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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル』完全攻略ガイド(という名の個人的な記録)

※前置きが長いので、いきなり本編に入りたいひとは「目次」の下から読みはじめてください。
※バリバリにネタバレ注意です。史料的価値を信じて残しています。とはいえ、再演なしと公式にいわれているので、参加できなかった方も「体験する物語project」の感触を把握するのに役立てていただければと思います。

SCRAP主催による「体験する物語project」第1弾である『ラブライブ!サンシャイン!!』コラボイベント『輝け!Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド』が2022年5月13日〜6月5日までの9日間、計18公演を無事完走した(本当は6月10日〜12日の3日間も予定されていた)。

ちなみに本作はSCRAP×ラブライブ!サンシャイン!!の第3弾コラボイベントになる。第1弾は2018年『孤島の水族館からの脱出』(あわしまマリンパーク)、第2弾は2019年『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』(全国ZEPPツアー)である。本作はこの2作の延長にあるが、前2作が「リアル脱出ゲーム」という謎解きイベントであったのに対して、今回は「体験する物語project」という新規ブランドの第1弾になっている。

全公演の終了を受けて、6月5日23時からネタバレ解禁というはこびになった。とはいえ、このイベントは旧来のSCRAP社による「リアル脱出ゲーム」のように厳格なネタバレ制限はかけられておらず、「エンディングでおとずれる1箇所」(もはやぼかす必要もないので書いてしまうが「Aqoursに対する全員からのサプライズ」)を除いてはネタバレが許可されていたため、Twitterで「#Aqoursぬまづフェス」を検索すれば、たいがいの情報は手に入るだろう。しかし、おそらくまとまった情報というのは少ないように思う。なので自分なりに体験したことを記録する意図もかねて、ここに「完全攻略ガイド」と銘打って、自分が体験したこと・気づいたことなどを個人的な記録も兼ねて残しておこうと思う。

とはいえ、勘違いしてほしくない。自分はこのイベントのすべてを把握できていない。それくらいこのイベントの懐は深い。そもそもこのイベントの魅力はどうにも「コトバにならない」類のもので、無駄な抵抗かもしれないが、なるべくこの奇跡的なこのイベントの一端を記録しておきたいという思いで、ここに刻みつけておく(本当は公式の完全ガイド的なものが出れば良いのだが、なんとなく出ない気がするし、次段落でも触れているが、これは無粋な行為である。しかし、記録を残すことは歴史的な価値があると考えている。エゴかもしれないがご容赦いただきたい)。

なお、公演が終了し、ネタバレ解禁となったこのタイミングで公開した意味を先に伝えておきたい。『輝け!Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド』というイベントは、「虚構」というよりは「現実」、「メタ」というよりは「ベタ」、「ゲーム」というよりは「体験」であり、なにより「理性」というよりは「情緒」のコンテンツである。あえてタイトルに「攻略」という2文字を入れたが、そのような感覚を持ってしまうことが自己の客体化(メタ化)になり、じゅうぶんにこのコンテンツならではの、このコンテンツらしさを味わえない可能性がある。なので、自分自身あまり「攻略」的なことは考えないようにしながら、流れに身を任せて、事前にあまり計画しすぎずに「体験」してきた。
一方、そうはいってもそれを記録したいという思いがあった。しかし、このような記事は、おそらく参加者を冷静にさせる効果しかない。だから、ノイズにならないように、これまでは出してこなかった。いま出しても無粋ではあるだろう。だが、それもご勘弁いただきたい。

このエントリをいちばん読んでほしいのは、1回しか参加して(できて)おらず、なんとなく満足はしたものの、どこか消化不良な思いを残している方だ。自分の1回目終了時の感想がまさにそうであった。そんな過去の自分に向けて書いているつもりだ。自分自身、最終的に3回参加したが、3回でも全然味わいきれていない。まだまだ確認できていないシーンはあるし、おそらくほぼ誰も体験できていないシーンもあるだろう。2回目に参加したときにとにかく驚いたのが、解像度がぐんとあがっていたことだ。
このイベントのストーリーとしては一回性の強いものであるので(Aqoursそして浦の星女学院生徒がよみうりランドでただ1回きりの「Aqoursぬまづフェスティバル」というイベントを開くにあたって、その手助けをするというイベント概要である)、正直2回以上参加することは興ざめなんじゃないかと考えたこともあった。しかし、1回参加した結果わかったのは、これは2回以上参加しないとだめなやつだということだった(少なくとも自分はそう感じた)。
おそらく1回しか参加できていない場合、ブースをまわることに精一杯で視野も狭くなっており、かんたんにいうと余裕を失ってしまう。これは自分だけかもしれないが、全部味わってみたいのが人間の(日本人の?)性というものだ。しかし、このイベントの魅力は散逸された物語の種による、会場全体に染み渡った空気そのものだと思った。幸運にして、自分は複数回参加することで、その魅力の一端に触れられた気がする。重ね重ねになるが、これがすべてではおそらくないだろう。とはいえ、これを知っていただくことで、この世界の芳醇さみたいなものに触れた気になってもらいたいなと思っている。もちろん、参加できなかった方にも、このイベントの奥深さを感じてもらえればと思う。

というわけで、前置きが長くなってしまったが(本当にすみません)、以下、『輝け!Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド』完全攻略ガイドをお送りする。基本的には自身で確認済みの内容をもとに記載するが、目撃したものであったり、おそらくそうなんじゃないかという推測部分は、事実ではなく推測であることを明示して記載する。また自分自身の感想的なものも、区別できる形で記載させていただく。前述したとおり情緒のコンテンツであるにもかかわらず、メタな表現も多いと思うが、ご容赦いただきたい。
なお、ネタバレ解禁とはいえ、写真などをどこまで出すのが適切かわからないので、おって追加するかもしれないが、一部を除いて、基本的にはテキストと自作資料ベースでお届けする。
※読み返したら、なんか全体的に偉そうな感じもする……すみません。あまりお気にせずに。単に語調の問題だと解釈ください(とここだけ丁寧に書いてみる)。あといろいろ文句めいたことも書いているかもしれませんが、戯言だと思ってご容赦ください(初っ端からエクスキューズばかりでお恥ずかしい)。

注意:うろ覚えな記憶や誤認に基づく内容もたぶんに含まれている可能性があります(正直、ネタバレ解禁を受けて、あわてて書いているので、調べりゃ良いことも記憶で書いていたりもします)。事実誤認等あればあたたかくコメント等でご指摘いただけるとさいわいです。

全体構成

本イベントの全体構成は下記のようになっている。

Aqoursぬまづフェスティバル タイムテーブル

この構成にしたがって、順番に書いていこうと思う。ちなみにストーリーは公式サイトにあるので、あらためてご一読いただきたい。

ちなみに公式レポ、声優さん体験動画もあります。これが正伝。
公式体験レポート
声優さん体験動画

承前(チケット購入〜イベント当日)

ちなみに本イベントは、イベント当日の前からすでに開始している。チケットの購入が完了したタイミングから、購入完了メールに記載されていた「パスワード」を使うことで「助っ人さん用マイページ」にログインできた。しかし、正確に記載すると、チケットを購入するタイミングから物語はスタートしている。それが「助っ人さん募集ページ」(こちらからアクセス可能)だ。

助っ人さん募集ページ

このページを経ずともチケット購入ができてしまうのは、営業上の戦略もあるのだろうが、本来はこのページを経由することが物語的には意味がある。本当はこのページこそが「ラビットホール」(異世界につながる「ウサギの穴」)だからだ。

助っ人さん募集ページ

このイベントは、諸事情で開催の危機に瀕した「Aqoursぬまづフェスティバル」を成立させるために、Aqoursによって作成された助っ人募集ページから名乗りをあげた「あなたたち」の物語なのだ。助っ人さん募集ページを読み、彼女らの危機を理解したあなたたちは、チケットを購入し、助っ人さんとして物語の世界に足を踏み入れていく。
※まだ体験したことない方は、上記ページよりご自身の名前を入れて、募集ページの内容を確認いただきたい。

理想的には、まずなんらかの手段でこの「助っ人さん募集ページ」が拡散されて、このページを経由してからでないと応募ができないという流れなのだと自分は思っています(全参加者がチケット購入前にこのページを踏む必要がある)。公式の初出し(Twitter)は公式サイトへのリンクだったが、これが「助っ人さん募集ページ」だったらなと夢想してしまいます(「体験する物語project」という新しい試みの初動確保のためには、そのあたりはわかりやすさを優先したのかなと思っています。ただSCRAPでも今度開催される『クエストだらけの勇者村からの脱出』では、まず勇者募集案内だけを広めてから〜というトリッキーなやり方を採用しているので、やりようはあるのかなと)。

助っ人さん用マイページ

チケット購入後に手に入るパスワードを使って「助っ人さん用マイページ」に入ると、そこには下記のようなコンテンツがあった。

  • 準備リポート

  • メッセージ

  • 集合場所

  • 当日の流れ

  • 募集

準備リポートは、2022年4月1日から合計19回更新される。内容はAqoursメンバがぬまフェス開催に向けて準備をする様子が音声ドラマで聞ける。1本あたり2〜3分あるので、すべて聞くだけで1時間ちかくかかる。
本レポートがリアルタイムで更新されるタイミングで聞いていると、世間的なイベントの情報解禁にあわせて、このページ内でもAqoursから決定状況が伝えられるという形になっている。たとえば、ブースの内容が決定したとか、沼津のお店に協力を求めているとか、フードやグッズを検討しているとか、浦女生全員で参加することになったとか、そのような準備状況が伝わってくる。

さらに、助っ人さんたちに情報提供依頼や意見照会をしてくることもある。たとえば「沼津写真募集」(沼津の写真を展示するブースのために沼津の写真を送ってほしい、という依頼。後述するが、実際に応募された写真が会場に掲載される)や「富士山神輿ブースの看板をどれにするか」(3案出ているものの人気投票。これも後述するが、実際に人気が高かったデザインが当日採用される)などだ。
ちなみに「募集」のコーナーにも、Aqoursへの応援メッセージの募集がされていたりする。これは「フェス当日に必ずAqoursの楽屋に届ける」とのことだ。

