見出し画像

断捨離のブルース

まだいけるやろと思っていたらいつの間にか寒くなっていて街はクリスマスソングが流れるようになって気がついたら新年を迎えていた。

今更クリスマスプレゼントは何が欲しいかと問われても何も欲しいものがなく、どちらかというと時間という概念が欲しい今日この頃。

サウナにハマる友人の話を聞いてると確かに最近サウナに行ってないなとかそもそもサウナにそんなに入ったことすらないなとか考えてからというものの、無性にサウナに入りたい欲が湯水の如く湧いて出てくる。風呂だけに。

まあサウナは置いといて現実的に欲しいものと言われたら掃除ロボットがちょっと欲しい。
全自動掃除ロボット。ルンバとかそういう類の例のアレ。

自動で動いて掃除をしてくれて、さらに勝手に充電までしてくれる。割と高い水準の近未来の象徴だと勝手に考えてるけれど、家電屋に行っては「これ欲しいなあ」とトランペット小僧の如く指咥えて眺めるだけで、結局まだ体験したことがない現状。ガラスの向こう側のトランペットの世界をいつか味わいたいと思いを馳せながら、結局指を咥えたまま日々は過ぎていく。

家電屋ではよく柵に囲われた緑色のカーペットの上で縦横無尽に駆け巡るルンバを見るけれど、おもちゃ売り場では同じように囲われたおもちゃの犬が縦横無尽に駆け巡ってたりもする。可愛らしさで言ったら同じだ。

とうの昔に吸引力の変わらないただ一つの掃除機を買おうか迷ったこともあるけれど、掃除をするためのダイソンを置くためにまず掃除をしないといけないという本末転倒具合に、結局買わずじまいだった。掃除できるならダイソンいらねえだろ。

そもそも物が溢れている。

昔から湿気と断捨離は苦手だとずっと声に出して世に訴えているくらいは苦手な断捨離も、最近は頑張ってすぐ捨てるようになっても結局物で溢れているのはきっと断捨離が苦手だからなのだろう。

そうなるとルンバを置いたところで
「掃除できないです」
と怒られるだけなのでまずはルンバを置くために掃除をしないといけない。これでは吸引力の変わらないただ一つの掃除機の二の舞になるだけである。

なのでプレゼントは効率的に掃除できるスキルが欲しい。そもそもあらぬスキルを望んでる時点で報われなさそうではあるけれど。

久しぶりに文を認めたと思ったら大した文ではないし、ひとつ判明したのは私の部屋は物で溢れているという事と結局断捨離が苦手ということだ。
ふたつ判明してる?何を馬鹿な事を。

兎にも角にも2022年という年が始まって早1ヶ月が終わろうとしている今日この頃、忙しなく動いていく時の中で何が出来るだろうと今模索しています。
改めて今年もよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?