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お気に入りの芯ホルダー
お久しぶりです。
淡です。
前回の更新から新たに書く内容が思い浮かばず
完全に放置してしまいました、すみません。
今後はもう少し投稿頻度を上げたいなぁとは考えてます。
前置きはこのくらいにして今回は最近自身が
ハマっているジャンルの一つである芯ホルダーの中から、お気に入りの3本を紹介していこうと思います。
良ければ最後まで見ていただければ嬉しいです。
1.コーリン Hi pierce
![](https://assets.st-note.com/img/1705974491288-bO9cyC5zf1.jpg?width=1200)
まず紹介するのはコーリンというメーカーが出していたハイピアスという芯ホルダーです。
当時の定価は300円と安めで、色の展開は黒とエンジの2色だったようです。
専用のシース、説明書とともに発売されていたようで、かなり気合が入っている印象です。
![](https://assets.st-note.com/img/1705974784662-fySYBrg3cQ.jpg?width=1200)
様々な点でこだわりを感じる
芯ホルダー本体の性能についてですが、
クラッチは一般的な3又クラッチとなっています。
軽めな軸で取り回しがよく、横に溝の入ったグリップが滑りにくくかなり気に入ってます。
また芯ホルダーには珍しく真ん中に硬度表示窓が
ついているのも特徴の一つです。
ノック感はかなり軽いのでしっかりノックしたい人にはあまり向かないかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1705979486567-MZjUrAJkZr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1705979500347-DRsA4OEML6.jpg?width=1200)
黒軸であれば比較的ネットオークション等でも出回っており、
相場も2,3000円程度と比較的安いため、機会があればぜひ一度手にしてみてください。
2.AUTO-えんぴつ
![](https://assets.st-note.com/img/1705975745022-0e6I5SIE4l.jpg?width=1200)
次に紹介するのは現在のOHTO社が社名変更する前の名称である、AUTO社の出していた一風変わった芯ホルダーです。
当時はおそらく60円か600円?(型番から推測)で、専用の芯も販売されていたようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1705975865293-DNGkhx8Vdw.jpg?width=1200)
まず画像を見て、「これ本当に芯ホルダー?」
となった人もいるかと思います。
確かにぱっと見はどちらかといえばボールペンや
サインペンっぽいです。
この見た目とも関連してくるのですが
このペンの最大の特徴は一般的な後端をノックするのではなく先端を押すことでクラッチを開き、
芯を繰り出す機構を採用している点です。
画像での説明がなかなか難しいので、
Twitter(新X)で機構のわかりやすい動画を出している方がいるのでそちらを貼付しておきます。
AUTO えんぴつの動作動画です。 pic.twitter.com/9bP4tXZ8YG
— 曙 (@Akebqnqmp) May 14, 2023
快く掲載許可をいただきありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705976372904-0ggyCJ5gNW.jpg?width=1200)
キャップを外したときの様子
芯ホルダー本体の性能についてですが、
上記にあるとおり独特な機構が採用されている関係で、芯ホルダーでは珍しいキャップ式となっています。
軸自体はかなり軽い素材で、先端部に金属パーツが集中しているためかなり低重心になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1705980596373-QsMk3fRL3p.jpg?width=1200)
流通量がかなり少なく、所持している人も
あまり多くない印象ですがかなり面白いペンなので
見かけた際にはぜひ購入してみてください。
3.Criterium 2603
![](https://assets.st-note.com/img/1705976888950-ETtuKteHO8.jpg?width=1200)
最後に紹介するのはGILBERT BLANZY POUREのCriterium 2603というフランス製の芯ホルダーです。
Criterium 2603はconteブランドでの販売への変更や、BICの傘下に入ったりなどがあり、
その影響でかなりの仕様変更があるペンです。
長さが違ったり、素材や軸の刻印、クリップ、芯径の違いなど、
製造された年代によって様々な違いが見られるためなかなかおもしろいです。
その中でも自身が持っているのは、
1950年代に製造されていた比較的初期のものであり、GILBERT BLANZY POURE名義で出されたものになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1705978492651-TqUUqDl93U.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1705978492555-Sz4zP2I1RV.jpg?width=1200)
芯ホルダー本体の性能は、
クラッチは4又クラッチになっているため安定感があり、
軸はそこそこ長めで15cm近くありますが、アルミ製となっているため見た目の割に重すぎず、
グリップ力も本体を深く彫ってあるため滑らなくなっています。
またグリップの彫りによって、比較的シンプルな
軸のデザインのアクセントになっていてデザイン面もかなり個人的には好みです。
![](https://assets.st-note.com/img/1705978015803-LtTNnIVXlO.jpg?width=1200)
ノック感はかなりしっかりとしたノック感で、
自分はそこまで気にならないですが人によっては重すぎると感じるかもです。
またこのペンは内部機構がネジ留めされていないのが特徴の一つで、芯を固定しているときはクラッチが引っかかり固定されますが、芯を固定していないときは簡単に後ろから内部機構を取り出すことができます。
とはいえ使用中にぐらついたり、取れたりすることはないのでよく考えられているなと感じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1705978752971-KETrpvyIs6.jpg?width=1200)
国内ではあまり流通していませんが、
ebay等の海外オークションサイトでは
たまに見かけるので、気になる方は海外オークションサイトを覗いてみるといいかもしれません。
自分はallux(@ROXAS_365_Daysに
代行していただき入手することができました。
まじで感謝です。
あとがき
今回は自身のコレクションの中から
芯ホルダーに絞ってお気に入りを3本紹介してみました。
芯ホルダーはかなり奥が深く、
自分も集めていてかなり楽しいです。
他にも紹介したいペンはたくさんあるので、
次回の更新も気長に待ってもらえれば嬉しいです。
かなり長くなってしまいましたが、最後まで見ていただきありかとうございました。
ミス、誤字などあれば遠慮なくコメントいただければ幸いです。
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