準備レポートの更新頻度もなかなか憎く、当日までのラスト1週間はほぼ毎日更新される。前々日はよみうりランドまでのアクセスについて、前日は持ち物準備、当日はおはようの連絡まで。ちなみに更新日は、当日付近のものは開催日からの逆算で公開される。さらに「当日の流れ」(いわゆる「遠足のしおり」的なコンテンツ)においても、実際に参加する日付・時間にあわせたタイムテーブルが表記される。

余談だが、助っ人さんの名前の埋め込み含めて、JavaScriptで制御されているだけの比較的シンプルな演出だが、没入感はきわめて高い。上述の富士山神輿のデザインについても、デザイン決定のレポート(動画)は3種類すべてのバージョンが存在しており、回によって人気だったものが採用されていると思われる(実際に採用されたのは2バージョン。2番(ポップに)がほとんどで、5月22日、29日、6月4日のみ1番(お祭りっぽく)が採用されたもよう。3番(クールに)は未採用)。ちなみに極めてさみしいことだが、裏側のデータ的には中止となった6月10〜12日実施分のものも存在している。

入場

というわけで、やっと当日である。しかし、まだはじまらない。よみうりランドに入る瞬間から物語はふたたび動き出しているのだ。チケットで指定されたようにプール入口としておなじみ?のオーロラゲートから入場すると、そこにはすでに浦女生が待ち構えている。ちなみにゲート前で当日券販売をしているのも浦女生だ。道中にいる制服やフェスTを着た浦女生らの導きにしたがってグレイブホールらんらんホールに向かう。これは彼女らの顔見せの意味もあるのかもしれないが、ホールから外に「沼津」が侵食しているのをありありと感じさせる。なお、ホール直前にはAqours9人の等身大パネルもある。

「グレイブホール」というのは、同じタイミングでよみうりランドで開催されているSCRAP主催イベント『夜のゾンビ遊園地からの脱出』における「らんらんホール」の名称。午後回終了後に退園口に向かっていると、夜のゾンビ遊園地側のスタッフが参加者の誘導で「グレイブホール、かつてらんらんホールと呼ばれていた場所だ!」と呼び込んでいる。ちなみにこちらは当初予定どおり、6月12日まで開催中。

ホールにたどりつくと、もはやこのあたりからは浦女生ばかりである。チケットのもぎりや客整理も基本的に浦女生だ。彼女らは個々に名前や学年などの設定が与えられており、われわれに「よろしくおねがいします、助っ人さん!」と話しかけたり自身の仕事をしながら、生徒間で会話したりしている。

入場時に「助っ人さん用パンフレット」と細マッキーを受け取る。マッキーは黒、水色、紫、ピンク、緑、オレンジの色の中から一色が与えられる。のちのち、ペンの色によって集合時間がずらされたりという意図でも使われる。

なお、Aqours9人の色の中で、ダイヤさんの赤は含まれていないが、浦女生の持っているペンが赤になっている。ピンクの同系列は一括カウントするとして、あとは花丸の黄色がないが、インクの黄色は視認性が低いというのが理由だろう。

渡されるパンフレットは、渡辺曜がデサインしたものだと伝えられる。これはSCARP×ラブライブ!サンシャイン!!のコラボイベント第2弾『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』における「浦の星女学院学校祭パンフレット」と同じ設定になっている。実際に判型やデザインも『学校祭〜』を踏襲している。そのため、当時のグッズである「マルチネックケース」を持ってくると、そのまま使うことができた。

パンフレット
(左が2019年『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』、右が今回の『Aqoursぬまづフェスティバル』のもの)

ちなみにメインビジュアルでAqoursが法被の下に着ているTシャツは『学校祭〜』のTシャツになっている。これは当時のグッズ付きチケットの特典でもらえたものになっており、今回来場した助っ人さんの中にもこのTシャツを着たひとが多く見受けられた。これらを着ていると「伝説の助っ人さん」「またよろしくおねがいします」といった声がけが浦女生からされることも多い。なお、これらの要素からもわかるように、本作は『学校祭〜』の直系の物語になっている。
さらにちなみにだが、上記の法被は今回のグッズとして販売されている。5月28日に参加した時点では売り切れていたが、おって通販で再販するらしい。

ちなみに特典付きチケット(+3,000円)だと曜デザインのサコッシュが手に入る。今回のイベントに最適で、紙ものやペンなどの小物を出したりしまったりするのにとても役に立つ。浦女生の中でもこれを使っているひとは多く「おそろいですね」などと声をかけられることもある。

会場内は『ラブライブ!サンシャイン!!』のオリジナルの劇伴(作曲:加藤達也)が流れており、雰囲気を高めてくれる。会場内の誘導も浦女生たちによるものだ。

席に着いてパンフレットをあらためる。中面には会場マップ、外面には下記のような各種情報がある。

  • メンバー紹介

  • Awoursぬまづフェスティバル なぞラリー

  • フェスフード紹介(キッチンカー、ぬまづアンテナショップ)

  • フェス作りの心得

ここで注目するのが「フェス作りの心得」だ。「みんなで作るフェスティバル」であるぬまフェスでは助け合いの精神を大事にして、困っているひとがいれば積極的に助けよう、たくさん助けると「名誉助っ人さん」に認定されるかも、というものだ。さらに「落とし物を見つけた場合には『実行委員会本部』まで」という記載もある。

「なぞラリー」はフェス準備中に解けるパートとフェス本番にならないと解けないパートで構成されている。詳細は後述。謎解きの難易度として低めで、メタって(推測することで)あるていどの謎は解けてしまうくらいのものだ(ただしAqours知識が一部要求される。実際にちゃんとプレイすれば、途中でその情報は提示される)。
しかし、いまの時代にフェスとか文化祭・学園祭などがあると周遊謎をやったりするのは、とてもリアルなように感じる。それくらい若年層で謎解き・脱出ゲームは広まっている(らしい)。

イントロダクション

開演時間が近づくと、浦女生の中から本日のMC(放送部員)が登壇し、事前説明を開始する。一般的なイベントの注意事項も兼ねているが、それもキャラクターとしての説明になっている。
さらにここで彼女たちが昨晩沼津からバスでやってきたことや、彼女が今日コンタクトレンズをするのを忘れてしまって落とし物をしないか心配などといったトークも挟まれる(これは後述の落とし物イベントのフリにもなっている)。
※開演前の影ナレでAqoursからのものもある。

開演時間になると、ステージ担当の浦女生が2名(チトセ、モモカ)登壇する。彼女たちの自己紹介ののち、千歌が登場する(音声のみ)。千歌から集まってくれた助っ人さんに対して「今日は忙しくなるけど、普段から運動はしているか」との問いかけが入る。拍手でこたえたときの反応を受けて、準備体操をすることを提案される。そして、座ったまま全員での準備運動(ストレッチ)が行われる。

準備運動の様子

ここが導入としてかなり良いなと思っていて、全員で一緒になって体を動かすことで物語世界に入るハードルをさげる、アイスブレイクの効果がすごく出ている。なお、おそらくよみうりランドの広さに起因する遅刻者救済枠を兼ねているのだと邪推はしている(入場口かららんらんホールまでは徒歩10分近くかかる)。
※ちなみにここのBGMは原作の劇伴ではなく、おそらく伊藤忠之氏によるものな気がする。すごく良い。

準備体操ののち、チトセ、モモカから「休憩も大事なので、指定された時間に『助っ人さん休憩スペース』に来るように」と案内される。これがペンの色によって時間が指定され(準備時間〜フェス本番のどこかになる)、パンフレットの指定欄に書き込むことになる。
さらにタイムテーブルの時間部分にも、案内にしたがって時間を記載していく。これで大きな流れが把握できる。

つづいて暗転し、オープニング映像が流れる。

これまで生まれ育ってきた沼津のことを好きかどうかわからなかった千歌によるモノローグ。単なる不便な田舎のひとつにすぎないと思っていたが、Aqoursとして活動していく中で、地元のひとのあたたかさや良いところに気づいてきたという。
一方、Aqoursとしては新曲の歌詞づくりに難航していた。何気ない会話の中で、駅前のお菓子屋がなくなって喫茶店になったり、沼津港の定食屋も建て替えでなくなってしまったなど、学校だけではなく、沼津の街も移り変わってきていることに気付かされる。
そんなAqoursに一本の依頼が来る。東京はよみうりランドでスペースが空いているので、沼津を紹介するイベントをしないかというものだ。沼津の今を伝えたい・残したいという思いで参加を決意する。
しかし、企画を進める中で問題が発生する。会場の手配ミスで、ほかのイベントとバッティングしていまい、ぬまづフェスの前後に別のイベントが入ってしまったというのだ。そのため、準備時間が1時間しか取れないという。絶望的な気分になるAqoursだが「『浦女生全員』でも間に合わない」という発言をきっかけに、「ほかのひと」に助けを求めることをひらめく。それは浦女生が学校祭のときにAqoursにサプライズライブを届けてくれたときに手伝ってくれた「助っ人さん」の存在だった。
急いで善子(&ルビィ)によって「助っ人さん募集ページ」が作成される。そして、その募集に乗ってよみうりランドに集まってきたのが「あなたたち」である。
よみうりランドに集まったAqoursメンバから今日の抱負が語られる。準備時間は短いが、力をあわせて最高のフェスを作ろう、沼津を届けよう。思いをひとつにして、準備時間の幕が上がる。

オープニングまわりなどは、けっこうあいまいな記憶で書いています(特にメモとかも取っていなかったので……)。「助っ人さん」をひらめくシーンで2019年のZEPP公演内の写真が使われており(かなりネタバレな写真も含め)、自分を含め、ZEPP脱出参加者は胸が熱くなったと思う(正直、初回はここがピークなように感じたくらい、グッときた)。

なお、今回おとずれる危機は「会場の手配ミス」が原因になっているが、これを許容した会場=よみうりランドの懐の広さもすごいなと。さすが、SCRAP初期の『夜の遊園地からの脱出』からタッグを組んでおり、今回の『ぬまづフェスティバル』においても「主催」に名を連ねるだけはある(本イベントのクレジットは「主催:SCRAP・よみうりランド / 企画:SCRAP / 協力:プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!」になっている)。

