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【エッセイ漫画】崎陽軒のシウマイ弁当

名前は知っているのになかなか食べたことがないもの。
私にとっては崎陽軒のシウマイ弁当がその位置づけです。

2023年の9月。
仕事の用事で横浜のホテルに泊まったその日、
崎陽軒のお膝元。
行くならまさに今しかない。
横浜駅の構内にも崎陽軒の店舗がありましたが、せっかくなので本店に行きました。

ちょうど私の前に中年女性が2名。
「シウマイ弁当4つください」
店員さん「あと1個しかないよ」
「じゃあしょうがないわね」
「どうする?駅のほうにあるかしら?」

女性二人は立ち去って行きました。
なんということでしょう、あと4個残ってたら手に入らなかったシウマイ弁当が。
ラス1を獲得できるチャンス!

人生で初めて、自分のお金でシウマイ弁当を買う瞬間。
思えば、食べたことすらなかったのかもしれません。

ホテルに到着し、荷解きもそこそこに
シウマイ弁当の包みを開けます。

シウマイがうめえ〜。
他に入ってるおかず類もみんなおいしい。
個人的にはタケノコの煮たやつが甘くてことさら美味。
あとアンズ。
あれは絶対あった方がいい。

白いご飯がカタい。
付属の箸が折れそうなくらいカタい。
でもこの弁当特有のカタい白飯がいいのです。
弁当食べてるーって感じがしますから。

翌日、帰宅のお土産にまたシウマイ弁当を買って帰ろうかと思ったけど、さすがに二日連続はどうかと思ってやめました。

シウマイ弁当のおいしさを知った後日、
どうやら崎陽軒ショップが隣の駅にあることが判明しました。
同じ市内にもあるのです。
実はけっこうその辺で購入できるシウマイ弁当。

でも、横浜周辺で買う弁当とそれ以外の場所に出荷されている弁当だとちょっと様子が違うそうです。
シウマイ自体は横浜工場で生産され、神奈川エリアで販売する弁当は紐かけスタイル、東京やその他のエリアで販売する弁当はかぶせふたスタイル。

まぁ、包み方が違っても味は同じ。
なんとなく、ひもかけスタイルの方の弁当を食べることができてよかったです。

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