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20代男性現役フリーライターが語るフリーライターになる方法

フリーライターは作家を目指す人とも相性がよく、文章で食べていくということはどういうことなのか学べる職業です。

仮に会社員から自由時間を利用して作品を書き続け作家になったとすれば、会社が自動的におこなってくれた税金の申告を自分でおこなう必要があります。

税金の申告以外にも会社に任せてきた面倒なことをいきなり全部自分でやらなければいけなくなるのは知識のない人は非常に手間がかかるのではないかと思います。

しかし、フリーライターであれば作家として生きるために必要な自分でやるべきことをおこなう必要があるのでフリーライターから作家になる場合は会社員から作家になるよりもスムーズに移行できるのではないでしょうか。

また、常日頃から仕事で文章を書くことになるので、作家として必要な読者に自分の伝えたいことを伝える能力が毎日強化されていきます。

ライターと作家で求められるものが違う点もありますが、自分の作品とはいえ独りよがりな文章を書いていたら誰も読んでくれませんよね

私もフリーライターから作家への転身を目指して日々文章を書いているつもりです。

シナリオ制作の仕事をほぼボランティアの形になってしまっていますが請け負っています。

もちろん、私はまだ作家ではないのでこの方法で作家になることができるかは分かりませんが、少なくとも現状では文章でお金を稼げているのでフリーライターになる方法でしたら教えることができます。

フリーライターは誰でもなることはできる

それでは、フリーライターになる方法ですがはっきりいえば非常に簡単です。

「初めまして、フリーライターの〇〇(ここにあなたの名前を入れてね)です

 何卒よろしくお願いいたします」

このように名乗った時点であなたは立派なフリーライターになりました。

ふざけているのかと思う人もいるかもしれませんが、別にフリーライターになるのに税理士資格とか、調理師資格みたいな資格はいらないですよね?

つまり、名乗るために必要な資格が定義されていないので、あなた自身が自分はフリーライターであると心の中で思ったのならそのときすでにあなたはフリーライターになっているのです。

しかし、WEBライティング技能検定などライターに関する資格はあるのではないかと考える人もいると思います。

私自身ライターに関する資格は取っていませんがライターを続けられていますし、同業の人から話を聞いても資格を取らずに活動している人がほとんどだと思います。

ライターが取るべき資格に関する話は長くなるので次回以降に解説します。

「とはいえフリーライターであると名乗ったからといって仕事あるんですか?」といわれればないでしょうね。

フリーライターは誰でもなれますが、ライターになって依頼を受けるためにはライターとしてレベルアップしていく必要があります。

フリーライターはドラクエみたいにどんどん敵を倒してレベルアップしなければ依頼をたくさん受けることはできないのです。

じゃあレベル上げってどうすればいいのかということになりますが、ライターとしてレベルアップするには3つの方法があります。

クラウドソーシングサイトを利用してレベルアップ

1つ目の方法は、クラウドワークスランサーズといったクラウドソーシングを利用して、安価な依頼をたくさんこなし実績を上げていくことです。

最初は収入にはつながらないので、時間をかけても月1万円程度の収入しか発生しないと覚悟しておいたほうがいいでしょう。

時間単価を考えたら一気にやる気がなくなります。私もクラウドソーシングで安価な作業依頼を受けていたときには時間単価はまったく気にせず無心でやり続けました。

この方法はドラクエでいえば最初のダンジョンでスライムを狩り続けてレベルアップしていく方法ですね。

もちろんクラウドソーシングで多くの作業をこなせば作業効率が格段に上がっていくので無駄ではありませんが、ライターとしてレベルアップしていくには少々効率の悪い方法であることが分かるかと思います

ライターを募集している会社で働いてレベルアップ

2つ目の方法は、ライターを募集している会社に雇ってもらうことです。

私自身はクラウドソーシングでのレベルアップで地力を鍛えながら、企業で仕事をしながらライターとしてレベルアップしたので、どちらも経験していますが2つ目の方法は一番おすすめですね。

雇用形態は正社員、アルバイトを問いません。雇ってもらい記事を書くために基礎知識を身につけることができれば問題ないからです

また、学生のうちであればインターンに参加することで知識を身につけることもできます。

昔のゲームはチュートリアルがないものも多かったので説明書を見て分からないことは自分で試行錯誤して発見するしかありませんでしたし、試行錯誤する楽しみはありましたが、早く知識を身につけるためにはチュートリアルが整っている方が効率がいいですよね