映像が終わり、千歌の掛け声とともにらんらんホールを後にし、ホール裏側にあるわくわく広場に向かう。そこには準備真っ最中で助けをもとめる浦女生たちの姿が待っている。

善子のつくった「助っ人さん募集ページ」

オープニング内で「助っ人さん募集ページ」を善子が作っており、そのときに「ヨハネ色に染めないでよ」といった注意がされている。それを踏まえて、当該ページのソースコードを確認すると、ヨハネ色に染まっている部分が確認できる。

助っ人さん募集ページ ソースコード

すべてではないかもしれないが、一例として下記など。

  • 善子を思わせるコメントが挿入されている(「闇をまとって羽ばたく」等)。

  • メンバー紹介のセクションのclass名が「little-demon」になっている。

  • 画像の代替テキストで「梨子」が「リリー」、「花丸」が「ずら丸」、「善子」が「私」になっている。

準備時間

再掲:Aqoursぬまづフェスティバル タイムテーブル
(ここからがやっと本編なのに、けっこうな文字数を消費してしまった……)

準備時間は60分。ここからは自由行動になる。助っ人さんたちは、気になるブースをおとずれて、自由にお手伝いをしていく。さらにパンフレットにもあったように「困ったひとを助ける」「落とし物を拾って本部に届ける」といった突発ミッションもある。ここでは各ブースごとに内容を記録していく(公式サイトのマップにはないが、パンフレットにはブース番号があるので、その順番で紹介する)。
なおブースのお手伝いをすると、ブースによって異なる「お礼のアイテム」をもらえる。

マップ(公式サイトより引用)
「ブース一覧はこちら」からブースの詳細も確認できる

①I♥LOVE沼津展示 みんなで作るオススメマップコーナー

担当生徒:トオル、カイリ
お礼のアイテム:ポストカード

付箋に沼津のスポットのオススメ情報を書いて、それを沼津のマップに貼っていく。お手伝い完了で、果南が1時間かけて撮影した「ポストカード」をゲットできる。
このコーナーには時間によってはAqoursメンバが出現して、担当の浦女生と会話をして、おすすめのスポットを紹介し、メンバが書いた付箋を貼るイベントが発生する。曜&果南(未体験)、ダイヤ&ルビィ(未体験)、千歌(体験済み)がある想定。実際にこれらのキャラによる付箋が貼られている(ふつうの付箋よりもひとまわり大きいので探しやすい)。
ちなみに先行体験をした声優3人の付箋も貼られている(これはラミネートされている。たぶん3人だけ)。

千歌の付箋を貼る浦女生

このブースはとにかくみんなの沼津愛が溢れすぎていてすごいことになっている。みんなマジでそんなに沼津行ってるのかよ?!という驚きが本音ではある。まあ、好きなこと書いて盛り上げに一役買えればそれで良いという感じではあるが、沼津に一回もいったことないひとにはやりにくいお手伝いだったのではないかと思ってしまった(いちおう、自分はあわしま脱出のとき含めて2回いったことあるというのもあり、そこまで臆せず書けた)。
あとなぜかこのブースに行くタイミングがうまくあわず、最後に駆け込みで入って千歌イベント(千歌の付箋を貼ってマップ完成!という流れ)だけ2回経験してしまった。
なお「Aqoursメンバがブースにやってくる」というのは、意外と知られていないような気もする。自分も初回参加時はまったく気づかなかった。このブースは比較的スピーカーが大きいことや、浦女生とのやりとりがあることで目立ちやすい。誰がいつどこに行くかは、後述の「Aqoursシフト表」で把握できる。

②I♥LOVE沼津展示 私の好きなぬまづ写真コーナー

担当生徒:なし
お礼のアイテム:なし

事前に「助っ人さん専用マイページ」から投稿されたぬまづ写真が掲載されているコーナー。おそらく、毎回、その回に応募された写真を掲載していそう(毎日、かも)。
一部の写真には、Aqoursメンバによるコメントもついている。これは定形かと思っていたが、写真の内容にあわせて動的になっているかもしれない(未確認。Twitterでみた感じ、そんなふうにみえる)。

このブースは特にお手伝いすることはない。

③みかんハッピートレイン

担当生徒:なし(男性が担当。近所のひとという設定らしい)
お礼のアイテム:千歌デザインのみかんハッピートレインに乗る千歌・しいたけが描かれたステッカー

みかんハッピートレインは、みかん畑の農業モノレール(2期3話)をモチーフに、ハッピートレインに乗ってみかんを収穫するアトラクション。みかんの中にはみかんおみくじを入れるのだけど、その準備ができていないので手伝ってほしい、というもの。
指示にしたがっておみくじを蛇腹に折って、みかん型のケースに入れて、ネットに入れて、木にぶらさげて、お手伝い完了。

じゃっかん「これは沼津でネットに入れるまではやって来れば良いのでは……」と思ったけど、きっと印刷所の納期なりなんなりで、すべてが集まるのが当日だったのでしょう、と好意的に解釈。おみくじを折ってみかんに入れるという単純作業的なものが、とても文化祭ぽくてなかなか楽しかった。神社のおみくじもこうやってちまちま(失礼)作っているのかなと思うと、なかなか複雑な気分。

④NUMAZU堕天占い

担当生徒:サキ(サキエル)
お礼のアイテム:堕天会合特別召喚状(QRコード)

名前のとおり善子のブース。占いのための堕天のエネルギーが不足しているので、リトルデーモンである?助っ人さんがパワーを注入する、みたいな儀式。「ヨハネ様〜」と呼びかけると善子のシルエットが現れ、指示にしたがってヨハネポーズをして、指示された呪文?を読み上げることで水晶にエネルギーを込める……。
お礼に受け取る「堕天会合特別召喚状」のQRコードはVimeoへのリンクになっていて、善子が休憩中にぬまフェス会場からしている生配信(LINE LIVE?)の様子がみられる。リトルデーモンからのお便りに回答していくが、千歌からの質問がきたり、ルビィ、花丸の乱入が入って急遽配信停止になる。

善子だけは1日中、自分のブースにいるという設定になっている。なんとも「らしい」ブース。善子のシルエットが出てきたりするので、直球方向では(ミニステージを除くと)いちばんAqoursを身近に感じるブースかもしれない。
ちなみに善子召喚のところで、「善子ちゃーん」と呼びかけると別バージョンの反応があるという噂(自分は未体験)。
また、このブースは花丸や梨子が乱入するという噂?を聞いたことがある。シフト表的には準備時間中にありそうだが、自分自身は未体験。
ちなみに浦女には、このブースを担当するサキエルのほか、アズエルなど数名のリトルデーモンがいるらしい。やれ上級堕天使になれるだ、使徒になれるだと聞いた気はするのだけど、細かいことがあやふやだ……。

⑤ぬまづアンテナショップ

担当生徒:ミホ
お礼のアイテム:ルビィデザインのオリジナルレジ袋

販売する商品のPOPとして、付箋におすすめポイントを書いて貼ろう、というブース。販売しているのは「のっぽ(のっぽパン)」(パンデロール)、「深海プリン」(沼津深海プリン工房)、「みかんどら焼き」(松月)、「カレーボール」(やいづ屋)、「ひものサブレ」(グランマ)。
お礼でもらえるルビィがデザインしたオリジナルレジ袋には、ここで買える商品があしらわれている。深海プリンにはメンダコまで描かれている凝りっぷり。

POPは沼津マップに比べるとハードルが低いのが良いと思った。ちょっとうまいこというとか、助っ人さんたちのコメントもバリエーション豊富。
AqoursメンバのPOPもありそうだったけど、自分はみつかりませんでした。メンバシフト表的には前半は千歌・梨子、後半はルビィ・花丸、ダイヤあたりがいってそうなのだけど、このブースはあまり深堀りできず……。
追記:おってTwitterでみかけたのですが、AqoursメンバのPOPもあったみたい。やはり、Aqoursメンバが来てPOPを貼るイベントがあったのではないかと推測している。

ちなみにAqoursメンバが各ブースにいっているということが具体的に何を示しているのかじゃっかんわかりかねていて、メンバーがくるブースは入口にディスプレイがあって、そこにやりとりが映るだけの可能性もあり(NUMAZU堕天占いのディスプレイに花丸が乱入しているのは目撃した)。←上記も加味すると、おそらく、ちゃんと各ブース内にスピーカーがあって、Aqoursメンバのやりとりが聞ける(場合によっては、ブースの浦女生とのからみあり)かと推測。

ちなみに「浦女通信」(クリアファイルセットに同梱されている、実質的には本イベントの解説シート)によると、ルビィ・花丸が「のっぽパングランプリ」というのをやるらしい。おそらく上述のルビィ・花丸タイミングと推測される。

⑥マリ・オハラクッキングスタジオ

担当生徒:ナオ
お礼のアイテム:ホテルオハラ特製割り箸(アルティメットシャイ煮スティック)

原作オマージュの「シャイ煮」をつくるブース(注:決め台詞の「シャイニー」にかけた高価な具材をたくさんつかった煮込み料理。アニメ1期10話で登場)。準備時間はシャイ煮作りのお手伝い。鞠莉の「シャイ」「ニー」のリズムにあわせて、半回転ずつシャイ煮の鍋をかき回す。微妙にリズムをずらしたりしてきて、微笑ましい。
お礼でもらえる割り箸は、袋が凝っていて、すごく良い出来。

1回3人ずつで、それなりに時間もかかる。おそらく、本番もそうだが、全体を通して一番スループットが低いブースだったと思われる。自分はちょうど1番乗りくらいで会場に入れたときに、2巡目くらいで体験。これも鞠莉の指示にしたがって〜という善子占い方式なので、存在感は強い。ただ、スピーカーのサイズの問題か、なんなのかわからないのだけど、じゃっかん聞き取りづらかったのが残念。

