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みかんを腐らせるのが嫌でソーシャルディスタンス制度を採用した話

「こたつでみかん」はもはや冬の代名詞ですよね。

我が家にはこたつはないのですが(小さい頃こたつの下にレゴを投げ入れまくって埋められました。)、冬のみかん文化は守り抜いています。

みかんを思う存分食べないと気が済まない私は、毎年みかんを箱買いします。だいたい5kgのものを買うことが多いです。

ただ、箱買いすると、どうしても量が多くなるので腐りやすいんですよね。みかんって、1つ腐ってしまうと、そのみかんが周りのみかんも腐らせていくじゃないですか。

「俺は腐ったみかんじゃねぇ!!」

某ドラマの有名なセリフにもありますように…。(その世代ではありませんが)

冷蔵や冷凍をすればもちろん長持ちすることは分かっているのですが、常温がいいんです。常温のみかんを眺めたい、そして食べたい、という欲求が強いものでして。寒いからですかね??
ということで結局箱やカゴに入れて常温で保管してしまうため、みかんの状態をきちんと把握できないんです。そして何個か腐らせてしまったり...。


コロナ関連のニュースを見ていた時、ふと思ったんです。「あ、ソーシャルディスタンス!!!」と。我が家のみかんたち、ソーシャルディスタンスをとっていなかったんです。とてもとても密だったんです。だから誰かが感染した時(腐った時)、すぐに周りにも広がってしまっていたんですよ。まさにクラスターの温床になってしまっていました。

これはいけない、ということで、すぐにソーシャルディスタンス制を導入しました。

通気性の良いカゴや箱に新聞紙を敷き詰め、みかんのへたの部分を下にする、これはネットで見つけたみかんの良い保存方法だそうです。そして、一定の間隔をあけてソーシャルディスタンスを保ってもらうようにしました。

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この制度を導入してから驚くほどみかんのもちが良くなりました。さらに腐ったみかんが周りのみかんを腐らせることもなくなりました。ソーシャルディスタンス万歳!

馬鹿げた話に聞こえますが、割と真剣にこんな感じで食材と向き合っています。おいしく食べるためにはあの手この手で食材を守り抜く必要があるんですね。我が家はわりと大量買いが好きな家庭ですので、食材の無駄を減らすための努力が欠かせません。

みかんたちには当分の間、このソーシャルディスタンス制で頑張ってもらう予定です。


たま


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