1. ワギニスムスについて

最近、ワギニスムスという言葉を知り、自分が長年苦しんでいた問題を言語化してくれた、これだったんだ!という発見があり、noteを書いてみようと思いました。

こんな個人的な性的な話を書くのは気が引けますが、もし、だれか今この問題で苦しむ人が見つけて、何かの助けになれば、と思いました。因みに、今、この問題は解決し、気持ちの整理ができた段階です。
なぜ解決できたのか、どんな治療をしたという経験を、専門家ではなく、一体験談として参考にしてもらえれば幸いです。

*ワギニスムス→腟内に物が入ると、骨盤底筋の異常な収縮(スパスム、痙攣)が起きて、自分の意志では弛緩することができなくなっている状態。
痙攣、と書いてありますが、痙攣しているというより入口がぎゅっと締まって何も受け付けなくなる感じです。
私にとっては膣内にものが入る以前に、何かが近づいてくるだけで、腰が引けたり、拒絶したりといった反応が起きていました。
当たり前ですが、セックスはできません。拒絶したいわけではないのに、相手を拒絶してしまう、申し訳なさと辛さが募ってばかりでした。愛したいのに、愛せない、恋愛も全然うまくいきませんでした。

ワギニスムスという状態になったのは10年近く前でしょうか、かなり長い闘いでした。理由については後で詳しく書くのですが、最初に挿入恐怖というのを味わったのは、まさかの婦人科の内診でした。性経験がなかったのですが、うまく伝えきれず、かなり強引に内診器具を入れられそうになりました。看護師さんからも強く言われてしまいました。その後に初めて付き合った人からも馬鹿にされるようなことも言われてしまい、膣痙攣の状態になってしまいました。
そのころは自分の身に何が起きているか分からず、いったいどうしてしまったのだろう?という感じですべて悪循環に陥っていました。

ちなみに、ワギニスムス発症と同時期、私はうつ病も発症しました。
鬱の症状に性欲の低下なども含まれ、男性は勃起不全など、女性は濡れない・性交痛などの症状が出ると思いますが、私は挿入できないことについて、鬱の影響かな、と思っていました。

また、このワギニスムスについては彼氏が居なければ特に問題もなく、婦人科検診も生理中とかなんとか理由をつけて、検診なども避けていたました。心の底ではどこか気になっているし、コンプレックスでもあったのですが、相手がいなければそこまで意識には上がってこない問題でした。

鬱は生活全般に影響を与えるし、情報も沢山あるので頑張って治そう!と思っていたので、こちらには全力で取り組みました。この判断は、ある意味、正解だったと思います。まずは人間として、精神的な健康を取り戻してから、ワギニスムスの治療に取り組めばよいと思います。

ワギニスムスと鬱の関係ですが、まったく関係ないとは言い切れないと思います。ワギニスムスになりやすい人の性格として、頑張り屋・完璧主義・潔癖のような特徴があげられるようです。鬱になりやすい特徴でもあります。
つまり、神経質でHSP的な性質も影響していたかな、と思います。

それにしても、HSPとか、このブログの本来のテーマであったツインレイとか、言葉に出会って、訳の分からない状態からすごく明確に言語化された瞬間、とても嬉しくなったり、救いが見えてきますよね。悩んでいたことを誰かが研究したり、分析してくれたことを感謝しますし、言葉に出会うことは解決への第一歩だと思います。

長くなってきましたので、また別の記事でワギニスムスになった理由や、どんなことに取り組んできたかも書いてみたいなと思います。

ではでは。

2. ワギニスムス、原因分析|相山玲子 (note.com)

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