⑦ヨキソバキッチン渡辺亭

担当生徒:チエ(ほか2名)
お礼のアイテム:ヨキソバ秘伝のレシピ

ヨキソバの具材がほかの料理の具材と混ざっちゃったので、みんなで手分けして正しい食材を集めよう、というアトラクション(ともう書いてしまう)。けっこうな速度で指定される「キャベツX袋!」「オイスターソースX本!」みたいなのをわちゃわちゃカゴに移していく。地味に面白くて、「カットキャベツ」と「カットレタス」が混ざっていたり、「中華麺」「焼きそば麺」「うどん」が混ざっていたり、「中濃ソース」「とんかつソース」「ウスターソース」とか「豚肉」「牛肉」とか、けっこう凝っている。
お礼のアイテムとしてもらえる「ヨキソバ秘伝のレシピ」は本当にふつうにレシピで、今度つくってみたい。

ちなみにせっかく選り分けた食材だが、おっちょこちょいな浦女生がつまづいてバラバラにしてしまい、次の助っ人さんを呼び込むというコント的な展開が繰り広げられる。声優さん体験動画などでも話題になっていた。

正直、このブースはなにをするか明確だし、お手伝いといってもアトラクション的で正直甘くみていたのだが、ところがどっこい、すごく良い体験をすることができた。詳細は本番のヨキソバブースで後述。
ちなみにこのブースの担当生徒は、曜の水泳部の後輩らしい。

⑧JAふじ伊豆

担当生徒:名前不明(シフト表に名前なし)
お礼のアイテム:はちまき

「オリジナルのはちまきを作ろう!」という、お手伝いなのか疑問が残るブース。手順内に「フェスがはじまったら一緒に売り子をお願いするかも……?」と書かれているのが不穏。

このブースもすごく良いなと思って、このブースはいわば武器屋として機能していて、ここを経過すると「はちまき」が装備品に増えるのです。後述の「富士山神輿」でもらえる団扇などもそうなのですが、助っ人さんたちがどんどんおそろいの装備を増やしていくのは、一体感の醸成に効いていたと思ってます。

⑨Aqoursグッズショップ

担当生徒:名前不明(シフト表に名前なし)
お礼のアイテム:なし

物販です。

オリジナル図案の「まちあるきスタンプ帳」が完売で残念。ちなみにフェス中に買わずとも、よみうりランド内のショップで販売していたので、そっちの方が動き方としては良いように思われた。ただ、この空気感の中でグッズを買うとなにか良い体験になるのかもしれない。未体験なのでわかりませんが。

⑩ぬまづ富士山神輿

担当生徒:マイ
お礼のアイテム:団扇

富士山神輿が完成していないので、青いシールを貼っていって、無事に完成させよう、というブース。単純作業なんだけど、貢献する感じや、みんなで協力してつくる感じが出ていてとても良い。本番では富士山神輿は大活躍するほか、このイベントのフォトスポット的にも使われている。
お礼のアイテムの団扇は、丸くて穴があいているタイプのもの。自分が体験した回はすべて快晴だったので、団扇がふつうにありがたかった(笑)。
ちなみに団扇は千歌&曜による合作で、みかんの面が千歌、うちっちーの面が曜と思われる。

ここにもAqoursメンバはやってくる……のだが、いかんせんスピーカーが小さくて一番奥かつ地面にあることもあり、うまく聞き取れなかった。まわりの助っ人さんもほとんど気づいておらず、残念。隣がミニステージで音量が大きいというのもネックかも。シフト表的には花丸、果南&鞠莉、ルビィが来ると思われる。

⑪実行委員会本部

担当生徒:マコト
お礼のアイテム:なし

ブースとしてのお手伝いはなし。落とし物をしたときにここに届けに来る。落とし物ミッションについては後述。また「名誉助っ人さん」になったときもここに来る。これも後述。

とはいえ、このブース(?)にも見どころはあって、テントのところにてるてる坊主が吊るされていたり。浦女生の晴天を願う気持ちが垣間見えます。ほかにもてるてる坊主は内浦Radioとかにもあったような。ほかの場所にもありそう。

⑫フェイスペイント

担当生徒:なし
お礼のアイテム:なし

物販で2000円以上購入すると「Jimo♡Ai」シール(メインビジュアルでAqoursが太ももなどに転写しているもの)が手に入り、それを付けられるブース(というかテーブル)。

自分は使っていないし、あまり稼働していない気がしたので詳細不明。ちなみに「JIMO-AI」から、そしてもともとこのイベントが2021年5月に予定されていたことから推測できるように、Aqours5周年プロジェクト「地元愛!Take Me Higher Project」を意識したイベントだったと思われる。内容もばっちり「地元愛」なぬまづフェスですし。
ちなみにグッズの「ぬまづフェスチケットホルダーセット」にも、同じく「Jimo♡Ai」というデザインがあしらわれている。

⑬助っ人さん休憩スペース

担当生徒:ミナモ、ナミ
お礼のアイテム:サプライズの手紙、シール

事前に「必ず立ち寄れ」と言われていたとおりに訪れると、このブースでは浦女生たちがこのフェスの功労者でありきっかけでもあるAqoursに内緒のサプライズを仕掛けたい、という協力依頼をしてくる。ライブ前に紙を配るので、それにこのフェスで好きになった沼津のことやものを書いて掲げるというもの。OKだったら、配布されるシールをみえるところに貼れとのこと。

なおこのブースには「浦の星女学院掲示板」というホワイトボードがあり、浦女生による目標やシフト表、フェスで食べてみたいもの、終わったら乗りたい遊園地のアトラクションなどが書かれている。

助っ人さん休憩ブース内ホワイトボード

このエントリ内で浦女生の名前を書いているのは、基本的にはここのシフト表に準拠しています。正直3回の参加で解像度はあがってきている(たとえば、顔に見覚えができてきている)ものの、名前まではわからなかったりなので……。あとはバスバス撮影していた写真に名札が写っていたものは、それを参考にしています。
ちなみにここで伝えられる「サプライズ」のくだりが、唯一のネタバレ禁止事項になっていました。

⑭輝け!フェスフラッグ

担当生徒:名前不明(シフト表に名前なし)
お礼のアイテム:飴

無地の三角形が連なったフェスフラッグを書こう、というブース。みんな思い思いに書いていて、平和な世界を感じられる。ちなみにここで完成したフラッグは開会宣言の際に掲揚される。
オリジナルデザインの袋に入ったみかん味の飴がもらえる。これも快晴日にはふつうにありがたかった。ちなみに飴の袋の重なり合いの部分をめくると「助っ人さん、一緒に最高のフェスにしようね!」というメッセージが書かれている。

みかん飴の袋

なおフラッグ内にAqoursメンバのものもあったらしい。おそらく端っこ?(自分は未確認)Twitterでみかけた情報によると、中央あたりらしい。
また同じようなフラッグがらんらんホールのステージ上部にもあって、そこにもなにか書かれているようにみえた。小さくて確認しきれていないが、なんとなく声優さん9人のものではないかと推測している(EDに一瞬映る)。

⑮内浦Radio

担当生徒:アキ
お礼のアイテム:ラジオ構成台本

Aqoursが生放送するラジオだが、本人たちが忙しいので、代わりにリハーサルを手伝うというもの。けっこう本格的なラジオブースぽいところで、構成台本をもとに本人になりきってリハーサルを行う。Aqoursのどのメンバを担当するかは挙手制。
お礼として、使った構成台本をもらえる。

こう書くと内容的にはシンプルだけど、担当の浦女生の雰囲気もあって良いムード。けっこうしっかりした長さがあり、担当キャラによってはフリーパートもある。自分も含め、ラジオ的なモチーフが好きなひとにはハマる。なお、フェス本番でラジオは2枠あり、メンバーはわかれて出演している。そのため9人全員揃っているリハーサル台本は、本番と異なっていると思われる。本番がちゃんと聞けていないため推測になるが。
ちなみにこれは1回9人で10分くらいかかるのですが、1公演で7回=63人しか体験できないというレアなもの。自身の初回参加時にするっと整理券がもらえたのは幸運だった。ちなみに花丸をやりました。

ちなみに受付時に整理券の裏にチェックをしてくれるのですが、この手のイベントでよくあるようなただのチェックマーク✓や「済」判子みたいなものではなく、イラストだったのに驚いた(自分は太陽マーク)。同じようなものだと、後述するAqours楽屋に入るのも1回きりなのだが、これも「名誉助っ人PASS」にチェックをするとかではなく、助っ人さん認定のチェック欄に日付+名前(本部の楽屋担当者である「ルミ」)を書くことでクリアしていて素晴らしかった。

⑯ミニステージ

担当生徒:チトセ、モモカ、ミウ
お礼のアイテム:なし?

ミニステージ4つのイベントがあるため、ミニステージのタイムテーブルにしたがって準備(リハーサル)が行われる。

ミニステージ タイムテーブル
(午前の部の準備は確認しそこねていて、午後の部から逆算)
  • 沼津クイズ!○×で答えルビィ!

