【フリーランス美容師の独立?】

創業(開業)したては、お客様がなかなか増えません。

人通りは多くても、一日中お客様がゼロという日もあったりします。


みんなに祝福され、オープンしてからすぐに現実に引き戻されます。

モチベーションを保つのが難しくなる時期なのかもしれませんが、

独立を成功させる方はそもそもモチベーションなどでは右往左往していないように感じます。

その時に備えて、今やるべき事を黙々とやり
想定内なのか想定外なのかをジャッジする。

そんな姿が周りを巻き込んでいくと思います。

さて本題ですが
「フリーランスなどで働いている美容師さんが独立する際の注意点」についてです。

まず前提条件として、



フリーランス(業務委託)の方は
「既に独立しています」


ここをわかっていらっしゃらない方が意外と多いのであえて先に言いました。


個人事業主として確定申告もされているはずです。


レシートや領収書を取っておいて申告するだけで簡単に利益調整が可能ですので、節税している人も多いのかもしれません。


独立する方によく聞かれる質問として、

「自己資金はいくら位必要ですか?」
というものがあります。


通常、借入をして独立する為には「自己資金」というものが必要になってくるのですが、
フリーランス美容師の方は必要ありません。
*もちろんあった方が良いです


何故なら既に独立しているから。

独立の際の借入で「自己資金が必要」となるのは「創業融資」に申し込む場合です。


ずっと会社員として雇用されてきた美容師さんは「事業の経験」がありません。

もちろん「経営経験」もないわけです。

経営実績のない人の経営能力を「面接で判断する」のとか無理ですよね?


だから金融機関は過去の
「美容師として起業を夢見て自己資金をコツコツ貯めてきた」という実績を評価して融資をするわけです。


これが美容師の独立には「自己資金が必要」と言われる理由です。


フリーランスの美容師さんは既に独立してるので「経営経験がある」ってことになります。



経営経験がある人に融資をする際に
金融機関は
「何を見て判断する」と思いますか?


ズバリ「決算書」です。


この決算書というのは企業の成績表みたいなものです。


この決算書をフリーランスの美容師さんに当てはめると、「確定申告書」という事になります。




大切なのは、この確定申告書の中身なんです。

この申告書の内容が「2期分黒字」が出でいると判断されれば、融資は可決されやすくなります。



ここで注意しなければいけないのが、
最初に言った「節税」です。


経費をきって、実際よりも黒字を少なく見せかけ納税額を抑えることですよね?


フリーランスの先輩にアドバイスをされて、何も考えずに節税しまくってると、
「融資が受けられなくなる可能性」があるのでそこは注意が必要です。


節税しすぎると、決算書上の所得が少なくなります。


例えば100万円の所得(収入)で申告しているとしましょう。



すると
「この所得でよく生活できてましたね。家賃払ったらそんなに残らないでしょ?
仕送りでもしてもらってたの?」
と判断されてしまいます。


すでに独立されていると見なされているので、「経営能力は無く実績悪し。」
と判断されかねないです。

赤字申告とかは問題外。



融資を受ける事(サロンを自分で構える事)を考えているフリーランスの方は、以下の事を意識しておく必要があります。



①黒の申告書2期分が必要

②きちんと納税している


目先の事ばかりで経費を使い節税的(脱税的)な事をしていまうと出店のタイミングを逃してしまうかもしれませんので気をつけて下さい。


ちなみに2店舗目を出店される時の借入でも、自己資金は必須ではありません。


既に経営経験があると判断されるからです。

ただし、毎月の減価償却費分くらいのキャッシュが溜まっていないと「ギリギリの経営能力」と判断され、融資否決となる可能性はあります。

今だけでは無く先を見据える能力も経営者には必要な事です。

@87_noisiv

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☆独立したい
☆融資の知識がない
☆独立は目的ではない、独立してからが大切だ
☆マーケティングは大切だ
☆独立して人を育てたい
☆人脈に自信がない
☆お金を有効に使いたい(中抜きされたくない)
☆経営の知識がない
☆経理の知識がない
☆いろいろ相談できる経営ブレーンがいない
☆なるべくリスクはおかしたくない
☆過当競争での独立に自信が持てない

上記1つでも当てはまる方は
勇気を出してコメント・DM下さい。

美容室経営に悩んでいる経営者さんも
ぜひ相談してください。

LINEオープンチャットでもお話し伺います。

知ること=「選択肢が増える」が僕の信念です。
 
ちなみに僕は「独立」を推奨はしていません。
 
独立するのであれば
「きちんとした準備をしてから!」
とは強くお勧めします。

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