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万葉の世界に触れたい ほぼ日の学校[万葉集講座]第2回

ほぼ日の学校[万葉集講座]第2回です。

第2回は、第1回でも講義された上野先生の授業です。
歌のように、終わりの言葉を重ね、繰り返す、先生の話し口調が耳に残っています。


始まる前の気分

どうも、講座を通じて、歌を詠むことになりそうで・・
歌について想像してみるも、まったく詠める気がしません。
詠むためには、もっと現代の短歌に触れたほうがいいのかな。

今回の予習

まずは、万葉集の世界、イメージするには、あまりにも脳内に情報が少ないと感じています。歴史的なイメージは、これから増えていくと思うので、まずは、地理、土地的なイメージから。風景・史跡の写真が多い「万葉体感紀行 飛鳥・藤原・平城の三都物語」を選びました。先生にサインもらえるかな、というミーハーな気持ちから電子書籍が販売されてない紙の本を購入。
(普段はかさばるので、電子書籍を買ってます)

遺跡の写真は、もう無くなってしまったものの影でしかありませんが、美しい山並みは、あぁ、古代の人もこれを見たのか・・という思いに駆られます。

そして、この写真見て、あー、学校だし、奈良に修学旅行したいなーと。学校の運営にサポートを頼むのは難しそうだけど、有志で2泊3日とか、来年どこかでできないかなー。

最悪、日程はあわせなくても、いくつか必須で行く場所は指定して、そこで必ず、一つ歌を詠む、とか・・いいなぁ。

もう一冊は、「折口信夫 魂の古代学」。
次回の講師、岡野弘彦さんが、折口信夫(おりくちしのぶ)最後の内弟子ということで、著作にも、折口信夫の本が多い。次回の予習も兼ねて、今回の講師の上野先生が書いた折口信夫の本を。こちらは事前に読み切れず。

なんとなく万葉集に深入りできそうな期待もあるんだけど、まだまだ、万葉集に足を踏み入れた感も持てないまま第2回の授業に臨みました。


受けてみてどうだった?

授業の内容は書きません。今後アップされるオンラインクラスをお待ちください。

いや、待てない!という方は、「ただいま製作中!」「学校長だより」などをご覧ください!

いやー、シェイクスピアの回の河合先生とは違った感じで、お腹いっぱい、胸いっぱい。上野先生の話し方もありますが、何層にも心に積もるように、万葉に関する知識が積もります。背景の知識の説明があり、次に、歌の説明が入り、それが繰り返されます。ミルフィーユのように何層も積もります。

時代のざっくりした流れ、都の位置関係の話は、割とすんなり入ってきました。
(予習の助けもあったかな)

言葉の使い方もすごい。助詞一つで、感じ方、歌の背景の見え方が変わる!

先生のお話、それ自体おもしろい。長い話は、フリがあって、ちゃんと落とす。
(「は」ではなく「も」ですね)
楽しくて、勉強になる。理想的じゃないか!

本にサインをいただこうと思っていましたが、上野先生は、授業終わると、そそくさと退室・・次こそは!


次回までにやること

折口信夫のこと、次回講師の岡野先生について、上野先生、学校長お二人の口から、説明とちょっとしたエピソードが語られました。もう早く授業を聞きたいというばかりです。すでに待ち遠しい。

次回までに、読みかけの「折口信夫 魂の古代学」、岡野弘彦さんの著作、年末年始はイメージをつくるために、里中満智子さんの「天上の虹」は読んでみようかな。

そして、2019年は歌っていこう。

でも、なんで私は、歌が詠めないんだろう?
歌のインプットが少なすぎるから?

じゃあ万葉集より窮屈かもしれないけど、最近の歌集にでも手を出すか・・

第6回講師の俵万智さんの歌集はどうだろう・・?

やっぱり詠むには、詠む・歌う練習も必要だね。

ということで。

万葉の
世にふれなむと
するこころ
教へ満ちあふれ
夜に彷徨ふ

次の授業は、2019年。みなさん、よいお年を。
年末年始も、万葉への旅を楽しみましょう!


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。