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1.20の模様入り本棚がヤバいかもしれないって話

模様入り本棚…。
それは、次期アップデートで追加されるであろう、新しいブロック。
漸くちゃんと側面があり、本がしまえる「普通の本棚」が追加されるのは大変喜ばしいことです。

…まあ、今回話したいのはそういうことじゃないんですよ。
これを見てください。


画面右側に注目してください。

これは現時点の最新SS,22w46aでデバッグ画面を表示した状態でスクリーンショットを撮った物です。
右側にblockstatesが映っていますね。
なんと、このブロック。「向き」(facing)と各スロットごとに「埋まっているかどうか」(slot_*_occupied)、そして「最後に出し入れしたスロット」(last_interaction_book_slot)の計8つものblockstatesがあります。

blockstatesがあると何ができるのか

その組み合わせの分だけモデル(見た目)を割り当てることができます。

例えば、同じ向き付きブロックのかまどは、「向き」と「点火しているかどうか」の2つのblockstatesがあります。
それぞれ、東西南北どの向きかで4通り、更に点火しているかどうかを加味(2通り)して、計8通りの組み合わせがあります。
その為、かまどには8個のモデルを割り当てることができます。

これを応用すると、滅多に使わなそうだと思う組み合わせに新規で作ったモデルを割り当てることで、擬似的にブロックを追加することができます。
配布マップなどで便利ではないでしょうか。

では、模様入り本棚だといくつ割り当てられるのか

まず、東西南北どの方向を向いているか、で4通り考えられますよね。
そして、本のスロットが埋まっているかどうかで2通り。これが6つあります。
計算してみましょう。

各スロットごとに、「そのスロットが埋まっているかどうか」のモデルは

$${2⁶ = 64 (通り)}$$ 

さらに、ブロックが東西南北どの方向を向いているかも考慮すると、

$${4 × 64 = 256 (通り)}$$

なんと驚異の256通り。この時点でも凄いのですが、
さらに、「最後に出し入れしたスロット」が6通りあります。
よって、

$$
6 × 256 = 1536 (通り)
$$

なんと、このブロックには1536個もモデルを割り当てられることになります。
言い換えれば、1536個のブロックが追加できることになるんです。
…仕様の問題で、フルブロック限定ではありますが。
それでも凄くないですか。
配布マップで革命が起こるかもしれませんね。

注意

これは、あくまでスナップショットの段階での情報です。
本リリース時には、変わっているかもしれません。
今後にさらに期待しましょうね。

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