Amazon、配達ロボット「Scout」の路上テストを開始 -日刊のぐりゅうAIニュース #14
「すべてのビジネスはAIと共に!」をモットーにしています のぐりゅう(野口竜司)です。さて、本日もAIニュースをお届けします。
photo by 人見淳
1月25日(金)の記事はこちら。
Amazon、配達ロボット「Scout」の路上テストを開始
米Amazon.comは1月23日(現地時間)、電動配達ロボット「Scout」を発表した。同日から本社のあるシアトルの北、ワシントン州スノホミッシュ郡で、まずは6台のScoutで試験サービスを開始する。
Amazonによる6輪車の配達ロボットScoutの路上テストの報道がありました。動画を見ると、お届け先の住人が近づくと自動的にボックスが開くようになっていいましたが、顔認証できる距離でもない?ところから作動を始めている感じでした。
英Starship Technologiesの自走ロボットや、米PepsiCoが先日発表した米Robby Technologiesが開発した「snackbot」と同様に6輪式で、クーラーボックス程度のサイズだ。Amazonは自社開発したとしている。
クーラーボックスと同じサイズということで物品量が限られるのかなと思いましたが、よく考えたら二台、三台と数珠つなぎに並べていけばいいので一品あたりのサイズさえ超えなければ一度の受け取りで複数商品をカバーできるんだなと思いました。
人が歩く程度の速度で、歩行者やペット、路上の障害物などを避けて走行するとしている。
障害物を避けて通る。とはいえ、この配達ロボットが街中をウロウロしていたら人の乗る自転車や自動車との接触事故は多発しそうです。ただ、自動運転車どおしだったらぶつかる確率が低くなるんでしょうね。人と機械の共存する交通法のアレンジがどのようになるかも注目です。
タイトル画像はプロカメラマンの人見淳氏からご提供いただきました。
AI活用エヴンジェリスト 野口竜司(のぐりゅう)
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