真綿で首、絞められる。

あ、これ、本当に綿で首を絞められたということではないです😅こういう例えの慣用句です。

ここまで読んでくださった方々に、私と母の関係はどう見えたのだろう。

大したことないやん、虐待されたわけじゃないし、愛されてなかったわけじゃないし、普通と変わらない、と思われたかもしれない。　

自分よりもっと大変な状況の人なんて山ほどいるのもわかってる。ずっとそう思ってきた。

その方々に比べれば、私なんて大したことないのは誰から見ても一目瞭然だろう。

でも、そんなのわかってるのに、心が痛むのはなんでだ？

私が繊細すぎるんだろうか？

それもあるかもしれないね。

でもさ、一思いに一気にくる痛みも、じわじわくる痛みも、痛いもんは痛いのよ。

だから、私の心の痛みは、真綿で首絞められるような痛みだと思ってきた。

柔らかい綿で、じわじわちょっとずつ絞められてるみたいな、あ、ちょっと痛いかも？でもまぁ耐えられそうかなみたいな、あれ？でもやっぱり痛いし、なんかいい気はしないぞ、みたいな、、

歯痛にも似てるかな。

歯痛とか、傷の深さで痛みの大きさも変わるけど、その人の痛みの感じ方で、いくらでも変わってくる。

痛みの感じ方なんて、人それぞれで違う。

人それぞれでいい。

それくらいの傷で泣くなとか、耐えれる人だけが偉いとか、そんなんももういい。

なぜそのくらいの傷で泣いてしまうのか、何がそんなに痛むのかを理解する方が大事かも。

いろんな痛みが、人の数だけある。