「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー16日目の授業紹介は、
谷山雅計さんの『広告コピーを書く機会って、あんがいありますよ。』です。
授業紹介・視聴動機
一年半前に一度、視聴しました。
最近、仕事で、イベントタイトルを考えてほしいと言われたり、メールの文面と件名を考えてほしい、といった依頼を受けることがあります。以前より、コピーを作る能力が求められる回数が増えています。以前よりずっと必要を感じている今、新しい気づきがあるんでしょうか?
谷山雅計さんの言葉
コピーライターとは
頭から、だいぶ反省しないといけない言葉ですね。
製品もサービスもよくわかってないのに、企画のタイトルだけ考えることがあって… そんなんそっちのほうが詳しいでしょと思いながらも、
役立つならとつい、薄っぺらい言葉を提案することがあって… うわべだけで仕事して… まったく。
お題「双眼鏡をもっと売るコピーを考えてください」
考え方「双眼鏡が世の中でどんな状況にあるか」
谷山さんの話の途中で、これは今、流行ってる、よく見かける、みたいな発言が多いですが、そこにすごく敏感なんだと思います。まず、そのものが使われているかどうか、使われてなければ、似た使われてるものに寄せれないか、とか。もっと敏感にならないとなぁ。
良くないコピー例
描写ではなく、解決。
これは前に視聴した時も、なるほど、と思ったのに、同じようになるほど、と思いました。何、理解したことを言い表そうとだけしちゃうんだろ…
例えば、こんなコピー
使用シーンを広げる
描写ではなく、解決を提案する。今、使われていないものなら、今までの使い方以外を提案する。これなー、こういうことしたい製品を扱ってんだけどなー、出てこないなぁ…
他人の幸せを想像する
誰かの幸せのことを考えないといけないですね。
新しいものに見せる
製品名を新しくするってのは、難しい。けど、簡単ではないけれど、行為に名前をつけるって、うまくいくとバズりそう。
事実だけど、発見がある。こういうことっていいなぁ。
コピーの先にある展開
新しい視点を入れる。簡単じゃないけど、気づきを与えるには、それを見つけてこないといけない。それを喚起する言葉を探してこないといけない。なければ、作らなきゃいけない。。
まとめ
今の流行り、(売れてる/売れてない)現状をおさえてるところがすごいですね、谷山さん。はやりの言葉、ちょっと流通してる言葉がほいほい例として出てきます。そして、会場の人の反応を見て、そのサービスが認知されてるか、最近、触れられてないかすぐに気づいちゃう。私ももっと世に出回ってるものをたくさん見ないといけないなと思いました。そして、世の中をよくしたい、新しい風を入れたい、そんな気持ちを持って仕事に臨まないとダメですね。また来年くらいにこの授業を視聴して、できてないことに凹んだりするんでしょうか。次回視聴するときは「なるほど」だけじゃなくて、あぁ、そうだ、この視点もあったな、という気づきだけに留めたい。