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チラシのデザインも奥が深い…

自分でデザインすることはないけれど、書いた記事にあった画像を選んでもらったり、企画したイベントにあった画像を作ってもらうことがある。自分でできればいいんだけど、と思わないこともないので、チラシ作りは、ちょっと関心がある領域だ。と、こんな番組案内を見た。

番組紹介

ニッポン知らなかった選手権 実況中!
「第6回 DTPオペレーター技能競技会」

チラシを早く美しく仕上げる真剣勝負!
2月7日(火)[総合]後11:00

企業や業界団体が内輪で開催するスキルアップのための知られざる技術大会に大量のカメラを投入!! 戦いの現場を勝手に高速実況! その超絶ワザのすごさと魅力に迫ります!

DTPオペレーターは、チラシ、ポスター、商品パッケージのデザインを作るプロフェッショナルだ。DTPは、「Desktop Publishing」の略で、パソコン上でデザインするスペシャリストを指す。

コンテストの内容

まずは、指示書(ゲラ)をもらう。
今回の課題は、「モデルハウスのキャンペーンチラシ(A4サイズ)」。
今回の決勝の参加者は、33歳から68歳までの6名。制限時間は2時間なんと、審査ポイントは37項目あるという。実際には、ほぼ1日かかるような課題だそうで、どのくらい要望を達成できるかも審査の基準になる。

課題を受け取って最初の段取り検討時間の5分でレイヤー構造をばっちり見抜く。

レイヤーを分けて作成することで(文字レイヤー/図形レイヤー1/図形レイヤー2/写真レイヤー/背景レイヤー)、修正箇所が見つかった時、該当レイヤーだけを修正できる。

背景の模様の線の太さの調整を細かくすることで、処理が重くなったりするので、無駄なく、フォントや色を判断する。うまく指示通り、表現できるかどうかは、機能を知っているかどうかによる。機能を知っていれば、早くデザインできるし、修正も容易になる。

番組としては、間に挟まれる参加者の普段の仕事内容や、趣味の話(空の写真撮影)もおもしろかった。

審査は一か月。37項目のチェックは(樋口泰行さんが)一人で行う。その後、実際の成果物として目的を果たしているかを、過去の優勝者などと協議する。

優勝者は、9割くらいの達成率。

時間内に、地図や電話番号などを見やすくしたり、必要に応じて、立体的に見せる工夫なども評価されていた。

感想

たった30分の番組だけど、どういうポイントがあるのか知れたし、どう伝えれば、迷いが出なそうか少しだけわかった気がする。お願いする時には、この番組のことを思い出そう。


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。