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諏訪湖

エミール・ガレの作品を鑑賞に…♪と言うと聞こえがいいんだけど、実はガレはついでで、目的は湖畔の風と山菜の天ぷらが美味だという蕎麦屋だった。

湖畔通り沿いにある無料の駐車場が空いていなかったので、北澤美術館の来客用駐車場に車を停め、それでは申し訳ないという思いからフラッと入った館内で、今度は車ではなく息を止めてしまった。
入ってすぐにドーンとある「ひとよ茸ランプ」は思ったよりも大きく、
その神秘的な存在感に魅せられました!!( ̄  ̄;) 

「ひとよ茸ランプ」  エミール・ガレ  北澤美術館蔵

やはり、本物はいいなぁ~😭と、涙目になりながら先に進むと「菊にカマキリ文月光色鉢」  この青にわたし、ガッツリやられました…(ノ_ _)ノ
もうね、あかないだろうけど、穴があくほど見つめましたよ😊
ずっと見ていたい青。 
吸い込まれて、どこか別の世界に連れて行かれそうな青。
ジーンズの青も好きだけど、もっと好きかもって感じの青♪😊 

「菊にカマキリ文月光色鉢」  エミール・ガレ  北澤美術館蔵 


「ドレス姿の猫」「三毛猫」エミール・ガレ  北澤美術館蔵 


で、まぁ… 蕎麦屋へ行きました。
美味しくいただき腹もいっぱいになったので湖畔の風に吹かれる良い場所はないかと歩いていると、ふと足元にある妙なものに…👀
諏訪湖、初めてじゃないんですけどね^^;
今まで少しも目につかなかった物が、目についちゃいまして…。
これです↓↓↓

写真 デカ!; ̄ロ ̄)!!


湖岸にたくさん打ち上げられている

貝? 木の実? 虫かなんかの抜け殻? もしかして宇宙から来た?とかとか…
何なのか皆目見当もつかず、原住民をとっ捕まえて訊いてみようかと思っているうち ふと、Googleさんが頭に浮かびました。
なんて便利な世の中なんでしょう✨  
Googleさんによるとこれは、水生植物のヒシ(菱)の実だそうです。
種類によっては鋭い棘が何本もあり、その昔 忍者がマキビシとして使用したらしいです。
わかります わかります…^^;
わたし、すでにそれ読む前に、指にグッサリ 刺しました…(;''∀'')

食用や薬用、数珠やネックレスに加工された物が通販されていました。
あっ、ひし餅とかも♪ 
菱餅って、名前だけはどこかで聞いたことがあるような気もします😊

菱の実…。 縄文時代の人達も きっと食べたんでしょうね(^^)
私、野草大好き人間なんですけど、よく考えたら水生植物はレンコンぐらいしか知らなかったんです(笑) 来た甲斐がありました(^^)

ベンチで ひとしきりウトウトした後、さて、泊るに良い所はねーべかと
うろうろすると、路地の真ん中にネコが…

道のほぼ真ん中
ちょっと悪そうな顔してるけど、いいヤツでした♪

連休最終日だからか、前日にネットで調べると宿泊空き部屋のあるホテルがちらほらとあったので、部屋から諏訪湖が見えそうなホテルに狙いを定め、「飛び込みだが泊まれるか?」と訊くと「空きはあるが、おひとり様はやっていない云々」との事。 
なんて、おひとり様に手厳しい世の中なんでしょう(笑)
一応、泊まるかもしれないからとパンツを一枚持ってきたんだけど、帰ることにしました。
どうも、予約をして泊まるというのが苦手で…
たぶん、プータロー根性が染みついちゃってるんでしょうね(^^;)

「人生は旅」と言うけど、どちらも 行き当たりばったり成り行き任せ♪(笑)
ちったぁ、計画ってもんも必要なんじゃね?(ーー;)とか思いながら、
諏訪の町を後にしました(^^)

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