Wi-Fi6、APへの投資はいつ?

先日、「Wi-Fi6、みかけますか?」でこの日記にもWi-Fi6の普及が期待より遅れていることについて触れました。
いつごろ普及するのでしょうか。

普及には三段階あるのではないかなと考えています。
Step1は、公衆無線LAN事業者がWi-Fi6のアクセスポイント(AP)を主要な場所に整備すること。主要な場所というのは、まぁ、人が集まってよく使われて、結局「あれ、ここにもあるじゃん」と評判になりやすい場所、だろうと思います。
Step2は、子機・端末にWi-Fi6が行き渡ること。とくに「買い替え」が大事ですね。スマホは2年サイクルくらいだと思うのでまぁ半分くらい普及するまでにあと半年から一年かかるかもしれません。
PCはもう少し買い替えサイクルが長いようなのであと一、二年かかるのかもしれないですね。PCユーザーがPCを買い替える前にアダプタを買うかな?そう思ったとしても今は市場にアダプタが少ないですしWi-Fi6対応ならなおさらないので、どうかな。
Step3は、消費者がWi-Fi6のメリット・投資価値に気づくこと。現状、家庭用と小規模店舗用のAPのほとんどはWi-Fi4かWi-Fi5のものが設置されていると思いますが、これらのうちとくに家庭用のものがWi-Fi6に置き換わるには家庭で過ごす時間をWi-Fi6に切り替える「動機」が必要で、そのためには「Wi-Fi6、いいじゃん」てなってもらわないと。

こうして考えると、普及版Wi-Fi6 APの本格的な需要というのは一年後くらいかもしれないですね。
ということは「仕込み」は佳境に入ってきた、ということかもしれません。

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