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元夫との出会い、結婚生活②~半同棲、プロポーズ、結婚式準備と怒涛のスピード~

元夫(以下、もとお)に制裁を加えて別れるまでの話を書くにあたり、
一応は存在した「うまくいっていた時期」編の続きです。

①私の婚活事情
②出会い
③交際期間
④結婚、新婚生活

③交際期間

私の家ーもとおの家ー私の職場 という位置関係で、
職場と自宅の間にもとおの家があったので、
自然ともとおの家に入り浸る形で半同棲となっていきました。

私が当時働いていた職場は残業が多く、21~22時に終業するのがデフォルト。
そして職場からもとおの家まで電車で30分。
家に着くのは22時を過ぎることも多々ありました。

対してもとおは17時きっかりに退社。
職場からもとおの家まで自転車で15分。
仕事帰りにジムへ行ったり、買い物をしたりする日はあるものの、
基本的には私が帰る頃には就寝準備をしている状態でした。


専業主婦の母のもとで育った私はどうしても
「女の人が家事をしなくては!早く帰らなければ!」という気持ちがあり、早く帰れる日は早く帰って料理をしたり、
土日は率先して洗濯をしたりと仕事と家事の両立に尽くしていました。
(洗濯については後に離婚を切り出されるときに言及されます。)

半同棲状態も半年を過ぎたころ。

たまたま「今日は早く帰れそう」とLINEを送ると、
もとおから「話したいことがある」とLINEが返ってきました。

今まで、面と向かって「話したいことがある」と言われたことがなかった私。
ちょっと前におばあちゃんの体調が悪いって言ってたからそのことかな?
来週のサークル活動についてかな?等
「話したいこと」について心当たりがなく、能天気に帰路についたのでした。

もとおの家に着き、
私が「話ってなに?」と聞くと
もとおは「結婚しようか」と。

女子たちが憧れるような「指輪ぱかーん」や「100本のバラとともに」のようなムードは一切なく、さらっとプロポーズをされました。

当時はもとおが大好きでしたし、
いいお年頃の男女が半同棲をし、結婚を考えてはいたので、
二つ返事で「わーい!結婚しよう!」と能天気にお返事をしました。

④結婚

ゼクシィ師匠のご指導のもと、双方の両親へ紹介、両家顔合わせ、結婚式場の下見、結婚指輪選び等…
いわゆる「プレ花嫁」期間を楽しんでいました。

結婚式は「女性とその家族のものだから、好きなようにしたらいいよ」と言ってくれ、もとおは必要最低限の打ち合わせにのみ出席。

私はハンドメイドするものを作り、外注するものを発注し、
BGMリスト、招待客リストの作成等、結婚式に関わるありとあらゆることを一人で行いました。

私はこだわりが強いタイプなので、
結婚式の準備で揉めるカップルも多くいる中、
すべて私が決めていいと言ってくれることにありがたさを感じていました。

今思うと、今後二人で歩んでいく上で必要な
「話し合いをする」「意見の相違があったときにすり合わせをする」
という機会を失っていたのだなと感じます。

生活についても、
私の自宅だった一人暮らし用のマンションを引き払って、
もとおの家での半同棲から同居になったくらいで、
特に変わりない毎日を過ごしていました。

半同棲からスタートしているので、家事分担の話し合いもなく、
気付いたほうがやる」スタイルをとっていました。
私は不満なく、
もとおからは「掃除くらいしてよ」と言われても
「土曜にまとめてやるね」と返したり、「気になるならやってよ」と言うくらいで、特に言い合い等にはならず。

私はいたって平凡で、幸せな新婚生活を送っていると能天気に思っていました。


結婚生活編、長くなってきたので次回に続きます。

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