沼津に関する○×クイズを投稿する。GoogleフォームのQRコードが提示されるので、各自そこに投稿する。発表され、採用・不採用が告げられる(傍からみてたくらいで正確なところは不明)。
実際にここで採用された問題が1問、本番のクイズとして出題される。採用されたひとはその場でわかったり、なにかもらえたりするのだろうか?このあたり不明です。問題が採用されても、特になにもアイテムはもらえないとのことです(@nadzuna さん、情報提供ありがとうございます)。

  • 盆踊り大会

盆踊りの振り付けの練習をおこなう。シンプルです。曲はもちろん『サンシャインぴっかぴか音頭』。振り付けはかんたんバージョンとのこと。

  • 沼津の思い出紹介

3年生のトークテーマを決める。「放課後の秘密〜淡島までの1時間〜」「淡島パジャマパーティ!」「内浦のお正月(かな?写真取っていたがミニステージスクリーンが不鮮明なため読めず……)」から挙手で人気があるものを選んでいる感じ。ほとんどみられていないので、詳細不明。

  • 沼ト〜〜ク(準備時間では「企画中」)

梨子、花丸のトークテーマを決める。「音楽の沼」「本の沼」「グルメの沼」だったかな?写真も残っておらず、あやふやな記憶で書きます。これも傍からちらっとみたくらいなので詳細不明。こっちも挙手で人気があるものが選ばれて、フェス本番で披露されたと思われる。

ミニステージはけっこう時間とられるのもあり、干し気味になってしまった……。限られた参加回数の中では致し方なしなかと。特に3年生のトークはリハだけでなく本番も時間があわず(ちょうど佳境な時間帯なのかと)、ちらっともみられていない……。このあたり大量の録音素材があると思うので、どこかで放出してくれることを切に望みます。

EX:突撃!ドキドキみかんくじ

これはパンフレットにも記載がありますが、駅弁売りみたいなみかんくじ売りが突発で出現する。1個500円で買えて、小さめの缶バッチ(2センチくらい)がランダムで入っているというもの。縁起物だと思って、遭遇したときに1回だけ購入。曜でした。

準備時間(助っ人イベント)

パンフに記載のとおり、人助けをするお助けイベントが何個か存在している様子。初回参加時は存在自体にほとんど気づかなかったが、2回目・3回目のときにはそれなりに遭遇できた。体験できたもの、できそうなもの含め記載する。
ちなみに3人助けると「名誉助っ人さん」になり、特別な場所にいくことができるようになる。それについても本項で記載する。

助っ人イベント①ヨハネの魔法陣づくり

場所:②I♥LOVE沼津展示 私の好きなぬまづ写真コーナーとキッチンカーのあいだらへん
担当生徒:アズサ(アズエル)
お礼のアイテム:なし

困っているリトルデーモン(魔女の格好をした浦女生)がいるので声をかけると、どうやら善子の指示でひとを探しているらしい。浦女生が無線で善子に報告すると、善子から無線機を通して話しかけられる。いわく、NUMAZU堕天占いで使う魔法陣が不足しているので、作成を手伝ってほしいとのこと。ぬまづ写真コーナーの横の長机にかけられている黒い布を取ると、そこには魔法陣作成キットが。アズエルのお手本をもとに、黒い紙に白マッキーで魔法陣を描く。
ここで作った魔法陣は、実際にフェス本番においてNUMAZU堕天占いブースの中に掲げられる。

無線機で善子と交信するリトルデーモン(アズエル)

お助けイベントの基本的な型と思われる。メタなことを書くと、無線でAqoursメンバと会話するため、サコッシュにBluetoothスピーカーが入っていて、近くのスタッフがタブレットで再生していると思われる。そのため、少し膨らんだサコッシュをしていて、近くにタブレットをもったスタッフがいる場合、お助けイベントの可能性が高い。

初めて遭遇したちゃんとした助っ人イベントがこれだったのだが、善子と無線でつながったときの臨場感はすごかった。おお、こうきたかー!と感嘆。また自分が書いたものが明確にわかる形でフェス本番に反映されるというのも良かった(フェスフラッグや富士山神輿ももちろん良いのだが、自分自身のというのがわかるのがまた貢献感あって良い)。
しかし、上述のとおり、これもけっこう派手にやっていながらも、ブースめぐりに夢中になっていると、ほとんど気づくことすらなかった。初回はNUMAZU堕天占いの準備お手伝いが魔法陣作成かと思っていたくらいだ。
ちなみにこのテーブルはフェス本番になるとシャボン玉置き場になっていた。フェス本番の開始直後くらいに、大量のシャボン液をボトルから注いでいるのが確認できた(笑)。

助っ人イベント②Aqoursライブの歓声収録

場所:キッチンカー周辺の芝生
担当生徒:ヒマリ
お礼のアイテム:なし

大きなガンマイクを携えた浦女生がいるので声をかける。するとAqoursスペシャルライブで使う歓声の録音に協力してほしいと言われる。そこで収録した音声は、実際にAqoursライブのときに使われる(ていると思われる)。

ガンマイクを持って困っている浦女生(ヒマリ)

これは比較的わかりやすく(目立つ)一気に大人数の対応が可能な助っ人イベント。

助っ人イベント③シャイ煮チャンピオンシップのガヤ収録

場所:キッチンカー周辺の芝生
担当生徒:カレン
お礼のアイテム:なし

なんか困ってそう(意味深)な浦女生に声をかける。どうやら鞠莉の後輩で、鞠莉がフェス本番で「シャイ煮チャンピオンシップ」という催しをやろうとしていて、その音声素材を録音させてくれないかと言われる。無線で鞠莉との会話もあり、鞠莉直々にお願いされる。そこで収録した音声は、実際にフェス本番のシャイ煮チャンピオンシップで使われる(ているとおもわれる)。

これも比較的遭遇しやすいが、ガンマイクなどのような目立った格好ではないので、じゃっかん難易度が高い。ただ、声を出すからか、それなりに目立ってはおり、助っ人に飢えた助っ人さんが大挙していた。これも大量にさばける系の助っ人イベントと思われる。
なお、こっちはiPhoneで音声収録という形だった。音声収録モノ2つは、どうしてもコロナ禍との相性が悪く、どれくらいの声量でやれば良いのかなど、不毛なことを考えないといけないのが少し残念だった。時代を恨むしかない。

助っ人イベント④ヨキソバの荷物運び

場所:マリ・オハラキッチンスタジオ裏あたり〜ヨキソバキッチン裏
担当生徒:ミキ
お礼のアイテム:曜の「ほしいものメモ」

灰色のプラスチックのコンテナボックスを重そうに運ぶ浦女生に声をかける。曜の後輩で、曜に頼まれてヨキソバの材料をヨキソバキッチンに運ぶところだという。その荷物運びを手伝ってあげると、無線で曜に連絡をとってくれて、なにかお礼の品を渡したいということになる。そこでミキが曜に頼まれたときに受け取った「ほしいものメモ」をもらえることになる。そこには感謝の言葉とともに「このメモを見せてヨキソバを頼むとよいことがあるかも」と書かれている。

運んだあとのヨキソバ食材コンテナ

これは遭遇難易度が高いイベントかと!自分もひとが運んでいるのを1回みたのと、自分自身が運んだ合計2回しかみていないです。なんか気づきにくいのだろうか?それなりのサイズの箱を運んでいるので目立ちそうなものだが……と書いていて気がついたが、ふつうにスタッフさんが物品のやりとりをしているような感じにみえるので、盲点になるのかも。とにかく、体験できて良かったです。これをみせてヨキソバを頼むと〜のくだりはフェス本編に記載します。
※ちなみにヨキソバ、輝け!シャイニーアルティメットローストビーフカレーは準備時間から買えたようです。

助っ人イベント⑤落とし物拾い(ブース・アトラクション企画書)

場所:キッチンカー周辺の芝生(ほかにもある?)
担当生徒:マコト(実行委員会本部)
お礼のアイテム:受領証(鞠莉の押印、メッセージ付き)

目の前で落とし物が!大変だ、実行委員会本部に届けよう。本部に届けると、無線で鞠莉とつながり、感謝の言葉を伝えられる。また本部として企画書に承認印を押す必要があるため、「シャイニー!」の掛け声のような形で「ショウニーン!」(承認)と声をかけて判子を押す(押すのはマコト)。お礼に感謝の言葉が書かれた受領証をもらえる。

拾った千歌の企画書を本部に届ける

これもけっこうなレアイベントかと。ちなみに少し前に「落とす瞬間」を目撃したため、どのようなひとが落とすのか、なんとなくあてがついていたというのがある。というか、そうでもしないと、この人口密度だと5秒と持たないですね。ちなみに自分がみたのは、黒い布に包まれた何かを運んでいて、いきなり走り出して、途中で落とす、というものでした。なんかいろいろなパターンがありそうな気はしています。
ちなみに拾ったブース・アトラクション企画書は「みかんハッピートレイン」のものでしたが、「浦女通信」によると「沼津展示」「富士山神輿」のものもあるようです。

また少し内容は異なるかもですが、梨子のものと思われる「カベドン」「カベクイ」などの同人誌の落とし物をみつけているひとを確認しました。おそらく、鞠莉ではなく梨子とのやりとりがあって、梨子からの受領証がもらえるのではないかと。会場の状況をみていると、「カベドン」が本部に届いたときには放送が流れているようだったので、そこから梨子のやりとりがあったのではないかと推測しています。
ちなみにほかにも落とし物はありそうな気はしていますが、ちょっとわかっていないです(Twitterで名札が落ちていた、みたいなのもみかけましたが、仕込みなのか、ガチなのか。ちなみに自分もガチの落とし物も2つくらい届けました。助っ人さんの推薦サインはもらえなかったですが)。
⇒「いつき」の名札が落ちている、というのがあったようです(いつき=原作に出てくる数少ない名前ありの浦女生。千歌の友だち)。となると「よしみ」「むつ」のもあるかもしれません。

ちなみに今回のイベントで浦女キャストは46人いるらしく、それによしみ、いつき、むつの3人とAqours9人を足した58人で浦の星女学院全員になるようです。
※5周年展示会で購入した『Official Animation Art & Design Works』を引っ張り出してきたところ、P.161に1年生、2年生の教室座席表があって、それによると下記のようです(3年生は未掲載ぽい)。
・1年生=9人+ルビィ、花丸、善子=12人
・2人生=18人+よしみ、いつき、むつ、千歌、梨子、曜=24人
実際にこの人数になるように浦女キャストのキャラ設定がされていう噂です(もはや原作よりも原作なんじゃないかという気がプンプンする……)。

自分が体験した、認識できている助っ人イベントは以上です。ほかにもあったら教えてください。

助っ人イベントEX:名誉助っ人さん

3人以上助けると、「名誉助っ人PASS」という金色のカードがもらえる。これを実行委員会本部に持っていくと、Aqours楽屋に1回だけ入れるというものになる。実行委員会にみせると、ルミの誘導で内浦Radioの横のブース(⑰??????「一般スタッフ、参加者は立入禁止」とパンフレットのマップに書かれている場所)に入ることができる。中にはアスカという浦女生がいて、楽屋を案内してくれる。

名誉助っ人PASS

室内にはAqoursメンバのスクールバッグ、飲みかけのペットボトル、ノート類のほか、SaintSnowからの差し入れ(のし付き)のラッキーガラナ(原作に出てくる函館のハンバーガー屋の出す缶ドリンク)があったり、Aqoursメンバのシフト表や、寄せ書きのように助っ人さん専用マイページから送信できたメッセージが貼られている。そして無線機がある。ものとしては実行委員会本部にあるものと同一で、これまで助っ人さんで助けてきた浦女生がもっていた子機もここにつながっていた=楽屋にいるAqoursメンバと会話していたのだと実感できる。

