![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93660431/rectangle_large_type_2_d276805d42afd70a27fa4f6e0d08fed8.png?width=800)
視聴メモ:「#ジャンププラス原作大賞」応募者必見!面白い作品のつくりかた #物語のつくりかた
年末、月曜日の晩にこちらのnoteイベントを視聴しました。
年末年始、時間がありそうです。今年撮り溜めた録画の消化はもちろんだけど、普段書けないものを書きたいと思っていて、こちらの企画に興味を持ちました。
イベント概要
【オンライン・視聴無料】「#ジャンププラス原作大賞」応募者必見!面白い作品のつくりかた 〜テーマ・構成・キャラクター〜
『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『チェンソーマン』など、人気連載を次々に生み出しているマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。
いまヒットしている作品を例に、おもしろい物語をつくるための秘訣を、『オトメの帝国』『筋肉島』『雀児』『終末のハーレム AfterWorld』『放課後ひみつクラブ』などを担当する編集部の岡本拓也さんに伺います。
聞き手は、数々の人気小説を世に送り出し、人気アニメ『リコリス・リコイル』の原作制作などにも携わってきた、編集者でnoteディレクターの萩原猛さんです。
▼こんな話が聴けます
テーマの選びかた(流行りのテーマはあるの? あたらしさは大事?)
キャラクターのつくりかた(愛されるキャラクターって? 登場人物の関係性の描きかたは?)
構成の考えかた(第1話で引き込むには? 連載作品の構成の秘訣は?)
他にも、マンガ原作と小説やシナリオとの視点の違いや、原作が漫画化されるまでの道のりなど、現在開催中の「#ジャンププラス原作大賞」に応募を考えている人には、ぜひ聴いてほしい内容たっぷりでお届けします。マンガ原作に限らず、物語をつくるみなさんにおすすめの番組です。
配信日時
12月19日(月) 20:00〜21:00
登壇者
岡本拓也(集英社「少年ジャンプ+」編集者)
萩原猛(noteディレクター・編集者)
視聴メモ
テーマ
Q.
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
テーマ、作品を作る時、テーマから入る?
岡本さん
「作家さんによりけり。キャラや場面から入る人もいる。」#物語のつくりかた
Q.
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
テーマ、作品を作る時、テーマから入る?
萩原さん
「パッションがあるかどうか。このスポーツのおもしろさを伝えたい! もある」#物語のつくりかた
萩原さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「見る前にわかるおもしろさ、見た後にわかるおもしろさを分けよう」#物語のつくりかた
題材
Q.題材のいい、悪いはある?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
岡本さん
「特にない。アイシールド21、ヒカルの碁を読む前からルールを知ってた人はほとんどいない」
「歴史を知らなくても、大河ドラマを楽しむ人は多い」
「どう見せるか、素材をどう活かすかが大事」#物語のつくりかた
Q.題材のいい、悪いはある?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「ニッチだからいい、ニッチだからダメはない」
「ニッチなものを何でやるの? パッションがあるか」#物語のつくりかた
Q.題材のいい、悪いはある?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「例えば、雲を主人公にする。ニッチだ。でもそれを描いていけば、どこかで雲だからいい、になる時がくる」
岡本さん
「はやってるから…、推測でものを進めていくことになる。そこに読者はいないかもしれない。自分が評価できることが大事」#物語のつくりかた
岡本さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「編集者が好きな作品(小説、動画など)を送ってみたりする」
萩原さん
「最初の作品に立ち返ってもらう」#物語のつくりかた
合ってる?
