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僕を救ってくれた君 17話

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朝9時前教室にて

〇:ふぁ…ねむ

純:声、ガラガラだよ

翔:歌えねえわ、もう。

彩:皆して、ライブの練習しすぎ!

池:おはよう!皆、声ガラガラだね。

和:どうしたの?

〇:いや、昨日さ…

昨日、夜8時〇〇の家にて

〇:今日は、明日の為に皆で親睦会だぁ!!

皆:うぉおおおっ!!

〇:じゃあ、明日明後日のためにぃ?

皆:乾杯!!

ゴクッゴクッ

〇:うひゃあ!!美味え!!

それから数時間も皆で歌を歌いまくった。

〇:ってことがあったんだよ。

和:そうなんだ。

颯:明日でよかったよ。歌うのが

そう皆で話していたら

パリンッ!!

〇:危ない!

と何かが壁に刺さった

創:もう、危ないだろ?よいしょっと。ん?

創也は〇〇に一つの手紙を渡す

〇:何だこれ?
  え!?果し状?

純:誰から?

裏をひっくり返してみると

〇:『神宮寺 拓哉』か。懐かしい名前だな。
  と言うか、もう少年院出れたんだ。

純:中身は?

〇:えーっと?

西野〇〇へ
久しぶりだな。元気にしてたか?
俺はつい最近あいつらと共に少年院を出た。
だが、俺はまだやらなきゃいけねえことがある。
お前に勝つことだ。
そして、あいつらを取り返させてもらう。
では、本日の文化祭で会おう。

〇:チッ…

白:お!皆おはよう!!さぁ、今日まず1日目!
  楽しんで行こう!!

皆:おぉ!!

白:じゃあ、皆で体育館行こっか!

皆が出た後

白:ん。〇〇ちょっと待て

〇:やっぱりバレたか。

白:これは果たし状?誰からだ?

〇:神宮寺です。
  あいつら、少年院出たらしいっす。

白:それはな、昨日校長から聞いた。
  退学処分にしたはずなのに、クソ

〇:あいつらは、本性を表すはず。やばいっすね

白:気にするな。何かあればサポートする。
  俺らも、行こっか!楽しもう!

〇:もちろん。そのつもりですよ。

2人も体育館に来た

彩:もう!遅い!先生と何してたの!

〇:ごめん!ちょっと話してた。

司会:それでは!乃木高祭スタート!!
   まずはこちらから、ご覧ください!

と言って流れたのは乃木高祭ならではのオープニングだった。

そこには〇〇達の写真も貼られており

〇:恥ずかしい

なぜなら演奏中の写真はいいのだが〇〇の寝顔も一枚の写真として張り出されていたからだ

その時の生徒や先生達は

皆:きゃぁあああっっっ!!

女子達:〇〇、可愛ぃ〜!!

七:あかん!遅れてしもうた!

麻:でも、間に合ってよかった!

飛:〇〇達って出るの?

七:明日出るけど、一応今日も来たらええねん!

山:遅れました!

羽:おぉ!山下!遅いじゃないか!

山:いやぁ、寝坊しちゃいました!

羽:山下、そこ弟の席空いてるぞ?

※すいません、山の年齢よく考えてなくて
 遅いかもしれないですけど
      高校2年生の設定にします。  ※

山:潤!ごめん!

潤:ね、姉ちゃん?あれ、遅くね?

山:ごめん、寝坊した!昨日のドラマ面白くて!

潤:何してんだよ…

オープニングも終わり

司会:えぇ、ここからは自由発表です!
   今年は何と…0組です…

七:いや、何でなん?誰かやったらええやん!

梅:〇〇くんは?

さ:そうだよ!

〇:いや、俺こういうの出たくないから良いんです。

司会:代わりにというか…この方達が…

拓:どうも!お久しぶり!

拓哉達がぞろぞろ出てくる

皆:…

〇:ほんとに来るのかよ

彩:〇〇、怒っちゃダメだよ

賀:何しに…戻ってきたの…

拓:こいつへの復讐だよ。

拓哉が指差した方向は〇〇だった

〇:…

さ:〇〇くんに何の恨みがあるってのさ!

遼:お前、随分と偉そうになったじゃねえか?