ひととおり堪能し、外に出ようかというところで、千歌・梨子から無線がくる。そこに助っ人さんがいないかと聞かれ、無線に出て返事をすると、どうやら写真係を用意するのを忘れていたらしく、写真係をお願いできないかと相談される。了承すると、千歌が送ってきたメールアドレスが書かれたノートの写真をもらうことができる。そのノートは、新曲の歌詞を思案しているもので、もう少しでテーマソング『SUKI for you, DREAM for you!』の歌詞が完成しそうな状態になっているが、決め手に欠けていることがわかる。
なお写真は後夜祭で使いたいということなので、少し早めに送ってくれとのこと。実際に送った写真が後夜祭のEDムービーの中に織り込まれる。また千歌からも「メールありがとう♪」という感謝の返信メールが来る。

千歌からの返信メール

これはなかなか贅沢な体験です。おそらく、助っ人さんミッションはフェス本番でもたくさんあるので、フェス本番でもお助け3人を達成すると楽屋に入れるようになるのだと思いますが、無線のくだりがあるのかなどはよくわかっていないです。噂では、舞浜方式でAqoursメンバは同時に1人しか出現できないので、千歌・梨子の空き時間じゃないと無線のくだりがないというのも聞きましたが、個人的にはそれは疑問です。ミニステージ出演くらいは考慮しているかもしれませんが。

なお、千歌からのメールアドレスですが、このときにもらう写真が、実はEDムービーの最初のカットになっています。1回目に参加したとき(名誉助っ人さんにはなっていない)にEDムービーのメールアドレスに気づいたものの、あまりの一瞬のできごとに記憶しきれず、何パターンかのメールアドレスにメールして宛先不明で玉砕していました。ただし、内容からすると単にこのアドレスにメールを送るだけではだめで、画像ファイルを添付しないと返信がこないのではないかと思われます。アドレスがgmailだったため、おそらくフィルタ機能と返信定型文を使った自動返信かと思われます(すみません、夢のない話を書いてしまい……)。なお、メアドや電話番号をみたらとりあえず送る、というのはARGメソッドです。

楽屋にあるシフト表ですが、これがおそらくシークレットなイベントを体験するための鍵になると思っていたのですが、後述しますが、うまくみつけられなかったです……。基本的に、普段と異なるブースに顔を出したりしているところで、なにかイベントが発生するのではないかと推測しています。もう少しチャンスがあれば良かったのですが、参加回数3ではこれが限界でした……。
シフト表をみると、基本的に5分刻みで動いていることがわかります。そのため5分ごとの行動表をつくって、各メンバ単位でおいかけたりすると、かなり面白い体験ができそうです。
ちなみに「浦女通信」によると、Aqoursシフト表は下部がピンクのものと水色のものの2種類があるようです。6月4日は午前・午後ともにピンクのパターンでした。なんとなくですが、晴れバージョンと雨バージョンな気がします。雨だと一部ミニステージイベント(盆踊り)が中止になるとか、開会宣言をらんらんホールでやる、みたいな噂を耳にしています。

この楽屋の光景ですが、実はEDムービーにけっこう入っているので、名誉助っ人さんになれなかったひとも、なんとなく観ている(あれ?どこ?的な感じかもですが)かたちになります。

開会宣言

フェスの準備時間が終了し、千歌たちの呼びかけで各ブースの準備状況を確認していく。準備時間中にも、準備が完了したブースがでるたびに大きな拍手があがっていた。各ブースを担当する浦女生がブースの準備状況を報告していく。無事にすべてのブースの準備が完了した。フェス本番の開始だ。
まずはフェスフラッグの掲揚を行う。大空にのぼっていくフェスフラッグ。のぼりきったのを合図にフェス本番が開始される。

自分の参加回で1度、のぼり途中のフェスフラッグがたわんで急落してしまったこともあった。その時はのぼった、ということで先に進んだ(すぐに復旧もした)。
この準備完了を浦女生が順番にマイクで報告していくのが、なんとも感動的でグッとくるものがあった。

フェス本番

というわけで、フェス本番である。準備時間と同じように、各ブースごと、助っ人イベントの順番で記載していく。

①I♥LOVE沼津展示 みんなで作るオススメマップコーナー

壁にAqours9人がそれぞれ作った壁新聞的な観光ガイドが追加で掲載されている。千歌はみかん、梨子は音など、各メンバが選んだテーマでスポットの紹介などをしている。

いやあ、情報量多すぎてみきれなかったので、とりあえず写真にだけ収めておいて、あとで確認しました。Aqours9人の分だけでも、真面目にみると10分はかかるし、できあがったマップもすごいことになっています。このマップ、毎回使い切りなのはもったいなあと思ったり。
ちなみに午前・午後連続でいって気がついたのですが、おそらく午前分の上に午後分を貼っているぽいです。なので、午後の方がマップがより壮大になっていると思われます(笑)。

②I♥LOVE沼津展示 私の好きなぬまづ写真コーナー

特に準備時間から変更なし(のはず)。

③みかんハッピートレイン

実際にみかんハッピートレインが楽しめます。お兄さん(1人?)がすごい勢いでトロッコを押していて、こりゃ大変そうだ……。
ちなみにみかんの中のおみくじは「大吉」以外に「大大大大吉」や「シークレット大吉」もあったりしました(シークレットはみかん色ではなく、黄色(金色?)っぽい)。

みかんハッピートレインのお兄さん。ちなみに浦女の近所のひと(という設定)らしい。

④NUMAZU堕天占い

善子が提示する3つのカード「妖精」「天使」「悪魔」からひとつを選択する。カードに善子の予言?が書かれている。

ちなみにシークレットがあるらしいとどこかで見聞きしたが、詳細不明。自分は未確認。

  • 妖精:「YO」(実際はヨキソバに書かれている「YO」マーク)を描きし地、その裏に幸運の書あり

ヨキソバキッチンの裏にいくと、長机の上に「制作の思い出アルバム」をみつけることができる。中には企画を練っていたりするメモや、やいづ屋に交渉にいったりしている写真、神田明神に奉納した絵馬の写真やおまもり(実物)が入っていたり、といったものをみることができる。

Aqoursぬまづフェスティバル制作メモ

ちなみに未確認だが、実際に神田明神にいくと、「浦の星女学院生徒一同」の絵馬が確認できるらしい。→できました。下記参照。
なお、この場所(ヨキソバキッチンの裏)はヨキソバ荷物運びの助っ人ミッションでもおとずれるが、準備時間中は長机ごと黒い布で隠されていた。

神田明神に奉納されている絵馬(6/12夜撮影)
本殿向かって左の絵馬掛所


  • 天使:(うちっちーのイラスト)この裏印幸運あり

輝け!フェスフラッグのブースと富士山神輿のブースのあいだくらいに、うちっちー(伊豆・三津シーパラダイスのセイウチのキャラクタ)が描かれたパネルが掲出されている。裏をみるとQRコードがあって、善子の契約完了シークレット待受を手に入れられる。

うちっちーパネル

怪しいパネルは裏を確認するという謎解き癖のせいで、ヨハネ様のお導きなしにシークレット画像にたどりついてしまったのはここだけの話。

  • 悪魔:大いなる門、その下に出会いの可能性あり

大いなる門というのは入場ゲート。この下にいると、自撮りをしようとして困っている浦女生があらわれる。声をかけると、かわりに写真をとってほしいと言われる。助っ人完了すると、助っ人さん推薦マークをもらえる(助っ人イベントになっている)。

実際に大いなる門に導かれて撮影した写真

ちなみに入場門だが、「Numazu」の「z」の部分が変な感じになっている。実はこれはもともと間違えて「n」にしてしまって(Numanu)、それを修正したあとと考えられる。助っ人さん専用マイページの「準備リポート12 入場アーチを作ったよ!」(1:03〜)の中で間違いに気づいて、修正している。

⑤ぬまづアンテナショップ

準備時間中はPOP制作だったが、実際にフェス本番では「のっぽ(のっぽパン)」(パンデロール)、「深海プリン」(沼津深海プリン工房)、「みかんどら焼き」(松月)、「カレーボール」(やいづ屋)、「ひものサブレ」(グランマ)を購入することができる。1人3商品まで。

のっぽパンを無事ゲットできて、とても嬉しかった。前に沼津にいったときは帰りに買おうと思って買いそこねてしまったので(ベルマートで買おうと思っていたら、完売しちゃうんですね……)。ほかにも松月にいったときに売り切れで買えなかったみかんどら焼きも買えて、ふつうに物産展的にほくほくでした。

⑥マリ・オハラクッキングスタジオ

未参加。準備と同じく、すごい行列。ここでシャイ煮チャンピオンシップという、シャイ煮を指定の時間のあいだにどれだけの回数かきまぜられるかを競っていたらしい。
助っ人さんで収録されていた音声がここで使われていたと思われる。

⑦ヨキソバキッチン渡辺亭

ヨキソバを食べられる休憩スペースになっている。内浦Radioの放送もここで聞ける。なお、準備時間で荷物運びの助っ人をしている場合、曜からもらったほしいものメモをみせて購入することで、曜からお礼のランチョンマットをもらえる。
ヨキソバはふつうにとても美味しく(そしてボリューミーで)お得感もあった。そして、なによりだったのが、準備時間でヨキソバキッチンをやっていると、どんな材料が入っているかが手にとるようにわかるのだ。自分たちでよりわけているので人参や豚肉やキャベツという具材がありありと把握でき、この味の深みはオイスターソースだろうとか、マヨネーズはどこに使っているんだろう、などと勝手に思考が進む。のんびりヨキソバを食べながらふと視線をあげると、浦女生と助っ人さんが混在となってフェスを楽しんでいる様子がみえて、思わずグッと来るものがあった(なんかグッと来てばかりだ……このイベント)。

ヨキソバ(荷物運びのお礼マットとともに)

