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モモの椎間板ヘルニア・後半

先日公開したお話の続きです

モモは突然歩けなくなり

48時間以内に手術をしなければ歩けなくなると告知されて

手術が可能な病院に連絡を取り6時までに行くことになりました

前回の記事はこちらです↓

https://note.com/nohara_hikari/n/nf78f716a3f7a


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その時、5時半をまわっていました

とにかく行こうと、前に進もうと

そして絶対に大丈夫だからと思うようにしていました

幸い上り方面だったので道路は空いていて良かったです


病院はすぐにわかりましたが

駐車場がない!

周辺を周り、駐車場を見つけ

やっとその病院に着いたのは6時ちょっと過ぎていたようでした

整形外科専門の病院に着きました

ドキドキしながら病院に入ると

もう終わりの時間なのかガランとしていましたが

受付の方がとても優しくてホッとしました
(優しいって、すごく重要ですね。特に病院の受付は)


さて、ここではモモは

私たちの目の前で歩かされ、歩けないことを確認させられ
同じように、痛さの反応もやらされ、
(同じようにキャンと言っても足は反応無し)

もしかしたら奇跡が起きて歩けるようになっているかも?と言う淡い期待は崩れ去りました


ここでモモは私の腕から病院のスタッフの元へゆだねられました


それからは副院長先生が長い説明をしてくれました

すぐに手術を進めることはせず、症状を詳しく教えてくれました

この時に
レベル4の段階と聞いて少し安心しましたが、

これがいつレベル5になり、
それ以上になってしまうかは誰もわからない

(ちなみに治る確率は、レベル5は67パーセント
レベル4は、98パーセント)

そして48時間以内に手術すれば何パーセント助かるとマニュアルにはあっても

今この瞬間に、レベルが上がってしまうかもわからない
なのでゆっくり考えている時間はないのですが

と言いつつ、急がせる風でもないので

「手術をするつもりでこちらに伺ったので
よろしくお願いいたします」と言いました


副院長はちょっと驚いた様子で、
「実は昼間も同じような子が来たのですが
考えますと言って、帰られたのですよ・・・・・」と言い

「すぐに決断していただき良かったです
決まれば手術は30分で終わりますから」と微笑まれました


というわけで
モモは病院の先生がたに託し、
祈るような気持ちで私たちは帰宅しました

もも 2016.8

手術終了


それから
2時間ほどした夜8時半頃に

「無事に手術終わりました。モモちゃんの意識も戻りました」

との電話がありました


本当に、本当に、嬉しかったです


翌日には足を動かすことが出来て
ご飯も食べたと連絡があり、

それから数日後の退院日にはよろよろしていましたが
歩けていました!


後日、最初に行ったかかりつけの病院に
お礼の電話をしました

すると

お母さん(私)の決断が早かったから良かったのです

と言ってくれました

手術をしてくれた病院からは

あの日、たまたまスタッフがいたから良かったのです
あの時間だからスタッフがいない場合もあります

と言われました


ということで
今回も、たくさんの奇跡が起こり

モモは助けられたのだなと思いました

奇跡のお陰様


① 時間外でも診てくれた先生
② 受け入れてくれた紹介先の病院
③ その場で手術のできる環境があった

そして私がすぐに病院に行った行動力!

全てに感謝したいと思います

術後の様子


モモは術後、入院中に歩けるようになりましたが

1か月間は安静ということで
大きなサークルに入れておきました
(ニコの手術後の為に買っておいたサークルです)
又、縫ったところを舐めてしまうので
エリザベスカラーをほぼずっと付けていました

これらはモモには苦痛だったようです

手術は大変ですが
術後もとても大変でした

人間と違って、気を付けるということをしないので
こちらがいつも見張っていないといけない・・・・
これが大変でした

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胴体の長いダックスフントは
この椎間板ヘルニアになりやすいと聞きますので
ダックスを飼っている皆様、ご注意してくださいね

ちなみに今回の手術代は

70万円でした!!!

うちは保険は入っていなかったのですが
この手術は保険は利かないと言っていたような気がします。
保険のこともちゃんと調べておくと良いですね

椎間板ヘルニアになってしまったペットちゃんをおもちの皆様

まさにその瞬間にこのお話を読む暇はないでしょうが

一人でも多くの方に、この病気のことを知ってほしくて
書きました

最後まで読んでいただきありがとうございました


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