GRの新しいカタログについて
新しいGRのカタログは上田義彦さん。A4プリント2枚+スペックシート1枚だけが封筒に入ったシンプルで斬新なスタイル。
余計な言葉はいらない、印刷という媒体を活かして、写真をしっかり見てもらうというスタイルを継承しつつ、今回はそのまま飾れる形になっている。写真は、上田さんらしい自宅の日常スナップ。at homeの続編がGRを通して実現したことが嬉しい。しかも製品サイトでは約100点の作品が見られる。
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr-3/gallery/02.html
カメラのカタログ写真といえば、描写性能を訴求する作例的な花鳥風月写真が多い中で、写真の魅力や意味を感じて欲しいという投げかけでもある。
仕事でも趣味でも、写真に長く関わり良い写真をたくさん見てきた人ほど、上田さんの写真の魅力を感じるはず。もちろん、よくわからないという人もいるだろうけど、それをわかった上での確信的な挑戦だと思う。
まさに「使い手のインテリジェンスを信じて」「挑戦する姿勢を忘れない」GRらしいカタログになったな、と感心する。プロダクトとコミュニケーションが同化している、いいぞ!
ちなみに、量販店/スクエア東京/スクエア大阪では写真が違うので、友達と交換し合うのも楽しいかも。
操上和美→菅原一剛→上田義彦、ボクでも上田さんにお願いしたいと思ったかも。次はもうあの人か、あの人しかいないな(笑)
最後に、上田義彦インタビューは写真好きな人みんなに読んで欲しい内容だ。何度でも言いたい。ぜひ読んでみて欲しい。https://www.grblog.jp/article/14645/
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