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機能改修したけど、リリース後、問題起きないよね?

開発を他社にお願いしている事業会社のシステム部門の方やサービス担当者で、受け入れ・検収をしている方に質問です。

ある機能の改修を行ったとき、安心してリリースできていますか?

設計、実装を担当している人でも、改修箇所から、影響を見通すことは難しいでしょう。改修した機能を通して、ある状態になったデータが、想像していなかった別のところで、悪さをするかもしれませんし、改修によりこれまで見つからなかった既存の不具合が顕在化することもあるでしょう。

これまでの運用、システム開発・改修の変遷をよく知っていれば、問題が起こりそうな箇所は当たりがつくかもしれません。そうでなければ、自信を持って「リリースしてください」とは言えないことも多いでしょう。

過去の大きなリリース時に作成したテストケースを参考に、改修に合わせてテストケースを作り直したら、数十ケース増えて、結局、リスクが高そうなケースを2,3ケースを確認するだけに終わるかもしれません。

もし、変更した機能とデータの変遷から、影響が出るテストケースが抽出できると言ったら?

そんな嬉しいことはない!!

そういう皆さまにおすすめしたいのが、
『ベリサーブナビゲーション2019年12月号』
特集2記事の「順序組み合わせテストとIDAUカバレッジ」
です。

データやアクションの組み合わせだけ考えて、やたらとテストケースを増やすことをせず、漏れ無くテストケースを抽出する方法が書かれています。実際には、すべてのケースを抽出できたとしても、受け入れ時には、確認できないかもしれませんが、その中でもリスクの高いケースや、これまでの経験で不具合を多く見かけた箇所など、確度が高い受け入れができるようになるでしょう。

受け入れに限らず、テストケースがやたらと増えるとお困りの方、ご一読ください。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。