高生「ウンギョ」が現れることにより崩れていく様を描いた作品。
老詩人はウンギョに恋心を抱きつつも、その感情が罪であるという意識があり、溢れ出る欲望を詩にぶつける。
弟子は先生の才能を羨み、時間を掛けて先生との関係を築き上げてきた自分に対し、いとも簡単に先生の心を掴むウンギョに猛烈な嫉妬心を募らせる。
ウンギョは誰かに愛されたい、さみしさを埋めたいという気持ちのままに、意図せず2人の感情を揺さぶっていく。
三者三様の欲望が、残酷に3人の人生を狂わす。観ていていい気分になる映画ではないけど、やっぱりキム・ゴウンさんの魅力にどんどん引き込まれる。ファンです。
男と女
監督:イ・ユンギ
こちらもトッケビきっかけで見つけた映画。コン・ユさん大人の色気爆発作品。
性別ですべてが決められるわけではないけど、男と女それぞれの強さと弱さが、生々しいのに美しく表現されている。
観ていて一番辛かったのは、女が覚悟を決めて飛び出した途端、男は家族のもとに留まろうと決めたところ。どちらの感情も理解できるからこそ、誰も悪くない(不倫は悪いけど)のに、
2人がもっと早く出逢っていれば…という話ではなく、お互いにその時の生活に疲れ切っていて、お互いを癒せるのは2人だけだったから猛烈に惹かれ合ってしまったわけで…あぁ辛い。
ちなみにフライヤーの画像を探してたら韓国バージョンと英語バージョンも見つけたんやけど、なにこのオシャレさ。日本のフライヤーってちょっとダサいと感じるのはなぜ??
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