最近のゲームはチュートリアルが多く親切な設計が多いですが、企業に直接知識を教えて貰う方法はゲームをチュートリアルありで進めていける方法になります。

また、アルバイトであっても時給制であれば千円以上であることが多く、在宅の出来高制であっても文字単価はある程度保証されるので報酬も貰えてモチベーションの維持がしやすいです。

デメリットとしては、採用されるかどうかは企業とあなた次第なので採用されるとは限りません

自分の書きたい記事が書ける企業に採用してもらうためにはタイミングや運も重要だと思います。

心意気としてはとにかく熱意があること、一から勉強して学びたいことを伝えるといいと思います。

採用してもらい基礎知識を1から教えてもらえる企業に出会えたのであればそこで学んだこととつながりはライターとして生きていくうえで一生の宝となるでしょう

フリーランスを養成する講座を受けてレベルアップ

さて、ここまでは私自ら体験したレベルアップ方法ですが、3つ目の方法は私自身は体験していない方法です。

しかし、ランサーズで開催された「新しい働き方フェス2019」で実際に担当者からお話をいただいたことがあるので、そのことも踏まえて紹介していこうと思います。

3つ目は、合宿型のフリーランス養成講座に参加することです。

このようなフリーランス養成講座ではシェアハウスなどで一定期間同じ講座を受けている人々と共同生活をしながらフリーランスになるための基礎知識を学びます

期間は講座によっても異なりますが、1ヶ月以上の期間で勉強することが多いようですね。

養成講座のメリットは知識を身につけられるだけでなく、養成講座を開催している人とつながることができるのでそこから仕事を受注しやすいことです

技術は身についても実績を上げなければ良質な仕事を受注することはできません。フリーライターの実績とは執筆した記事です。

つまり、フリーライターが安定してお金を稼げるようになる最大の壁はクライアントに提示できるような記事を1記事だけでも作ることです。

しかし、講座で人脈を作り依頼を受けられる状態にすれば話は別です。

仕事を受けられれば実績を作るのにも役に立ちますし、継続して依頼を続けてもらえれば収入の柱となります

もちろん、養成講座に参加しても培った人脈を生かすことができなければその後の仕事につながりませんし、これまでの方法とは異なりお金を払う必要もあります。

フリーランスになるための先行投資であると思えば安いものですが、生活をしながら講座を受講することになるので数十万程度の蓄えは必要になるかと思います

根本的な問題ではありますが、1ヶ月以上知らない人と共同生活を送ることが苦痛に感じる人であればおすすめできません。

私は無理ですね。他人と共同生活がまったくできないタイプなので・・・。仲の良い人と数日旅行に行くくらいなら楽しいのですが、一人っ子なので狭かろうと自分のパーソナルスペースが確保できていない状態がずっと続くと落ち着きませんので。

私のことはともかくとして、共同生活は自分には難しいと思う人や不安のある人には向いていないと思います。

先ほども言いましたが、養成講座で培った人脈を生かさなければ次につながらないので、講座で知り合った人と積極的に交流すること講座で習った知識を自分のものにすることは必須なので、ただ漫然と参加するだけではなにも意味はないでしょうね。

後は、自分でブログを立ち上げて自分で記事を作成し続ける方法もありますが、そちらもクラウドソーシングを利用する方法と同様に地道な道になる上に上記のどの方法よりも難しいと思います。

まともに収益化するにも時間がかかりますし、その間はほぼ報酬がない状態で続けることになるので、モチベーションの維持と自ら勉強する姿勢がなければ難しいでしょうね。

もちろん、ある程度文章で稼げるようになってからブログを開設するのはいいと思います。そもそも基本を理解していない方がアフィリエイト目的でのブログ開設をするのはほとんどチャンスがありませんからね。

まとめ

フリーライターになることは簡単ですが、ご飯を食べていけるフリーライターになるためにはこのように様々な方法で知識と実績を得ることが重要になります

基礎を固めて実績を作ってしまえば、後は実績をクライアントに提示するだけで私の場合はほとんど応募が通ります。

地道にコツコツ1人で依頼をこなすもよし、自分よりも詳しい人から長期的に教えて貰うのもよし、短期間で知識と人脈を一気に作り上げるのもよしです。

次回はフリーライターになるための資格取得についてお話をしていこうかと思います。


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