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ロードトリップ 前日夜〜1日目


オペア仲間8人と約一週間かけてアリゾナからユタ、アイダホ、ワイオミングを巡るロードロリップをしたので記録として書き留めておく。ちなみに、一言で言うとものすごく大変だった。旅はやはり気心知れた人と行くのが一番だ。いい経験にはなったけれど、当分はひとりか少人数で旅したい。笑

日程

2022年6月22日〜6月29日の7日間。

メンバー

全員オペア。ニューヨーク、バージニア、ワシントン、アリゾナなど住んでいるところもそれぞれ。旅の計画を立てるために何度かzoomでは顔を合わせていたが、ほぼ全員直接会うのは初めて。ドイツ人5人、イタリア人2人、日本人1人、コロンビア人1人の計9人の予定だったが、コロンビア人が当日来れなくなったため、実際一緒に旅したのは8人。

前日夜〜1日目

前日の夜にフライトがキャンセルとなり、半泣き状態でフライトを取り直した。ニューヨークからアリゾナに行く人なんてあんまりいないからフライトの数も少なくて本当に取り直せるか不安で発狂しそうだったのだけれど、ホストファザーの助けもあって無事取り直すことができた。当初予定していたフライト時間よりも早まったこともあり、乗る予定の便に間に合うか不安なことをホストファザーに伝えるも、「大丈夫!うちのじいちゃんが空港の方まで仕事でいつもその時間帯に行くから乗せてあげられるよ!」とのこと。ただ、ホストファミリーは時間にルーズな面があるので、「本当にこの時間に連れて行ってくれるんだよね?渋滞とか大丈夫?」と何度も念を押し確認した。今回使った空港、JFKはうちから車で30分程度だ。しかしこれは渋滞がない場合に限る。帰宅ラッシュと重なると1時間半はかかる道のりで、旅に出る場合はいつもかなり余裕をもって行動するわたしにとっては不安で不安で仕方なかった。

当日、わたしの仕事終わりにおじいちゃんがきっかり時間通りに迎えに来てくれ、とりあえず安心した。おじいちゃんとは何度か会ったことはあるけれど、一対一で直接話すのが初めてで、気まずい感じになるかもしれないなあと想像していたが、彼がおしゃべりなこともあり、あっという間の1時間半だった。無事余裕をもって空港にも到着でき、本当に彼には感謝している。

空港にてフライトを待っている間、ロードトリップメンバーの1人であるコロンビア人がグループチャットにメッセージをしてきた。これが最初の大きな問題になる。

彼女はニューヨークからアリゾナまで飛ぶ予定だったのだが、当日空港に行った時点でフライトがキャンセルされてしまったらしい。ここまでならまだしょうがない、フライト取り直すしかないね、となるのだが、運悪く彼女はロードトリップ用の車を予約していたうちの1人だった。車のピックアップ時間は22日夜9時。結局彼女は代わりのフライトを見つけられず、(というかむしろ見つける努力をしていなかったのも他のメンバーの癇に障った)レンタル会社にも掛け合ったが、車を1台キャンセルしなければならなくなってしまった。ロードトリップメンバーのほとんどは運転免許を持っておらず、また持っていてもデビットカードしか持っていない(アメリカで車を借りる場合はクレジットカードの提示を求められることが多い)など色々理由が重なり、車を予約できる人は彼女の他にドイツ人1人しかいなかったのである。なお、この車を運転できるのは書類上車を予約したこのドイツ人1人だけということになっており、運転するはずだった他のメンバーがこれに関して後々ネチネチと文句をいうことになる。
結局車はかなり大きめのバン1台のみ借りることになり、各自のスーツケース(8人のうち2人はトラベルマンス中で大きいサイズのスーツケースを持参していた)を乗せ、8人が1台の車に押し込められる。いやいやいや、もう文章にしてみた時点で無理な感じしかしない。

なんとかコロンビア人以外の8人はアリゾナのフィーニックス空港にて合流し、ホテルに向かった。ホテルに着いたのは現地時間で夜中1時だったが、ニューヨーク時間だと時差があるので午前3時ということになる。前日夜からフライトキャンセル等色々あったわたしの体力も限界で、ホテルに着くなりすぐにベッドに飛び込んだ。

初日から大問題発生のロードトリップ、約1週間乗り切れるのだろうか…。

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