3. ワギニスムス、取り組んだこと
前回からの記事の続きです。
1. ワギニスムスについて|相山玲子 (note.com)
2. ワギニスムス、原因分析|相山玲子 (note.com)
ワギニスムスについて、悩んで色々なことを試しました。
その時はワギニスムスという言葉は知らず、まあ、はっきり言えばセックスの挿入ができるようになるための努力を色々試みた、ということです。
私はワギニスムスという言葉も知らなかったし、病院に行っても自分の状況を教えてもらうことはなかったので、かなり自己流に、挿入恐怖を克服するために頑張ったという話です。
何で解決したのかは、はっきり言って分かりません。本当にこのワギニスムスは複雑だし、ある意味では神秘的だと思います。
医療の正しい知識も必要だし、身体の仕組みを理解したり、自分と向き合って心を癒したり、本当に愛情をもって接してくれる相手に出会うことや、すべてがそろって、やっと解決するのかな、と思います。
私が挑戦したものはこんな感じです。
①ヨニマッサージ
→私が挑戦した中で最も勇気を出したものです。これは裸になって受けるマッサージで、マッサージをしてくれた人は男性でした。性のブロックを取り除いてくれる、というような効果があったり、決してイヤらしいものではなかったです。女性器の中にまでタッピングをしたりするものでした。最初は怖かったのですが、ブログなどを読んで信頼できる方だったので、挑戦しました。良かったと思います。
この1回のマッサージで解決!ということはありませんでしたが、自分の問題について人に話をできた、という点ではすごく大きな一歩でした。この後、すぐに挿入恐怖がなくなったわけでもなく、タッピングもすごく苦しかったけど、自分の心をオープンに話せたこと、受け止めてもらったこと、男性からのマッサージを受けることができたことは進歩だったと思います。
②病院
→私は何度か婦人科に行きましたが、私の状態をしっかりと理解してくれるお医者さんはいませんでした。最初に病院に行ったときは、「勢いでいけるよ!」というような、割とざっくばらんな女医さんでしたが、ワギニスムスについての知識はない先生でした。
2回目に婦人科に行った時、「挿入ができないです」と相談しましたが、この病院ではそういった症状には対応できません、と断られました。やはりまだワギニスムスはお医者さんの間でも認知度は低いし、私自身も状況をうまく説明できないようなことがあったのだと思います。
病院の先生もあまりにも複雑なこの問題にすぐに答えを出してくれないのも当然だと思います。というのが、婦人科の問題でもあるけど、結構心因性でもあるから、婦人科でどこまで取り扱うか、というような話にもなってくると思うのです。
ただ、物理的に挿入が難しい人もいると思うので、それをまず検査してもらう必要はあるかもしれません。
③自己分析
→挿入恐怖の原因となったことを振り返ってみたり、女性器のつくりがどうなっているのかを調べてみたり、オイルマッサージをしてみたり。
それだけでなく、セックスに対してどうして不安があるのか、もっと言えば恋愛関係についての振り返り・学びも進めていきました。
④信頼できる恋愛関係
→私はずっと相手に心を開けなかったり、もう誰でもいいや!と自暴自棄になったり、大好きな人ができてもうまくいかなかったり、恋愛がなかなかうまくいかない人でした。もちろん、セックスができないことも一つの要因でした。相手はなぜ私に拒否をされたか分からず、ショックを受けたり、困ったりしながら去っていく。去って行かれた私はさらに自己嫌悪になる。。。というような感じでした。
しばらく誰とも関係を持たない時期があり、しばらくこの問題からは離れていましたが、自己分析とかを進めて落ち着いてきた時期に出会った人とセックスをする状況になりました。何度か試みてうまくいきませんでしたが、なぜか彼はそのことで私を責めたり、逃げ出したりせずにいてくれる人でした。そんな感じで何度か挑戦しているうちに、ある日、「あ、入った!」という日があり、私はかなり痛い!とは思いましたが本当にうれしかった瞬間です。その後は何度かやって、時々痛みはありましたが、今はほぼ、完治しているのでは、という感じです。
長くなってしまいましたが、結局何が一番の解決だったのか分かりません。
適切な医療に繋がれば早く解決したのかもしれませんが、やっぱり病院で解決するより、愛する人と解決することの方が重要なのかもしれない。
う~ん、奥深いと思います。
一度にたくさん記事書いたので文章が雑ですみません。
何かの参考にしていただければ幸いです。コメントなども歓迎です!
読んでいただいてありがとうございました。
次、最後にメッセージ↓
4. ワギニスムス、最後に|相山玲子 (note.com)
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