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息子と二人で東京競馬場

昔、私が通っていた2000年以前はあまりきれいとはいえない場所でしたけど、今は、ほんときれいになりましたね、東京競馬場。

ギャンブルをする場所というだけでなく、キッズエリアもありますし、馬に興味があるなら、家族で行ける場所になったと思います。

なので、いつか息子を連れてってやろうと思ってました。

自分が見たことがない馬という生き物に接してほしい、ギャンブルにハマるタイプだとまずいけど、賭けの仕組みもどういうものか知ってほしいと思っていました。

最近外に出かけることが少なかったので、9歳の息子を連れて東京開催が始まった10月に東京競馬場に行ってきました。

いざ、東京競馬場へ

東府中から府中競馬正門前に向かう車中、「田舎っぽいねー」と息子。そっか、街中に住んでいたら、これだけ広い空間を見ると田舎っぽさを感じるんだな。北海道みたいな広い土地があるところは別だけど、本当の日本の田舎はもっと雑然としているよ…

着いて早々、レースの予想は9レースから。

子どもには馬券が買えないこと、これはお父さんがお金を出すこと、でも一緒に予想はしたいこと、息子が予想した分は、息子枠として買うので、これが当たれば、二人で楽しめることに使おう、という話をして新聞を見ながら予想を開始しました(私はさすがに前日の晩におおまか予想済)。

新聞を見ながら、これがどういう種類のレースか(障害、ダート、芝)、どれくらいの距離か(1マイルを基準にして、それより長いか短いか)を伝えて、新聞の見方をざっくり説明しました(着順などの実績、記者の予想◎〇…、厩舎のコメント、距離適正など)。もちろん、名前や気になる番号があればそれで選んでもいいよ、という話をした上で馬を選らんでもらいました。

新聞を見たあと、パドックに移動。馬を見ながら、自分が予想した馬や、もっと調子がよさそうな馬を判断してもらいました。
(久々に肩車をして、息子の重さを感じて、ちょっとウルっとしましたね)1,2分眺めて、馬券を買いに行きました。

全レース、私がマークしたものの、一番標準のマークシートの書き方も伝えました。競馬場、レース番号、買い方(馬連、単勝、複勝、3連単、…)を指定して、金額を指定するやつですね。

次の10レースにはもう慣れたもんで、「〇〇と〇〇を“うまれん”で」と、覚えた言葉で指定してくれました。

息子の競馬の楽しみ方

最終12レースまでいたものの、二人とも一度も取れず。

息子は、1レースの掛け金がMAX500円になるまで選んでいいよ、といったものの100円の “うまれん” だけでいいと言う時もあれば、最後は、“たんしょう” の5点買いという指定でした。「応援する馬が増えれば、レースにドキドキできるし、単勝だけ5点も買えば、戻ってくる確率も増えるし、損しないで楽しめるね」というすばらしい理由。

馬券で儲けようという考えは今はないようで、ちょっと安心。大人になっても、自分の金銭感覚をベースにして楽しめるといいなと思います。

行ってよかった、東京競馬場

今回は、キッズエリアには行きませんでしたが、もっと晴れた日に、キッズエリアにも足を運んでみようと思います。ただ帰りは、東府中まで歩いたので、東門付近の遊具で少し遊んで帰りました。息子はそこそこ満足してくれたようで、連れていった甲斐があってよかったです。せっかく出かけても、満足してくれない時には、歩き疲れをいつもより強く感じてしまうので。

お父さんは息子枠とは別に購入した馬券のせいで少し財布を寒くして、(くっそー)と心で叫び、心の中で唾吐きながら帰ることになりました。心の中の東府中の風景を汚してしまってごめんなさい。今度は、ちゃんと予想に時間をかけるか、息子と一緒に少額で、“たんしょう” を5点買いしようと思います。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。