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【農業女子にインタビュー】東京から北海道へ、移住1年目の真里奈さんの驚きや発見とは?

こんにちは!農GIRL×農LIFEプロジェクト事務局です。

農GIRL×農LIFEでは、全国の農業女子の皆さんと一緒に、農業のイメージ向上や魅力発信、コミュニティづくりに取り組んでいます。

SNSでの農業女子紹介や、農作物のプレゼント企画、直売所での加工品販売など、様々な企画を実施してきましたが、『農業女子ひとりひとりの魅力をもっと伝えたい!』という想いから、このnoteでは農業女子により密着したインタビューを配信しています。

《前回の記事はコチラから↓↓↓》

今回は、北海道・中富良野町で玉ねぎやミニトマト、スイートコーンなどを栽培されているヤスイ農園・安井真里奈さんにインタビュー。

昨年4月に東京から旦那さんのご実家がある北海道へ移住し農家になった真里奈さん。
農家&移住生活を中心に2020年を振り返っていただき、たっぷりお話を伺いました♪

■移住をして農家になるまで

Q.真里奈さんが農業を始めたきっかけはなんですか?

ーー旦那さんの実家が農家で、それを継ぐことになったからです。
もともと付き合っている時から、実家が農家だということも、将来は北海道へ戻って実家を継ぐということも知っていたので、結婚して農家になるということに不安や悩みを抱えたことはありませんでした。

Q.農家になる前はどのようなお仕事をされていたのですか?

ーー約7年、アパレル業界で働いていました!

Q.真里奈さんの中で、農家になる決意が固まった瞬間はありましたか?

ーー旦那さんの両親に初めて会った時です!
お義父さんはすごくおしゃべりで、お義母さんは反対に静かな性格なのですが、そういうところが私の両親とそっくりで、初めて会ったときに全く緊張しなかったのを覚えています。
私は結構色々なことを知りたがる性格なので、お義父さんに知りたいことを質問したら、知りたかったこと以上の答えが返ってきて……。
この家族と一緒なら頑張れる、頑張りたい!」と思いました。

■農業&移住1年目の生活

Q.実際に(2020年)4月に中富良野町に移住して、生活に変化はありましたか?

ーーなにもかもが変わりました(笑)
同じ中富良野町でも住んでいるところによるのですが、我が家からは歩いてコンビニや、スーパーへは行けません……。
どこに行くにも100%車が必要になるので、ペーパードライバーの私は毎日冷や汗をかきながら運転していました。
東京だと歩いて10分の距離にコンビニもスーパーもあったので、車移動の生活になったのは私の中で大きな変化でした!
今は冬で雪も凄いし、スリップしている車を見てしまって、怖くて運転できません(笑)
練習して徐々に慣れていければと思います。

真里奈さん家族と義両親は別々に暮らしているため、農作業へ行くのも車での移動が必須。
夏の間は旦那さんが先に作業へ出て、後から真里奈さんとお子さんが車で圃場へ行くことが多かったようで、運転中はお子さんの機嫌を損ねないように、Foorinの『パプリカ』を流していたそうです
🎵

Q.農家になって「思っていたのと違った!」というようなギャップは感じましたか?

ーーそもそも農家について何も知らなかったですし、なにもかもが東京での生活、仕事とは変わることは理解していたので、あえて“農家”に対する先入観を持たずに移住してきました。なので特にギャップは感じなかったです!

Q.農業を始めて、面白いと思ったことや、驚いたことはありますか?

ーー私は、娘がまだ小さかったこともあり、今年はお手伝い程度しかできていませんでしたが、写真を撮るたび、作物の成長が目に見えてわかることが面白かったです。
驚いたことは当たり前のようにトラクターが道を走っていること!
東京ではトラックは走っているけど、自分が車を走らせている車線にトラクター、対向車線にもトラクターなんて光景を見たことがなかったのでとても驚きました。

Q.農業を始めて、1番大変に感じたことはなんですか?

ーー北海道といえど夏は30℃を超えますし、日陰がないので、今までビルの中で働いてきた身としては、夏場の農作業は少し大変でした。
暑さ対策で手持ちの扇風機を使ったり、お義父さんが新しい業務用の扇風機を買ってくれたので、私と娘はその風に当たって暑さをしのいでいました!
虫除け効果のある日焼け止めや、タオルもとても役立ちました✨

Q.農作業中、特に印象に残っている思い出を教えてください!

