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わたし、ひねくれてきた?

町中にある堀で、どこかの誰かが溺れている。
野次馬がわらわらと堀を取り囲む。が… みなオロオロするばかり。
そんな中、ひとりの男が華麗に景気よく飛び込む。ところが…
華麗に飛び込んだその男は「誰か助けてくれ!俺は泳げないんだ!」と…
これは、しばらく前に見たテレビドラマのワンシーン…。

内容は違えど、今までにも似たり寄ったりのシーンは何度か目にしている。
いつもなら「あははは~( ゚∀゚) バカじゃ~ん♪」と、サラッと笑って終わりなのだが、今回に限ってなぜか妙に引っかかる…( ̄  ̄;) 

この場面、人物設定の作意は何ぞや?
ただ面白さを狙っているだけ?
それとも、見ず知らずの人であっても助けずにはいられない、後先考えず身体が動いてしまう正義感… 人とは、かくあるべきである!… なのか?
はたまた浅慮短絡直情は、時として他人に迷惑となる、という戒めか?
思えば、ドラマの世界には わりと多めな人物設定のような気もする。

で、ヒマだったので何が引っかかっているのか、検証してみた(^^)
結果はざっくり…「やっぱ、迷惑なんじゃね?(゜゜)」

例えば、ここに元レスキュー隊の人が ひと足遅れで現れたとする。
しかし、二人同時には助けられない。
先に溺れていたのは うら若き町娘だ。
当然まずは、うら若き… からだろう( ̄ー ̄)
そして、仕方なく… この浅慮短絡直情男も救いに向かう。
あくまでも、みんなに背中を押されて仕方なく… である!( ノД`)シクシク…

が、しかしここで もし…
もしもこの元レスキュー隊員が途中で力尽き、沈んでしまったら…
この、浅慮短絡直情男は なんとする?
天真爛漫で明るい性格、細かい事は気にせず 大らかで大雑把、無頓着の天然が入った この浅慮短絡直情男は…「何か浮く物でも投げてくれればよかったのにね~(´-`).。oO」とか?(笑)

こんなふうに思ってしまう わたしは、もしかして…
ひねくれてきた?( ̄  ̄;) 


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