翔:おい、〇〇上がってこいよ?

〇:…

隆:〇〇!上がってこい!

皆:〇〇!あんな奴ら、ぶっ飛ばせ!

〇:よっしゃ!!やるぞ!

〇〇はステージに上がった

〇:もっと良い日にやりたかった。

拓:久しぶりだな。クソスーパースター。
お前、会わねえうちに随分とあいつらと仲良くしてるらしいじゃねえか。

〇:どうも。

拓:今回、勝ったらあいつらを返してもらう。

〇:遥香とさくらは俺の大事な友達だ!
  ぜってえに渡さねえからな!

さ:〇〇くん…

遼:好き放題1人で言ってろ!

賀:また…怖い…思いするのかな…

久:大丈夫!〇〇くんはやってくれるから!

さ:怖い…怖いよ…

梅:〇〇くんはやってくれる。安心しよ?

山:〇〇は…やる男だから。

拓:じゃあまずは10分後俺たちからだな

〇:わかった

〇〇はすぐさまレコ室からエレアコを取りに聞こうとしたその時

創:〇〇、何するんだ?

〇:え?いや、弾き語りをしようと思ってるんだけど

純:俺らは運ぶの手伝うから〇〇は何歌うかだけ考えとけ

〇:わかった、すまんな

彩:〇〇、大丈夫?

〇:おう。

彩:〇〇なら勝てる。

〇:なぁ彩。

彩:ん?何?

〇:こっちきて?

彩:うん。

彩は〇〇の膝の上に座ると

ギュッ

〇:彩の背中ってあったかいなぁ。好き。

彩:やっぱり、心配?

〇:うん。取られたくないもん。先輩を。

彩:ふふ、可愛いね。

〇:皆で楽しく過ごしたい。
  あの日のようにまた壊したくないから

彩:うん。そうだね

?:ハァ…

林:おぉ!久しぶりだな!徹人!

徹:おぉ!久しぶり!悠太!

林:何しに来たんだ?

徹:あいつらさ。あいつらここに逃げてたんだな。仕方ねえ。また戻すか。

林:やはり釈放だけじゃねえのか。
  終わるまで見とけ。悠太朗の息子出るから。

徹:懐かしい名だな。

10分後

拓:まずは俺達から、スタートだぁ!!

皆:…

拓哉達の演奏がスタートする

〇:やっぱり噛み合ってねえな…(ボソッ)

拓哉達はやはりビートルズの曲を歌っていた

梅:上手くはなったね

賀:けどっていう感じだよね

彩:やっぱり、ダメだね

そして

拓:ありがとうございました!

拓哉達のターンが終わる

〇:…

拓:じゃあ次は…〇〇!お願いします!

〇〇が立ち上がって準備を始めた

しようとしたその時、入れ違いで

拓:勝ったな。

〇:俺のやつ見てから言え。

〇〇はすぐさま準備が終わり

拓:じゃあ次は〇〇!

〇〇は

〇:フーッ、よし

と言って

ステージ上に出た

BGMを流しながらエナドリを飲みながらギターのチューニングをした後BGMを止めて

〇:どうも。西野〇〇です。えぇ、保護者の皆さんはお忙しい中来てくださりありがとうございます。まぁ、楽しんでください。

皆:ふふふ

と言って〇〇は弾き語りを始めた

〇:すばらしい日々だぁ 力あふれぇ
  すべてを捨ててぇ僕は生きてるぅ

徹:まるで、あの頃の悠太朗だ。

そしてトーク

〇:えぇ、これなんですけども。自販で買った
  エナドリです。美味いです。
  えぇ、ここからは少し休憩を。
  他の方の曲を弾こうかなと。

皆:👏👏

〇〇はある紙の束を出す

〇:これはですね、生徒会がアンケートをとったやつです。

そう、この乃木坂高校では毎年、誰に何をしてほしいかというアンケートをしているのだ。

〇:その中で、今年のダントツが俺でして。
  その内容が、『乃木坂を弾いてほしい』とか
  『民生さんが聞きたい』とかなんですよ。

麻:さすが、あんたの弟だね

七:私の弟はすごいからな!

