見出し画像

都営新宿線沿線膝栗毛 四編:葛西~西葛西の巻 2023.6.24

今回は都営新宿線からちょっと寄り道。
前回東西線の葛西駅でゴールしたので、それを口実に江戸川区のマンホールカードを貰いに行く。

葛西駅前に現物のカラーマンホールがある。
魔女の宅急便デザイン。
原作者の角野栄子さんが幼少期に江戸川区に住んでいたみたい。

キキ?

新田仲町通りは旧道。
海苔屋が2軒あったり(あとで理由がわかる)人通りがないけれど昔ながらの店舗や建物がチラホラあって面白い。
でも旧道って道狭いわりに車通りが多いので、歩行者にやさしくないのが難点。

一本道

真っ直ぐな旧道をずーっと歩き、突き当りに出ると地名が(いかずち)だった。カッコイイ。

雷について調べてみたら、住所は東葛西だが、近くにある真蔵院の雷不動尊が名前の由来。
そして女装した男の人が町内を駆け回る奇祭、「雷の大般若」が2月に行われているらしい。
祭りの時期に知らずにここに来て、大勢の女装した人たちが走っている光景に出くわしたらかなり驚くだろうな。

旧江戸川に出たけど、ここらへんは堤防に遮られていて川が見えない。
でも一応挨拶がてら堤防の上から川を見ておく。

旧江戸川

ここから公園の数珠繫ぎ。
下の画像の緑の部分が公園。
ひとつの公園ではなく、ブロックごとに公園が異なっていて、全長何キロもある。

長い公園

まずはなぎさ公園
マンホールカードのデザインになった角野栄子児童文学館が建設中らしく、工事の囲いに覆われていて入り口がどこかわからない…ぐるっと周り入り口を見つけると鉄塔の足元。
手元にある街角図鑑という本によるとこれは「ジャミラ型鉄塔」に分類するのかな?
どうやら公園に沿って鉄塔が建っているようで、この先何塔も見かける。
鉄塔は同じデザインがないとさっきの本に書いてあった通り、あとで見返すと微妙に違う…ように感じる。

怪獣っぽい?

富士公園のサービスセンターでマンホールカードを貰う。
これで11枚目。結構溜まってきた。

金枠がレア感ある

富士公園はその名の通り?築山がある。階段を登ると頂上は休憩所みたいになっていた。
頂上からの展望よりも、やはり鉄塔が気になる。

頂上から鉄塔

園内は大学生らしき若者がBBQやっていた。
楽しそうだが暑そうだ。

少し道を間違えて、お次はフラワーガーデンバラ園がある。
確か6月はバラの時期。終わりかけだがギリギリ咲いていた。

円形場
赤白の鉄塔

総合レクリエーション公園は野球場やテニスコートに加え、相撲の土俵があった。

海岸水門はその名の通り、かつてはここから葛西沖と呼ばれる海域だった。
干潟だったので海苔やアサリ、ハマグリの漁業が行われていたそう。
水門も役割を終えて今は形だけになっている…と案内板に書いてあった。

カヌーしている
わかりづらいが水門
説明

左近川沿いの公園を歩く。

しかしこの日も暑い…
ベンチで休憩するも日差しがよくて座っていても体力削られる…
なので水分補給と汗を拭いたたけで再出発。

川幅があるのでカヌーの乗り場がある。
当然ながら釣りをしている人も多数。
デイキャンプ場やBBQ場もあるし、子供たちがボール遊びもできる広場もある。噴水をプールがわりにしている光景も見かけた。
ちゃんとした運動場もあるし、メチャクチャ充実している。
一日いても飽きないなぁ。近所に欲しい公園。

カヌーしているパート2

川の向こう岸に渡り、新長島川親水公園へ。
人工の川が流れているけど、水が綺麗で周囲の木々も管理されていて清潔感のある散歩道だ。

新長島川親水公園

周囲には古くからの団地や新しいマンションがあり人口密度は高そう。
やはりこのあたりの西葛西地区は、インド人が多く住んでいて公園でも見かけた。

緑多し

ひたすら公園を歩き続け、西葛西駅でゴール。
7.4kmの距離だけど、暑くて疲れた…

いくつか公園を巡ってみたけれど、江戸川区って子育て世代に人気な土地なんだっけか。
その一端がわかった気がした。

<本日の行程:7.4km>

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?