ーーシート状になっているタマネギの育苗ポットを剥がす作業は思い出に残っています。
娘を背負った状態での作業で体力的にもキツかったのですが、ポットの裏から蜘蛛がたくさん出てきて……。
虫が苦手で中でも蜘蛛が1番嫌いだったのですが、この先何十年も農業と向き合っていくと考えたら、ギャーギャー言わずに慣れるしかないなと思いました。(笑)

Q.現在はオフシーズンだと思いますが、どのように過ごされていますか?

ーー本当に、毎日毎日家にいます🏠
寒さ対策に冬用の靴を購入して、おうち時間を充実させるためにテレビを買い替えました!
仕事は何もありません(笑)!!ただ、お義父さんは経理系の仕事をしているようで、私も最近勉強し始めました。なので、来年からは少し私にも仕事がありそうです。

大晦日に外の景色を撮るため、気温マイナス27℃の中、外に出た真里奈さん。なんと、鼻の中が凍ってしまったそう❄️
「他の農家のお嫁さんから話は聞いていたけど、本当に鼻の中って凍るんだ……。」と冬の北海道生活での驚きを話してくださいました!

Q.中富良野では農業をされている女性との交流はありますか?

ーーあります!
中富良野には“農家の嫁”が入れるサークルのようなものがあって、私が移住してきたという噂をどこからか聞きつけて、会長さんが説明をしに自宅に来てくださったのをきっかけに参加をするようになりました。
サークルでは農業の話はもちろんしますが、子育てについても話を聞くことが多くて、周りに知り合いがいなかった私にとっては保育園や小学校のことなど、とてもありがたい情報を得られるし、同世代のお友達もできて嬉しかったです。

■家族での農業について

Q.ヤスイ農園さんは現在何名で経営をされているのですか?

ーー義父、義母、旦那、私、そして1歳のお手伝いさんがいます。(笑)

Q.ご家族で農業経営をしていて「ここがいい!」と感じるところはどんなところですか?

ーー体調面や地域の集まりなどでの、スケジュールの融通が利くところだと思います。
もちろん、収穫や出荷の時は家族総出でやらなくてはいけませんが、繁忙期は周りの農家や、農家のお嫁さんであるママ友さんも一緒なので、予定は立てやすいのかなと思います。

Q.ヤスイ農園さん自慢のお野菜について教えてください!

ーー『甘っこ』という品種のミニトマトは今年、糖度が14度まで上がり、その名の通り、甘くて美味しいです!
ふるさと納税の返礼品としても出させていただいているホワイトコーンも『雪の妖精』という、皮が柔らかく生でも食べられる品種が毎年好評で、1歳の娘も食べる手が止まらないほどの美味しさです💓

Q.真里奈さんオススメのお野菜の食べ方はありますか?

ーーミニトマトやホワイトコーンはやっぱり生の状態が1番美味しいと思います!
特に、新鮮なお野菜は常温でも美味しいということに農家になって気がつきました。もちろん、冷やしても美味しく食べられるのですが、東京にいた頃はトマトを常温で食べたことがなかったので、収穫してそのまま食べられることが衝撃的でしたね。
ヤスイ農園では玉ねぎも栽培しているのですが、玉ねぎは味噌汁やオニオンスープにするのが美味しいし、大量消費にも向いているのでオススメです!

Q.ヤスイ農園さんのお野菜はどこで購入できますか?

ーー来年から本格的にネット販売を始めます。
InstagramのトップページにURLを貼っていますので、そちらからご覧いただければと思います!
《ストアはコチラ》
https://yasuinoen.stores.jp

■もうすぐ農家になって1年、今後の目標は?

Q.お子さんを見ながらの農作業で、気をつけていることはありますか?

ーー昨年はおんぶをしながらの作業や、ベビーカーで寝ている時間にお手伝いするということができたので、とにかく娘の虫刺され、日焼け、あとは暑さ対策に扇風機などを活用して熱中症にも気をつけていました!
ただ、歩き始めた頃がちょうど出荷で忙しい時期だったので、トラクターなどはもちろん、大きい機械などには絶対に近寄らないように注意をしていました。

Q.昨年は覚えることがたくさんあった1年だったと思いますが、今後力を入れて学びたいことはありますか?

