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「愛してる」と「命がけ」

「あいしてる」と「いのちがけ」という言葉…。
なにか共通するものが、ありそうな気がしませんか?
えっ? どちらも五文字だって?
はい、正解ですね~♪😄 んじゃ、そういうことでぇ~ (@^^)/~~~

・・・ 続きます d( ̄  ̄)

これは、あくまでも僕個人の思いなんですけど…
どちらの言葉も、滅多やたらと口に出しては いけないような気がするんですよね。 しつこいようですが、あくまでも僕個人の思いなので、「私は、じゃんじゃん 口に出して良いと思う」等のご意見も あろうかと思いますが、どうか、こらえてやって下さいませ^^;

仕事なんかでも、たまに「命懸けでやらせていただきます」という言葉を聞く事があります。
もちろん、辞書にもあるように「生命を捨ててもよい覚悟で事にあたること」そのつもりでやります!という事なんでしょうけど…。
今の時代、ほとんどの業種の方は仕事でドジを踏んでも切腹は免れます。
業種😎?によっては、知りませんが。

命の危険など これっぽっちも無い人が「命懸けで」などと口に出しては、たとえそれが「つもり」であったとしても、災害や その他の救助などなど、本当に命を懸けて働いてくれている方々に対して 申し訳ないような、そんな気がするんです。
そういえばコロナ蔓延の頃、昼夜を問わず防護服を着て治療にあたる医療関係者の方々も 命懸けに見えました。
人が人のために命を懸ける姿には心を打たれ、目頭が熱くなります。

昔、ある華やかな業界で、傍から見れば ただのくだらない痴話喧嘩なのに、当人達は「私はこの喧嘩、命懸けでやり通します」などと言っていたのを聞きまして、哂ってしまうと同時に 他人事ながらも ほんのりと恥ずかしくなりました(;'∀')
これを聞いた頃からでしょうか、たとえ「つもり」であっても、僕は「命懸け」という言葉を 口にしなくなりました。

中東のある国出身の、もと特殊部隊員だったという友人から、軍にいた頃の話しを聞いたことがあります。
密林の、ある地点からある地点までを、ひとりで一週間ほどかけて移動するという訓練があったそうです。
食料は一切持たず、携帯するものは 拳銃一丁と方位磁石、そしてわずかな水だけ…  必ずと言ってよいほど何人かの脱落者がいたそうです。
脱走か死ですね。
私には絶対無理です。 途中でズラかります!d( ̄  ̄) 
トンずらしても、何となく死んじゃいそうですが…。
訓練とはいえ、文字通りの命懸けですね。


もうひとつの「あいしてる」はどうでしょう…。
吉田拓郎さんは「言葉」という曲の中で、こう言っています。
怖い言葉を言ってしまったぁ~♫ もう友達でいられないんだよぉ~♫
人生さえも塗り替えるほど~♫ 怖い言葉を言ってしまった~♫ 愛してる~と… ♪
この場合、たぶん友達以上に進展するという事なんでしょうけど…
やはり、怖い言葉なんでしょうかね、愛してるって^^;
人生を塗り替えるほどの覚悟までしなくても、心のままに「愛してる」という言葉が口をつく事もあるのでしょうけど…  やはり、何やら重みのある言葉なのは間違いないので、のべつ幕無し ヘラヘラと口に出す言葉ではないと思います。 

わたし… 記憶をたどってみましたが、もしかしたら今日までの人生で、誰かに「愛してる」と言った事は 一度も無いような気がします…( ̄  ̄;) 
もしかしたら僕は、悲しく寂しく冷たい人なのかもしれません。が…
僕は 深く考えて言わないのではなく、単純に こっ恥ずかしいのと、そもそも ガラじゃねーし…( ー`дー´) なんだよな~と、自分に言い聞かせています(笑)  
「愛してる」って、気持ちはあるんです。気持ちは… ^^;
前後不覚、ヘロヘロに酔っぱらって 猫か何かに切々と語った事はあるかもしれません…(;´Д`A

そういえば「愛してる」と言われた事も、無かったような気がします。
まぁ、どちらも ガラじゃなかったんだろうけど…^^;
あの人の、長い別れを告げる最後の言葉は「ありがとう」の五文字でした。
そして僕は、ようやく「さようなら」の五文字を、海に流しました。

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