分かりきった運命に反骨精神は必要か?それとも受容か?

ずっとすがりついてるだけ

好きとか愛してるなんて言葉だけで形容できるわけがない

そこには執念と意地もあるから

何度もヲタクやめようか悩んで、結局こんなのはやめるやめないの話ではなく、生き様にしか過ぎないことに気付く

君も、そうだったろ?


すべてのアイドルは売れたいと思うか?

結果が数字に出てほしいか?動員か?CDやグッズやチェキの売上か?視聴率か?知名度か?

それさえ満たされたら満足するのか?

アイドルがアイドルとして頑張れるのは、ちやほやされる、もしくはちやほやされたいからか?

自分のためではなく、ファンのために頑張るだなんて思い始めたらアイドルの寿命なんてそこでごっそり削られる

自分のためにステージに立ってなきゃいけない


すべてのアイドルが欲するものは何か?

それを一言で言ったら?

「自分のことを認めて欲しい」

ただ、それだけなんじゃないのか?

その衝動が、執念が、意地が、夢が、承認欲求が、存在欲求が、言葉にすらならない想いが、原動力になり得るんじゃないか?


アイドルをやってるうちに、結果が来ないことに限界を見いだせてしまう

未練はないか?もう頑張れなくなったか?

事務所や環境に振り回されるのは嫌か?

アイドル人生に区切りをつけられてホッとしたか?

「これから」なんて考えずに済む代わりに、「今」だけに集中すればいいと切り替えられたか?


きっと、朝を過ぎたお昼に目覚めて「もう終わったこと」だと気付くその日

私は、君は、もう交わらない

ずっと交わらない

分かってたことだろ


バカみたいな幻想だったか?

それでも信じていたいと思えたのは、依存なんて言葉だけではくくれないものだったからだろ

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