イマーシブなイベントにおいて、飲食はとても重要なファクターだと思っているのだが(不可逆で身体的な行為の最たるものなので)、あらためてその凄さに気付かされた。準備フェーズで書いたとおり、一番やってみて良い意味でギャップがあったのがヨキソバだったと思う。

⑧JAふじ伊豆

ぬまっちゃ(JA公式通販)の販売など。ほとんど寄ることができなかったので詳細不明ですが、はちまきの伏線回収はあった模様。詳細は「助っ人イベント」の項目で。

⑨Aqoursグッズショップ

引き続き、物販です。

⑩ぬまづ富士山神輿

ミニステージイベントの盆踊りに先行する形で、神輿を芝生の中央まで運ぶイベントあり。1つ目のミニステージイベントである○×クイズが終わる直前くらいい、なんとなく近くにいたら招集された。おそらく25人くらいで神輿をかつぐことになり。神輿の中に千歌と曜が入っており(としか考えられないシチュエーションなのだ。不思議なことだが)、ふたりの掛け声にあわせて神輿をかついでいく。その後、神輿を中心に盆踊りが行われる。
盆踊り終了後に浦女生たちが神輿をかついで元の富士山神輿ブースに戻そうとするが〜というコントめいたイベントも発生するが、詳細は「助っ人イベント」の項目で。

かついだ感想としては、ふつうに重かった(笑)。それがリアル。しかし、自分たちの手が入っていると思うと、その重みもひとしおである。
ちなみにミニステージのクイズに最後まで参加していると、たぶん神輿かつぎには参加できない気がする(タイミング的に)。

⑪実行委員会本部

引き続き、落とし物等のブースとして稼働。

⑫フェイスペイント

おそらく、なくなっていた気がする?記憶が定かでないですが、このあたりで盆踊りをやっていた認識。

⑬助っ人さん休憩スペース

引き続き、助っ人さんにAqoursサプライズを仕込む場所に。
ペンの色で分けられたが、準備時間のケースもフェス本番のケースもあった。

⑭輝け!フェスフラッグ

ブース内容が変更になっており、よしみ・いつき・むつの3人娘によるAqoursの紹介展示のコーナーになっている。これまでの軌跡、全曲リスト(おそらく)、思い出展示として東京初ライブ、地区大会、トランク紛失事件(コラボ第1弾の『孤島の水族館〜』の内容)、学校祭ライブ中止の危機(コラボ第2弾)といったパネル展示がある。

ちなみにここが「なぞラリー」のチェックポイント的になっていたので、かんたんに「なぞラリー」のネタバレ解説を(問題は載せないので、雰囲気だけでもつかんでいただければと)。

STEP1はミニステージのタイムスケジュールに書かれたリボンの色を使ったスケルトンパズル(緑と黒を日本名と英名でスケルトンにする)、沼津展示の写真を使った1枚謎(消しゴム、はがきを使ったタヌキ問題)、JAふじ伊豆の看板を使った間違い探しの3問を解く。すると、次に向かう場所が「キイロイサンカク」とわかる。マップ上に黄色い三角は1つで、それがこのフェスフラッグブースになっている。

STEP2はフェスフラッグブース内の情報を使って2問を解く。1つは「黄色い四角に入ったAqoursをみつけて、声を聞け」という問題。実際に黄色い四角の中にQRコードが書かれているのをみつけることができる。アクセスするとVimeoで、その中でAqoursが1文字ずつ言っていくのを冊子の問題用紙の順番に拾っていくと「ミドリノワンショウ(緑の腕章)」となる。もう1つはSTEP1のこたえを再利用した問題。解答欄の枠が同じになるように、問題の枠の中に埋めていくと、Aqoursの楽曲名になっていることがわかる、指定された箇所を拾うと「バイバイ」(『サクラバイバイ』の「バイバイ」部分)。組み合わせると「緑の腕章にバイバイしろ」となり、実際に沼津マップのトオルにバイバイと手をふると、成功特典のQRコードをみせてもらえる。それを読み込むと、シークレットの待受画像が入手できる。

ちなみに楽曲リストだが、おそらく『SUKI for you, DREAM for you!』以外の全曲が載っていたと思われる(未確認だが)。このあとの流れでわかるが、『SUKI for you, DREAM for you!』はこのタイミングではまだ完成しておらず、後夜祭のサプライズを受けて歌詞が完成する流れになっている。

⑮内浦Radio

本番の放送がこの中でおこなわれる。リハーサルとは異なり、2回にわかれていて、出演メンバが少し異なる。ちなみに善子は基本的にNUMAZU堕天占いを離れられないため、通信?電話?での出演になっていた。
詳細はちゃんと聞けていないので不明だが、ぱっと聞いた感じとしては、リハーサルの台本に忠実に放送していたように思う。ちなみに生放送とのこと。

放送タイミングは下記のとおり。
・1回目:12:07、16:17
・2回目:12:23、16:33

⑯ミニステージ

ミニステージ タイムテーブル
(再掲)
  • 沼津クイズ!○×で答えルビィ!

チェーンで区切られたスペースに参加者は入って、出題にたいして○(花丸の「おはなーまるー」ポーズ)か×(ダイヤさんの「ぶっぶーですわ」ポーズ)を取る。1,2問目はダイヤ、ルビィによる問題、3問目は準備時間に受け付けた助っ人さんの問題になっている。3問すべて成果すると「沼津王」になれて「沼津王認定証」がもらえる。

沼津王認定証

自分は「沼津王」もらえました!偶然にも助けられましたが、運も実力のうちですね。ちなみに2回参加しましたが、1問目でかなりのひとが落ちました。そういう難易度調整だったのでしょうか?ちなみに意外と問題は記憶に残っていて、下記のような感じでした。
<6月4日午前の部>
・1問目:沼津港の漁獲量トップはサバである⇒○←自分はここで脱落
・2問目:伊豆・三津シーパラダイスの入場料は2200円である⇒○
・3問目:タカアシガニは世界最大のカニである⇒○
<6月4日午後の部>
・1問目:徳倉山は「猫山」と呼ばれている⇒×(正解は「象山」)
・2問目:沼津市は今年100周年だ⇒×(正解は「99周年」)
・3問目:のっぽパンはこれまで100種類ほど発売されている⇒×(正解は「200種類以上」らしい)

  • 盆踊り大会

運ばれてきた富士山神輿を中心に輪になって、全員で『サンシャインぴっかぴか音頭』を踊る。いやあ、このときの団結とか熱はすごくて、ものすごく盛り上がります。輪の中心に立つ浦女生たちも大活躍(特にワコさんかな?盛り上げがすごい)。ミニステージからも遠くのブースや謎解き中の助っ人さんも巻き込んで、盆踊りが進んでいきます。
なお、曲の最後の方で、お立ち台(寿太郎ダンボール)にあがって踊りの見本をしていた浦女生にピンチ?がおとずれて、急遽お立ち台が空席になってしまうが、指定された助っ人さんが代役をつとめて踊りあげる、というイベントも発生する。

ここに渦巻く熱量は本当にすごくて、令和の現代においても、日本中で盆踊りがとりおこなわれているのはだてじゃないなあと実感しました。音頭、すごいパワーを持っています。あなどれない。
これは数百人レベルの参加者が一同に会することによる熱狂が間違いなくあって、この規模ならではの良さがありました。自分自身、盆踊りをまじめにやったのは、おそらく人生初めてだったと思います(まあ、今回でいきなり+3回になっていますが)。「祭」のつくり方として完全に正解だと感じました。

  • 沼津の思い出紹介

すみません。まったくみられていないです。なんか「淡島パジャマパーティ!」になっていた気がしますが、詳細不明。

  • 沼ト〜〜ク

「音楽の沼」「グルメの沼」になっているのは、ちらっと聞けました。フェス本番の最後の時間にやっているので、そういう意味だと参加しやすいかもですが、なぜかあまり立ち会えず……残念。

フェス本番(助っ人イベント)

実は準備中にあるていど助っ人イベントができていたため、あまりフェス本番中の助っ人イベントは体験できていません。が、おそらくあれだろうという推測も含めて記載していきます。

助っ人イベント①自撮りを助ける

場所:入場門
担当生徒:フウカ

詳細は「NUMAZU堕天占い」の項目に記載済み。これは体験済み。

なお、以下の助っ人イベントはすべて想定で、自分自身は未体験です。

助っ人イベント②神輿運び

場所:盆踊り会場
担当生徒:ワコ

盆踊り終了後に浦女生たちだけで神輿を戻そうとするが持ち上がらない、というコント的な展開がおとずれる。そこで手を上げて手伝い、神輿を助っ人さんたちでかつぎ、富士山神輿ブースまで戻す。

助っ人イベント③JA呼び込み手伝い

場所:JAふじ伊豆
担当生徒:?

はちまきの伏線回収イベント。JAブースで呼び込みをしている浦女生に声をかけて、呼び込みの手伝いをする。

見落としかもしれないけど、あまり発動していなかったような気がする。ただ、あまりこのあたりに行けなかったので、単に気づいていないだけかもしれない。

助っ人イベント④新聞部の取材協力

場所:NUMAZU占いの近く(自分が目撃したものは)
担当生徒:?

新聞部の浦女生が助っ人さんにインタビューをする、的な感じかと推測している。

「浦女通信」にこの内容の記載がある。おそらく自分が目撃したのは、この助っ人さんミッションだったと思われる。

助っ人イベント⑤シャボン玉づくり

場所:②I♥LOVE沼津展示 私の好きなぬまづ写真コーナーとキッチンカーのあいだらへん
担当生徒:?

