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「誰も教えてくれない美容師独立」

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美容師が独立前に知っておいた方が良い事をまとめています。 知識を得ることで将来の選択肢が増えます。 ☆独立したい ☆融資の知識がない ☆独立は目的ではない、独立してからが大切… もっと読む
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#美容師転職

自己資金100万円での融資最大額

自己資金100万円での融資最大額

前回の自己資金100万円を
なぜ最低目標にしたかの続きです。

日本政策金融公庫の新創業融資制度によると、
想定している創業資金の1/10の自己資金、
創業資金1,000万円を想定していれば
100万円の自己資金が必要となっています。

つまり自己資金100万円+融資金額900万円で
創業資金1,000万円ということになります。

ただ、満額の融資を受けるためには、
相応の資料を用意しなければなり

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独立資金の貯め方

独立資金の貯め方

独立はお金が無ければできません。
身内に余裕があり借りるという方は別ですが、
どちらにせよ
経営をしていくのに計画性が必要です。

計画的に自己資金を貯め、
独立に至った方はその能力が優れている為、
堅実な経営をする事ができます。

ボーナスが無い美容師が
貯蓄する事は本当に大変ですが、
まずは「100万円越え」を目標にしましょう!

なぜ100万円を最低と目標にするのかは次回投稿で!
独立に向け

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創業計画書(事業計画書)について

創業計画書(事業計画書)について

創業計画書は
美容師に限らず独立を志した際に
必要になってくるものです。

もちろん僕も創業はもちろん事業計画書は
沢山作りましたし、
これからも作り続けます(遠い目👀)

なぜ必要かといえば、理由は2点

Ⅰ.「金融機関に提出を求められる」

独立する際に多くの方が融資を受けると思いますが、融資を受ける際に必ず求められます。

テンプレート(雛型)が各金融機関にありますので
その書式に沿った形

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自己資金(連帯保証人はおすすめしない)

自己資金(連帯保証人はおすすめしない)

独立資金・融資についての続きです。

そもそも融資はおりる?
自己資金はいくら必要?

この辺りを掘り下げていきます。

☆融資について

前回の投稿にも書きましたが独立時の融資ですが、
銀行よりも日本政策金融公庫を
ご利用される方が多いと思います。

公庫には無担保無保証融資というものがあり、
個人的にはこの融資をご利用する事をお勧め致します。

何故かと言うと保証人や担保をつける事は
あまり賛

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融資条件(政策金融公庫)

融資条件(政策金融公庫)

独立を決断された方に真っ先に求められる情報として
資金の調達方法があります。

日本政策金融公庫から借入するための
最低条件をご紹介したいと思います。

Ⅰ. 職歴6年以上(合算OK)

Ⅱ. 美容師免許取得者

Ⅲ.自己資金100万円以上

Ⅳ.保証人がいる(保障協会利用すれば必要無し)

Ⅴ.経営意欲がある(素直・継続力)

独立を考える場合、
大体1年前から予定を立てて行動すれば、
より確実

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与えられる価値=武器

与えられる価値=武器

ご存知の通り美容室は飽和状態です。
その上で独立してから自分が提供できる価値を見出す事は
独立前に考えておくべき最も重要なファクターです。

例えば大手サロンの与えられる価値を考察すると
以下が思いつきます。

Ⅰ.メニューの多彩さ
Ⅱ.スタッフの人数
Ⅲ.予約の取りやすさ
Ⅳ.リーズナブルな価格

ⅠとⅡは買いに来たお客様からすると
「品揃え」にあたります。

それらを磨き上げる為の設備投資や

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信用=当たり前の積み重ね

信用=当たり前の積み重ね

「独立する!」

決意した後は行動あるのみですが、
前準備も非常に大事です。

いざ独立をしようと行動した時、
いきなり壁にぶち当たることがあります。

それは…「知らなかった(無知)」

知らないことで諦めたり出直し、
予定よりも時間が掛かる場合も多いです。

「雇われている時」にやっておいた方がいい事もあります。

意外と誰も教えてくれないし、
ネットの情報でさらに分からなくなっている方に

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独立はスタート、ゴールではない

独立はスタート、ゴールではない

独立を目指してる美容師さんは多いですが、
独立は決してゴールでは無く
新たなスタート(ステップアップ)と理解していますか?

とはいえ僕は「身近な人に喜んでもらいたい」と思って
「美容師」という職業を選択しました。

カリスマブームを高校生の時に経験しましたが
華やかさや有名になりたい等は微塵もなく
ささやかな気持ちから志しました。

クソみたいな美容学生とアシスタント時代を経て
(詳しくは自己紹

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そもそも経営を学べない

そもそも経営を学べない

美容室経営が失敗するパターンの3つ目です。

Ⅲ.キャッシュアウト

独立から10年持たずに倒産する原因として
倒産、廃業となるとこの理由が
1番多いのではないでしょうか?


美容室経営は代表的な自転車操業(現金商売)です。

売り掛けが発生するといってもクレジットや
QR決済の支払い位であって、
そのラグも年々短くなってきています。

「オーナーがサロンできちんと美容師している」のにも

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あの〜、お話しがあるのですが…

あの〜、お話しがあるのですが…

Ⅱ.スタッフの離職

美容室経営で人の悩みはつきものではないでしょうか?
特にタイトルのフレーズを言われた事のある経営者さんは
戦慄を覚えますよね。。

スタッフが辞める=売上減、事業計画の練り直し…

ただ、1店舗を運営するだけなら
オーナーご自身だけでも維持できるはずです。

その反面、体調を崩すなどで自分が現場に立てなくなると
即アウトもあり得る状態です。

コロナ禍に入り、リスクと隣り合

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美容室経営は簡単

美容室経営は簡単

聞く人によっては語弊があるのですが、
少なくとも美容師が個人で起業して経営していくのは
簡単だと思います。

独立した100人のうちの90人以上が、
10年以内に店を閉じるなんて無いと思います。

むしろ、失敗するほうが難しいです。

では一体何に注意していけば、
サロン経営は簡単になるのか?


サロンを出店して「失敗するパターン」を考えていくと
以下の3パターンになります。

Ⅰ.売上

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