〇:じゃあ、弾きます

〇〇が弾いたのは

〇:決心のきっかけはぁ理屈ではなくてぇ
  いつだってこの胸の衝動から始まるぅ

七:『きっかけ』や!

そして

〇:ありがとうございました!!

〇〇のターンが終わる

拓:あざっしたぁ!!ではこれから集計に入ります!皆さん、紙にどちらが良かったか、書いて投票してください!

〇:ふぅ…

数分後

拓:集計が終わりました!結果は…こちら!

集計の結果

拓哉達  40%

〇〇   60%

皆:うぉぉおおっっ!!〇〇!

拓:くそッ!!負けたか…まぁ、仕方ないか…
  俺らは大人しくまた戻るよ…って

拓哉達はポケットから銃を取り出し、銃口を〇〇に向けて

皆:きゃぁあああっっっ!!

拓:なるわけねえだろ?

〇:そりゃ、偽物か?

遼:本物に決まってんだろうが、バカが

〇:なら、銃刀法違反だな。

徹:お前らぁ…

林:やめろ。〇〇くんがやってくれるから。

拓:どうする?あいつらを渡すか。お前が死ぬか

〇:そんな渡すわけねえだろ?

拓:じゃあ、死んでもらおうか?

カチャッ

拓哉達が引金を引いて撃とうとしたその時

バッ

明かりが突如消えた

〇:今のうちに!

〇〇は暗い中で焦っている拓哉達を蹴ったり殴ったりした

バッ

皆:うぉおおおっ!!

拓:てめえ…何しやがった…

〇:ちょっとした罰だよ。
  後、一つだけ言っておくぞ!!
  お前らに大切な先輩なんぞ渡さねえからな!

拓:あいつら、こんな良い奴に巡り会えたんだ。

〇:今回もまた…

〇〇は警察の方を見た

〇:…世話になれ

徹:行くぞ。

拓哉達は連行された。

〇:あっ!そうだ!せっかくなら、ノギでなんかやります?

皆:おおおおっっ!!ノギ!ノギ!

海:チッ…やるか

塁:だね

英:いやぁ、〇〇は上手いな

仲拓:やるか

メンバー達がステージに上がり、曲を披露し始めた

そして曲を披露し終えた後、メンバーは一直線に並び

海:えぇ、本日は皆様にお知らせがございます。
  えぇ、今年の9月をもちまして
  全員集合を終了いたします。
  ありがとうございました

メンバーは礼をした

彩:嘘…でしょ?

純:まじかよ。

梅:これから何を楽しみに土曜日頑張れば良いの?

賀:だって今は7月?

久:後2ヶ月…早すぎるよ

七:でも〇〇達が決めたことや!応援したろ!

〇〇達は何も話せなかった

皆:うわぁああん!!

生徒の中には涙を流すものもいた

そして1日目が終わり、生徒会で企画されたものもやった。

そして

司会:本日は以上です!また明日会いましょう!

〇:…

〇〇達は何も話さず教室に戻った

白:えぇ、みんな集まったな!
  じゃあ、1日目お疲れ様!
  って言っても、みんなは見てただけか…
  〇〇はあの状況でよくやったよ
  そして最後にはあの発表が…

〇:…

白:でも、俺は応援するから。
  だって無理矢理じゃないでしょ?
  メンバー皆で決めたことなんだから!

純:それ…もそうだな!皆で最後まで笑おうぜ!

皆:おぉ!!

皆:じゃあ、今日はこれまで!気をつけて帰るんだよ!

皆は素早く教室から出た

〇:…

1人残して

白:〇〇。誰もお前を責めちゃいないんだ。

〇:…俺達はここで終わるのが一番良い判断だったんですかね?

白:良いじゃないか。だってドリフもここで終わったろ?だったら良いじゃねえか。

〇:そうか…

白:今日はゆっくり寝て明日また来い!

〇:そうだ、明日俺歌うのか

白:忘れてるのか?そんなんじゃあダメだぞ!

〇:うっし!明日もやるぞ!

白:よし!その意気だ!

〇:さようなら!

白:おう!

〇〇はもう一度やる気を起こして帰った

帰る時、学校のほうを見ながら

〇:明日は暴れてやるぜ!

次回、2日目!!

to be contnued…

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