萩原さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「何書こう? より、何が好き?」#物語のつくりかた
構成
■構成
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「一話から順番に考える?」
岡本さん
「作家さんによりけり。基本頭からのほうが話を作りやすいと思うが、コミックス一巻分を考えて、各話に割ったり」#物語のつくりかた
萩原さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「アニメ、映画は、終わりがわかっていると、終わりに向けて、どう描くか」
岡本さん
「連載だと、読者の反応もあるから、違うかも」#物語のつくりかた
萩原さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「しっくりくる書き方はあるはずなので、それを探ってもいいかも」#物語のつくりかた
岡本さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「Webだと何ページで離脱したかはわかる。(継続するかどうかを決める)一話は大事」
「詰め込み過ぎない。読者にわかりづらい。離脱の原因にもある」
「客観的に読者は理解できるかな?」#物語のつくりかた
Q. 詰め込み過ぎとシンプルの差は?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「情報量の話ではない。何がやりたかったんだっけ? それを最初に見せる」#物語のつくりかた
Q. 大事な一話のいいつかみは?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
岡本さん
「キャラで惹く。キャラにおもしろいことさせる」
「『往生際の意味を知れ』は元カノと結婚したいですがスタート」
萩原さん
「『PSYCHO-PASS サイコパス』最初にすごいアクションを入れる。時間を遡って、あのシーンはいつ来るのか!」#物語のつくりかた
Q. いいつかみは?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん「ホラーは参考になる」
岡本さん「『住みにごり』は、冒頭のシーンがあるから否応なしに続きが気になる」#物語のつくりかた
視聴者からの質問
これ、俺が聞いたやつだ。書くとして、読みやすいほうがいいよなーと思ったので。回答ありがとうございます。
岡本さん
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
「セリフとト書きで状況説明が多いけど。ネームの絵がないやつ。決まってはない。」
「あとでこっちのほうがいい! は出てくるけど、あとで絵がついて完成するもの、ということは意識しといたほうがいい」#物語のつくりかた
Q. 漫画原作の形式は?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「形式は問わない。漫画家さん、編集によっても読みやすさは違う。まずは書きやすいものでいい。最後は、絵と文字をセットで読むものがわかってることが大事」#物語のつくりかた
Q. 漫画原作を書く時の注意
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「文字だけで最終の絵をどう描いてほしいかを伝える。森があるは必要。鬱蒼とした森、とは言わなくていい。目をつむったときに浮かぶ絵で、何をどう伝えるか。伝言ゲームは驚くほど伝わらない」#物語のつくりかた
キャラ
Q. キャラは重要?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「初見の読者に設定を理解させ、惹かせるのは難しい。やっぱりキャラ」#物語のつくりかた
Q. キャラはどう作る?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
岡本さん
「よくいうセリフより、キャラの行動やエピソードを考える」
萩原さん
「ツンデレのキャラを誰もが同じ“ツンデレ”になる。ツンデレをあなたはどう伝えるか」#物語のつくりかた
Q. キャラはどう作る?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「思考実験として、人のとがった性質を強調する」
岡本さん
「似顔絵の手法と同じですね」#物語のつくりかた
Q. キャラはどう作る?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
岡本さん
「内面が見えるしぐさが必要。教室のシーン、座り方一つでもキャラの特徴を出せる。キャラはそこに宿る」#物語のつくりかた
Q. すごいなーと思ったキャラは?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
岡本さん
「怪獣8号の主人公カフカ。ジャンププラスの読者層に刺さりそう。授かった力に頼らない」
「先輩の受け売りだけど、このキャラは自分に似てるから、がんばってほしい、という気持ちは読者にある」#物語のつくりかた
Q. すごいなーと思ったキャラは?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
萩原さん
「マーベルのアイアンマンの掴みは完璧。男の子が憧れるちょい悪おやじがツケを払わされる。そこで自分たちと同じ目線を持つ。もう掴まされる」#物語のつくりかた
書いたあとにやること
Q.
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
テーマ、構成、キャラと話してきて、いざ書きましょう、これから直しましょう。何から着手?
岡本さん
「読者を意識しましょう。読者を楽しませる意識があるか?」
萩原さん
「早く誰かに見せて! 誰かにフィードバックもらって! どうせ見せるんだから恥ずかしがらずに!」#物語のつくりかた
Q.
— のーどみたかひろ (@nohdomi) December 19, 2022
テーマ、構成、キャラときて、いざ書きましょう、これから直しましょう。何から着手しましょうか?
岡本さん
「自分で書いたものを客観的に見ることが難しい」
萩原さん
「書く人は中身を知りすぎている」#物語のつくりかた
感想
仕事の合間でしたけど、とりあえず着手しようという気持ちを作っていただけてよかったです。難しく考えず、自分がおもしろいと思っていることをぶつけてみようと思いました。大事なことは、最後に絵がつくことを想像しながら。昔から脳内にあるシーンを、人に絵にしてもらえるようなものに頑張ってみようと思います。そういえば、漫画については、以前、テレビ番組で藤田和日郎先生がお話してたことをnoteに書いていましたね。あとで読み返してみよう。
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。