入院生活②イビキ

①からの続きですが、
今回は心の声が文字になる予感なのよー
不快と思われた時点で読まずにお帰り下さいませ。

結局ね、もう直ぐ退院になる人が行く病棟へ移る事になった。
まだ退院させて貰えないけど、右目が見えない位で　普通に歩けるし家に居ても一緒じゃーん
って　
私、本当にくも膜下で倒れたのかな？と思う位
なんで入院してるの？って思う位
普通な感じで
7月一杯で退院させて欲しいー
と　リハの先生に毎回愚痴ってた

だって点滴無いし、入院してなきゃ出来ない何かをしてる訳でも無かったし
リハビリもやってる意味が分からない。って
言っちゃってた。
動かせない場所が右目以外に無かったから
リハビリが苦痛でしか無かった。
でも、
ある日　あれ　私走れないじゃん！って
子供がお見舞いに来てくれるのが唯一の楽しみで
帰る時には　少しでも一緒にいたくて 見ていたくて、
病院の玄関前を通る所で待っていたくて　走らないと間に合わない！
と思って走ろうとしたら
夢で必死に走るけど　走れ無いのと一緒なかんじ。
思わず笑っちゃったし
こらー歩ってる人にも抜かれるな。って
ただ　顔は必死だから😆

てな訳で　リハビリの担当者にこの事を話し
「走れる様になる」を目標にやる様になった。
反復横跳び←足絡まっちゃうけど、頑張った
欽ちゃん走り←意外とできないもんだ。けど頑張った。
結構激しい事やらされるけど
階段の登り下りは許可してくれなかったんだよねー
心臓への負担が大きいんだって
なるほどね〜


あぁ　そーだ　
強いて言うなら未破裂の脳動脈瘤が1つ残ってて
これは場所が微妙な所に有るらしく
開頭手術では出来ない。って
時期を見てカテーテルでやるみたいだけど
これまた形がハート形になっててコイルだけでは済まないらしい。

で、病室の話に戻そう。
退院準備用の部屋へは行ってみなきゃ分からないけど、新たな悩みが起こる様な気がしてたら
当たった！
同じく4人部屋　既存の患者さん3人。
3人共高齢者。
まぁ遊びに来た訳では無いからしょうがないか。
と思ってた矢先　強烈なイビキが聞こえて来た。
え？え？この中の誰かがイビキかいてるって事？
ばーさん　強烈過ぎやしませんか！っての
もうねーウシガエルの様な重低音で酷い！
臭いと電気でまともに睡眠取れなかったのに今度はイビキかぃ！
イビキばーさんじゃないもう一人
問題児ばーさんが居て、昼間スタスタ歩いてるのに
夜はポータブルトイレ使ってて
まぁ　転んで怪我したらそれはそれで可哀想だしね。
と思って我慢我慢って自分をなだめた。

けどさー初日の夜　「ジョジョジョジョー」って凄い音と、鳴り止まないイビキ
ポータブルばーさんはトイレの前に必ず
「よいしょ　よいしょ」と言って起きる。
マジうざい
この人達は　イビキ煩くないのかな
ナースセンターまで聞こえてると思うし
定期的に見回りに来る看護師は何の対処も
しない。
部屋移動した初日からストレスMax！
眠剤貰ったけど、イビキの勝ち(T . T)

平気でオナラはするし
携帯使って良いんだけど、電話は決まった場所でするようになってて
分かってるはずなのに　平気で部屋でするし
2人仲良しばばーが居て
「今着信があって、外でしなきゃ　と思ったんだけど」と言い訳してる。
最初から外行く気ねーだろ！
ポータブルばーさんが話し好きで、ずっと喋ってるんだけど、
例えば回診で先生が来た時の会話を　イビキばーさんに話し始める。
同じ部屋だから聞こえてた！っちゅーねん
イビキばーさんも聞こえてたよ。って言えば良いのにさ
個室じゃ無いんだから　話ししたきゃ廊下行けー

毎回こんな感じで段々ばーさん達の声が嫌になって来た。

何日か目の夜　眠剤も効かないし
苛々してる所に　看護師が見回りに来たから
思い切って　イビキが煩くて寝れないです。と言ったら
イビキばーさんの名前を呼んで
〇〇さん、イビキ凄いから横向けるよー
って言って横向けてくれた。
「あら、イビキかいてた？」って
イビキってさーあんなにうるさいのに
自分じゃ気付かないんもんねー　　　　　　
次の日の朝　イビキばーさんが　ポータブルばーさんに
「私イビキかいてたって。ごめんね」って謝ってたけどさ
おーい　こっちも謝ってくんねーかな
毎晩寝れねーから