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まもなく出国

こんにちは、のぐちです。

イタリア留学のため地元を出発し、東京滞在4日目になりました。

このあと、成田からイタリアに向けて飛びます。

退職後してすぐローマに短期留学した自分ですが、留学準備のため日本に帰国して2ヶ月が経ちました。この2ヶ月間で何をしていたのか。そして、出国を目前に控えて今どんな心境なのか。ここに記録として残しておきたいと思います。


それでは、まずはこの2ヶ月間、留学準備以外に何をしていたのか振り返ります。

家を売りました

「住宅ローンをフルで借りて、家を買って資産にしよう」と、思い立って家を購入したのがちょうど5年前でした。当時は貯金があまりできないサラリーマンだったので、家賃を捨て続ける代わりに住みながら投資というぐらいのテンションでした。築20年ほどの中古マンションでしたが賃貸で借りるよりも安くて、地元で住むならここ以外いいところはない!と思えるぐらい、お気に入りの家でした。

とはいえ、イタリア留学のための資金も潤沢にはなかったのと、海外に住みながら不動産を管理するのはいろいろ大変になるので、泣く泣く売却しました。

ただ、「家を買って、家を売る」という経験ができたのはとても良かったです。

※売る時にマイナスにならなかったのも大きいポイントでした。

また、会社員だからこそ組めるローンの偉大さに気づくのと同時に、この先自分がローンを組める日は来るのだろうかという不安も感じました。

将来どうなるか分かりませんが、どこかにまた家を買いたいなと思っています。

実家で暮らしました

地元にUターン転職して最初の数ヶ月は実家に住んでいたのですが、その後マンションを購入してからはひとり暮らしだったので、実家で暮らすのは5年ぶり。

35歳になって、親と暮らすことになるとは思いませんでした。

また、5年前と違うのは、定年退職した父親が家に毎日いるということ。父親とそんなに話すこともないのですが、毎日家でTVでの甲子園とプロ野球観戦・洋画鑑賞や麻雀ゲームなどのルーティンで余生を暮らしていたことにびっくりしました。「リタイアした人はこんな感じになるのか…」としみじみ思いましたが、好きなことをして過ごしてもらえれば良いと思っています。

一方の母親は、平日はまだパートの仕事をしており、父親とは打って変わってのアクティブな生活でした。自分が学生時代に実家にいたときは、母親は専業主婦だったのですが、子供が巣立ったあとは結婚前にやっていた保育関係の仕事をパートで再開したようです。

とはいえ、毎日何もしなくても服が洗濯され、食事が出てくる環境は大変有り難かったです。(実家ではご飯が過剰に出てくるので、おかげさまで2〜3kgほど太ってしまいました)

この年齢になったからこそ、改めて実家の有り難み、親の偉大さを感じた2ヶ月間でした。

食べたいものを食べました

5週間のローマ留学から戻ってきた反動と、もうこの先当分食べられないかもしれないという恐怖から、とにかく好きなものを食べました。

  • 地元の通い詰めたチーズナンカレー

  • 東京のサラリーマン時代を支えてくれたハンバーグ

  • 全国どこにでもある「かつや」「日乃屋カレー」

など、個人経営の店からチェーン店までいっぱいあります。

イタリア料理は美味しいですが、やっぱり日本で食べる料理にはかないません。これは日本人である以上避けられない問題ですね。

一時帰国した時に食べる日本料理はさぞ美味しいでしょうね!

今からその日が楽しみです。

東京時代に通い詰めた思い出深い日乃屋カレー

渋谷がやっぱり好きでした

この2ヶ月間で東京に行く機会が3回あったのですが、改めて渋谷の街が好きだということに気づきました。

渋谷に憧れて上京し、渋谷に圧倒された大学時代。

渋谷に住み、がむしゃらに働いたサラリーマン時代。

毎日多くの人が行き交い、日々新しいものが生まれ、再開発で変わり続ける街・渋谷。

ここにくると自然とパワーが湧いてくるし、自分もこんな渋谷みたいに活力あふれる存在でありたいと思います。

一時期は人生に迷い、渋谷区役所の職員を目指しかけた時もありましたが、今はイチ渋谷ファンとして、渋谷の再開発がとても楽しみです。

再開発は2027年度に完了予定ということなので、イタリアの大学を卒業する頃に渋谷駅も完成するようです。

渋谷のように、変化し続けられる人間になるために、イタリア生活も楽しみます。

東京で一番長く住んだ街・渋谷

会いたい人に会いました

地元や東京でたくさんの人に会えました。

親戚をはじめ、仕事を辞めてもランチや飲みに誘ってくれる地元サラリーマン時代の方々や、13年目の付き合いになる新卒同期、東京時代に楽しい日々を過ごした友達など、誰が欠けても今の自分は存在してないんじゃないかという人たちばかりです。

また、友達だけはなく、推し活という意味で会いたい人にもライブで会えました。

長い間応援してきたアーティストだったので、留学をきっかけに直接応援できなくなるのは残念ですが、この留学を決断する上で大きな影響を与えた人といっても過言ではないです。

何かを始めるためには、何かを終わらせないといけない。
何かを得るためには、何かを捨てなければいけない。
夢を叶えるためには、何かを諦めないといけない。

そんなことを思いながらライブを見ていて、今まさに自分はその間に立っているんだなと。でも、これまで応援できたことが何よりの財産です。

永遠は永遠じゃないことを噛み締めながら、出国前最後のライブを見られたので良かったです。

※推し活の話はいつかまた書きますね!

一時帰国した時にまたみんなと会えるのを楽しみに、当分の間はイタリアに根を張って頑張りたいと思います。

日本最後の日に思うこと

出国まであと数時間ですが、今渋谷のスターバックスでこのnoteを書いています。

いよいよ、この日がやってきました。夢に描いていた日です。

人生どうなるかわかりませんが、ただ一つ分かるのはこの人生は一度きりということ。

ここまで一人で留学準備を進めてきたので、きっと大丈夫。なんとかなると思っている自分がいます。

やり切る自信がある。

ただ、ここで挑戦したイタリア留学がもし上手くいかなくても、これを経験したかしてないかで人生はだいぶ違ってくると思うのです。

この答え合わせは3年後!楽しみにしててくださいね。

おわりに

この記事で伝えたいことは、何かやりたいことがある人は是非やってくださいということです。

「やりたいかも?」と思っていることは、もはや迷ってはいなくて、「やった方が良い」ことだと思っています。

その小さな一歩が、大きな一歩になるはずです!

次回はイタリアから更新します。

それでは、いってきます!!

Arrivedecrci! さようなら

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