さくら待ちおもひで待ち
風の匂いにただ悲しくてゆっくり空を見上げたらそこに緩んだ風が吹く
涙の後の息づかい抑えるために気づかずに 目を閉じ手を合わせてた
あの日に見つけた優しさは春待つ宵の風の中 さくらの花が咲く音を心で聞いた夢の中
あなたの声が悲しくて何度も声を上げ泣いてた それはいつもの私のくせ
あの時あの樹のあの場所で夢のかたちが見えたのは、希望が叶えてくれたもの
あの日に見つけたぬくもりは花冷え見上げる空の色 ゆっくり倒れる時の音は遠い遠い想い出の中
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