見出し画像

【エッセイ漫画】ゆず仕事を少々。

すっかり冬になりました。
このところ目が乾いたり喉が渇いたり、乾燥を痛感する日々です。
静電気も起こるし手足は冷えるしで。冬自体は好きなんですけどね。

冬というと毎年やってる柚子仕事。

うちの庭には柚子の木があります。
この柚子の木、ありがたいことに毎年3ケタほどしっかり実をつけてくれるのです。
なので柚子を買うことはまぁほとんどありません。

柚子が実をつけたらやることは、砂糖漬け。
私の実家にも柚子の木があり、母は砂糖漬けの他にも柚子ジャムを大量に作っては人にお裾分けするのが毎年の恒例みたいだけど、私はめんどくさいからせいぜい砂糖漬けするぐらいまで。

庭で何ヶ月も雨風に晒されてきた柚子は、ホコリやらススやら何やらでごつごつしていて少し色が悪い。
すっかりいかつくなった柚子をタワシでゴシゴシこすると、だんだん汚れが落ちてつややかな黄色が現れます。この瞬間がとても好き。

切った柚子は、種を取り出し、輪切りにして瓶に詰め、砂糖かけて蓋を閉めます。
完成した砂糖漬けは、ビンの中の砂糖が溶けたら食べごろ。

でも私が1番好きなのは、切った柚子にそのまま砂糖ぶっかけるやつ。
ジャリジャリしてて、砂糖の甘みと柚子の酸味が交互にやってくるのがおいしいのです。

柚子があると、こうやって食べてもいいし、搾ると調味料として使えるし。
皮は千切りにして乾燥させて冷凍しておくと薬味になる(年越しそばやお雑煮の上にさっそく)
キズが大きい柚子はお風呂に入れてしまいます。

たいしたことはしてませんが、冬の味覚を今年もいただけることに感謝しつつ、まだまだたっぷりとある残りの柚子をどうしようかなーと思案する土曜日の夜でした。

あと1週間で今年が終わるんですね。ってうそだろ。
年内にもう一本くらい投稿できたらいいな。
来年はもう少し書くペースをアップできたらと思ってます。


📙ノグチノブコの本📙

⭐️なんかおいしくないので料理をおいしくするコツ知りたいです!(インプレス刊)
料理監修:小田真規子先生
おいしくなるのはコツが大事!料理初心者〜中級者に向けて、料理をワンランクアップさせるポイントをマンガで紹介しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?