ーーSNS、ネット販売を主に任されているので、さらに力を入れつつ、経理系を理解し、得意になっておきたいです。

Q.ネット販売に力を入れようと思ったきっかけはありますか?

ーー『もっと気軽に消費者が購入できて、素早くお届けできるようになったらいいな』と思ったのがきっかけです。
東京にいる時から“北海道はおいしいものが多い”というイメージを持っていたのですが、出荷されてから店頭に並ぶまでにはタイムラグがあって、そこを無くして直接お客様に届けるためにネット販売に力を入れようと思いました。
もともとお義父さん、お義母さんの2人で経営をしていた頃は、農協や業者さんとの取引のみでしたが、ただそれを真似するだけじゃなくて、広げていくことが発展に繋がっていくと思うので、ネット販売など、私ができることから頑張っていきたいです!

Q.ヤスイ農園のInstagramを始めるきっかけは何だったのでしょうか?

ーー私自身、農業の知識がゼロだったので、移住したその日から初めて知ることの連続で、毎日がとても楽しくて!
記録として残したいと思ったのと、『意外と全く農業の知識がない状態でInstagramを更新している人って少ないなぁ』と思い、農業についてはもちろん、移住を考えている方などにも発信したいと思って始めました!

Q.Instagramの投稿で心掛けていることや、工夫していることはありますか?

ーー普通に写真を投稿しているだけだと、カメラが得意なわけではないし、「#北海道」や、「#農家」などのハッシュタグをつけても埋もれてしまうと思ったので、投稿の写真に文字を入れています。
一度始めたら続けたくなるタイプで、しかも凝り性なので、写真撮影はInstagramで綺麗だと思った写真を参考にして、時間がある時に「Phonto」という写真文字入れアプリを使って加工をしています!

Q.農作業着も素敵ですが普段はどのようなところで購入しているのですか?

ーー私の住んでいるところは、ワークマンやプロノなどのワークウェアが買えるところが近くにないので、ネットで購入することが多いです。
私も旦那さんもアパレルで働いていたので、「服が好き」という気持ちは忘れないようにしようと思っていて、Pinterestなどで海外の人の農作業服を見て、Carhartt(カーハート)のサロペットを買ったり、形とか、素材感を見て感覚で服を選んだりしています。
柄物はあまり選ばないかもしれません!

Q.真里奈さんから見て、農業や農業女子の魅力はどのようなところにあると思いますか?

ーー農業はあらゆる面で『可能性だらけだなぁ』と、とても思います!
良くも悪くも自分たち次第なところが、とても魅力的に感じます。

Q.ご自身が移住して、「農家になってよかった!」と思うことはありますか?

ーー農家になって家族の時間がすごく増えたことがよかったと思いました。

旦那さんと娘はもちろんですが、お義父さん、お義母さんとも。家族みんなとの時間は、中富良野に移住して、農業を始めなければこんなに多くなかっただろうなと思います。
特に、娘は旦那さんにべったりで、「パパがいればママはいなくても大丈夫!」と言われるくらいで(笑)
月齢の影響もあるとは思いますが、東京にいたときは旦那さんが帰る時間も遅くて、娘が「パパ嫌だ!」という時期もあったのですが、今お父さんの事を大好きになったのも、農業を始めて家族の時間が増えているからだと思います。

Q.今後、ご家族でどのような農業をしていきたいですか?

ーー自分の子どもが大きくなった時、継ぐ継がない関係なく、"農家に生まれて良かった"と思ってもらえるような家庭を築いていきたいです。
家族みんなで楽しく農業ができたら良いなと思いますし、農業を通じて、子どもが食べ物や生き物を大切にしようと思うきっかけになるような場にしたいなと思います。
そして、なにより農園の今後を日々考えている旦那の理想を、一緒に実現していけたらいいなと思います。

昨年4月に中富良野町に移住して、日々発見がたくさんの真里奈さんの農LIFE👩‍🌾
今はお休み中ですが、寒い冬を乗り越えて2月から始まるお野菜作り、今年から本格的に始まるネット販売にも注目です!

■ヤスイ農園&農GIRL×農LIFEの情報はこちらから!

《ヤスイ農園》

・Instagram

・STORES(ネット販売)
https://yasuinoen.stores.jp

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