盆踊りくらいから激しくシャボン玉をつくっているが、それをお助けできるらしい?そんなコメントをTwitterでみた気がする。

浦女生が楽しそうにシャボン玉をつくっているので、なんかほほえましい感じで、基本的には遠目にみていた。が、たしかにお助けミッションなのかもしれない、という感じ。これだけ全然確証はないのだけど、いちおう書いておきます。

Aqoursスペシャルライブ

ライブ映像は『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』準拠かと思われる。日・回によって異なる2曲をパフォーマンスるする。衣装は今回の法被のもの。

Aqoursのライブ中は、浦女生もサイリウムを振っていて、なんというかしあわせ空間みたいな感じになっていた。また6月4日午後の部では、両サイドの2階席部分に浦女生が集合していて、おおおと思った(おそらく、浦女生が散らばらずに一同に会している瞬間は珍しかったと思う)。

後夜祭

一般のお客さんが退場後にスタッフだけの後夜祭がらんらんホールで行われる。そこでAqoursから全員で記念写真を撮りたいと提案を受ける。ここがチャンスだとチトセ、モモカからうながされ、「このフェスで好きになった沼津のことやもの」を書いた紙を掲げる。サプライズは成功。みんなの「好き」が集まった光景をみた千歌は、悩んでいた歌詞・タイトルを思いつく。その曲名は――『SUKI for you, DREAM for you!』。

好きだって 好きだって 好きだって思うから
伝えたくなっちゃう
分かちあえたら嬉しいよ
夢いっぱい 胸いっぱい ときめいちゃえ
みんなのフェスティバル
ここでDance&Step 最高のステージ盛り上がろう!
笑顔でジャンプ なんでも乗り越えられそうだよ
Let's go!! 一緒に楽しもう!

SUKI for you, DREAM for you!(作詞:畑亜貴)

その後

『SUKI for you, DREAM for you!』が流れる中、「名誉助っ人さん」による写真もまじえたエンディングが流れる。その中には最後に全員で撮った集合写真も。写真撮影のときに「善子ちゃん、もっと左!」と浦女生が声をかけていたが、そこにはAqoursが「存在していた」。

ラストのアウトロ。Aqourからのメッセージが映し出される。そこには助っ人さんへの感謝の言葉があった。

散会

宴は散会する。助っ人さんは会場を後にし、各自の家に帰っていく。浦女生も沼津に帰っていく。23時過ぎに最後の準備リポートと思い出ページ(エンディングで使用された当日写真へのリンク)が更新され、「ぬまづフェスティバル」の1日は幕を閉じた。

まとめ

以上で自分が体験した『輝け!Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド』の全記録である(一部、推測や見聞きしたことも含んでいるが)。なるべく記憶がしっかりしているうちに……と書き下したら、けっこうな量になってしまった。おそらく、全然気づいていないようなこともたくさんあるだろう。でも、その底のみえない芳醇さみたいなものが、自分が2回目以降で味わえた新しい視座なんだと思っている。

間違っている箇所、助っ人イベントをはじめとした情報提供あれば、本記事にコメントいただければさいわいです。すぐに取り込めるかはわかりませんが、ご連絡いただければ、なるべく対応したいと思っています。

結論ですが、とても良いイベントでした!存分に堪能させていただきました。体験する物語projectの今後に期待します!

おまけ:Aqoursシフト表から想定できるシークレットぽいイベント

Aqours楽屋にあるシフト表

Aqoursシフト表をよくみると、気になる箇所がいくつかある。基本的にミニステージ、内浦Radio以外でAqoursメンバのシフトが入っている箇所では、なんらかのイベントが発生していると推測できる。

準備時間
・ぬまづアンテナショップ:千歌&梨子(4〜5枠)、梨子(6〜7枠)、ダイヤ(12〜13枠)
・沼津マップ:曜&果南(4〜5枠)、ルビィ&ダイヤ(6〜7枠)、千歌(12〜13枠)
・NUMAZU堕天占い:花丸(6〜7枠)、梨子(9〜10枠)
・富士山神輿:花丸(4〜5枠)、果南&鞠莉(6〜7枠)、ルビィ(12〜13枠)
・ヨキソバキッチン:曜(9〜12枠)
・マリ・オハラクッキングスタジオ:鞠莉(4〜5、12〜13枠)
・ミニステージ⇒ライブステージ確認:千歌&曜(6〜7枠)

フェス本番
・ヨキソバキッチン:曜(10〜11枠)
・マリ・オハラクッキングスタジオ:鞠莉(3〜4枠)

これを全部おさえようとすると、とてもじゃないけど回数重ねないと難しそう……。沼津マップは千歌のイベントを体験していたため、おそらく他のメンバーのバージョンがあるのだろうと。富士山神輿もなんとなく想像がつく。NUMAZU堕天占いは、花丸や梨子が乱入するバージョンがあるみたいだが、狙って入るのが難しい……。

というわけで、自分が特に気になっていた下記の2つをはっきりさせたいと考えていた。

準備時間
・ミニステージ⇒ライブステージ確認:千歌&曜(6〜7枠)
フェス本番
・ヨキソバキッチン:曜(10〜11枠)

1個目は、わざわざ赤修正が入っている部分なので、この時間にライブステージ=らんらんホールステージでなにかあるだろう、と踏んで何回か観に行ったのですが、特になにも起こらず……。考え方が間違っているのか……。ちなみにミニステージのリハは予定どおり千歌&曜でやっていて、最後に「照明のチェックおねがいー」みたいに呼ばれていなくなるので、そのあとライブステージだろ!と確信めいたものをもってらんらんホールに戻ったけど、人っ子ひとりおらず、でした。

2個目は、フェスの最後なので確認しやすそうというのと、ヨキソバキッチンはスピーカーが良い(内浦Radioが流れていたりするので)、なにか起こればちゃんと理解できそう、というので狙っていたけど、なんかうまく遭遇できず……。

このあたりが理解できるようになると、Aqoursメンバを軸とした、また新しい光景がみえたんじゃないかなと思っている。ただ、助っ人活動でAqoursメンバをかなり感じられるようになっているので、もうじゅうぶんといえばじゅうぶんなのかもしれない……。

追記:(再整理した結果)おそらく当日になってミニステージ準備のタイムテーブルが変更になっていた可能性がある?

実はもともと少し違和感があったのだが、Aqoursシフト表はおそらく5分刻みと思われるものの、実はタイムテーブルの中で「ミニステージ」の時間が微妙にずれているのだ。
ミニステージのみに着目すると、シフト表では
・ミニステージ1(10分)
・ミニステージ2(10分)
・5分休憩
・ミニステージ3(10分)
・5分休憩
・ミニステージ4(10分)
になっているが、実際のタイムスケジュールでは
・ミニステージ1(10分)
・5分休憩
・ミニステージ2(10分)
・5分休憩
・ミニステージ3(10分)
・ミニステージ4(10分)
になっている。

シフト表と実際のタイムスケジュールの差異

このことから考えると、ミニステージ2、3は、本来の予定時間よりも5分後ろ倒しになった可能性がある。それがAqoursシフト表の千歌・曜の「ミニステージ」のところに赤字で修正されている「ライブステージ確認」によるものと考えることができる。
よって、赤字で書かれている「ライブステージチェック」というのは1回目のミニステージリハの直後(午前の部の場合10:50、午後の部の場合15:00)にらんらんホールにいけば体験できたのではないかと考えている。
※誰か体験済みのひとがいたらコメントいただければさいわいです。

再整理したタイムテーブル

※ここまで事前にやっていれば気づいたのだけど、やっぱり「攻略」的だよなあ。偶然出会えるとしたら、このタイミングにトイレにいったひとくらいですかね。

おまけ:その他の小ネタ

といっても、もうそんなにないかも……。けっこう、しっかり気づいたことは本文に織り込んだので。

そういえば、よみうりランド内の売店「Shop Gets」に本公演オリジナルの沼津まちあるきスタンプが設置されているが、そこで1年生による音声が流れていた、とかですね。ほかのバージョンがあるかは不明です。

記事内で言及済みですが、今回のグッズの「フェス記念クリアファイルセット」に含まれる「浦女通信」。これも『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』の際に解説シート相当として配布された「浦女通信」とデザインなどがあわせてあります。ちなみに今回はあまり物販アピールしていませんが(キャラ設定上ですかね)、「フェス記念クリアファイルセット」に「浦女通信」が同梱されていることはもっとアピールしても良いと思います。実質的な公式の解説シートなので。

助っ人関連だと、自分は未体験なのですが、アズエルを2人目以降に助っ人すると、すでに書かれている浦女生の名前を「○○エル」に上書きしてしまう、というのもありました(目の前でやられているひとがいた)。

助っ人のミッションはまだほかにあるような気はしていて、Twitterでみかけたものだと「鍵のかかった箱を持って困っている浦女生を助ける」というミッションもあるとか……。詳細不明なので、いったん上にはあげていませんが。ほかにも「みかんみくじ?がぶちまけられたのを拾う」「列に並んでいるとみかんくじの手伝いを求められる」とかほかにもあるみたいです。また「いつきの名札の落とし物」いずれも詳細不明ですが、実体験された方がいたらコメントくれるとうれしいです。

あとは衣装関連。5月中(自分が参加したのは5月28日)は冬服だったが、6月1日の衣替えを経て、6月4日に参加した際は一部生徒が夏服になっていました。ちなみにリトルデーモンは善子命令が冬服のままらしい。

衣装関連は全然理解できていなくて、たとえば制服のキャストとTシャツのキャストの違いとか、Tシャツのキャストの中にオレンジの「STAFF」腕章をしているひとが微妙にいるとか。ちなみにTシャツのひとは、スカートが制服かどうかで浦女生判定して良いようです。浦女生から聞いたところ、上Tシャツ&下パンツは「先生」や「近所のひと」だそうです。

ちなみにメタな話ですが、このイベントではBluetoothスピーカーがとても活躍していて、これらによってAqoursがいろいろなところに「出現」できるつくりになっていると思われます。実はヨキソバキッチンカーあたりかどこかで、大音量でBluetooth接続の切断音が聞こえたのですが、大丈夫だったのでしょうか……。

最後に、本当に小ネタなんですが、コロナのイベント開催時チェックリスト(会場に掲出されているもの)を確認したところ、本件の専用のメールアドレス「scraplls3_info@scrapmagazine.com」があるのに気づきました。SCRAPは基本的に「info@scrapmagazine.com」を使っている認識で、実際、隣にあった『夜のゾンビ遊園地からの脱出』はそっちのアドレスでした。独自のアドレスを用意しなければいけないくらい、この案件が巨大な案件だったのだろうと、邪推してしまいそうです。

イベント開催時チェックリスト

ほかになにか思い出したら追記します。

サポートいただけたらスパートかかっちゃうかもしれません。そのお金でリモートからまたなにかレポートします。アパート経営はあこがれです。