様々に光は当てられる。彼だけに、周りに、降り注ぐように、照らし出すように、あるいは掻き消すように。大勢の中の個、ただ個であること、あるいは誰かと共にある個。それらの背景が変わっても、彼はおよそ変化なく彼自身で在り続ける。歌の中の主人公のフラットな在り方と、交わるかのように。

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